椎名
橘と柊と楠
TRAINING宮本さん(57)と椎名(21)。メモ。
ある日突然生活能力0の椎名が宮本さんのもとにやってきて、一緒に過ごすことになった。
宮本さんは未婚。昔好きな人がいたけどその人とは絶対に結ばれない間柄だったので美しい思い出だけで生きてる。実はそのかつての想い人の息子が椎名なのであった。 3
雨月ゆづり
PROGRESS三つ編みを切られたマヨイの話。ニキマヨ。
椎名の実家アパートで同棲している設定。
この後の展開に悩んでいるので、出来ているところまであげておきます。
マヨイが可哀想なままで終わっているので、幸せなニキマヨを読みたい方は、完結までお待ちください。
(最後はちゃんと幸せにします)
マヨちゃんの三つ編みが切られた話 もしも彼が髪を切ることがあるとすれば、それは当然、彼自身の意思によるものだと思っていた。
「ただいま戻りましたぁ」
玄関の方からマヨイの声がする。時刻は夕方と呼べる頃だったが、空はほとんど夜の闇に沈んでおり、ほんのわずか、夕焼けの気配を残していた。
「おかえりマヨちゃ――その髪は……?」
いつも通り玄関まで出迎えに行くと、そこにいるのは帰って来たばかりのマヨイだった。間違いなくマヨイだったが、それはニキが想像していた姿とはすいぶんと違った様子のマヨイだった。
今まで無理やり帽子と、襟の高いコートで隠していたらしい葡萄色の髪の毛は、帽子とコートを脱ぐと、ばさりと肩あたりで広がった。左右の長さがバラバラで、お洒落を狙って意図的にやったアシンメトリーな髪型とは全く違う。不格好なザンバラ髪だった。
3979「ただいま戻りましたぁ」
玄関の方からマヨイの声がする。時刻は夕方と呼べる頃だったが、空はほとんど夜の闇に沈んでおり、ほんのわずか、夕焼けの気配を残していた。
「おかえりマヨちゃ――その髪は……?」
いつも通り玄関まで出迎えに行くと、そこにいるのは帰って来たばかりのマヨイだった。間違いなくマヨイだったが、それはニキが想像していた姿とはすいぶんと違った様子のマヨイだった。
今まで無理やり帽子と、襟の高いコートで隠していたらしい葡萄色の髪の毛は、帽子とコートを脱ぐと、ばさりと肩あたりで広がった。左右の長さがバラバラで、お洒落を狙って意図的にやったアシンメトリーな髪型とは全く違う。不格好なザンバラ髪だった。
雪風(ゆきかぜ)。
DONEhttps://twitter.com/Takashi_Shiina/status/1509515108153978881?s=20&t=81kMF0Ki4YpxdvPiYlXMGA↑コミカライズの椎名先生が描いた劇中の1シーン
可愛かったので…影響された。
やよこ
TRAININGいきなりの殺りん。2色塗りくらいにしようと思ったのに、単行本並べて描いてたらいつのまにかカラーにしている不思議…椎名先生の絵柄に寄せたかったけどこれが限界…|||orz年の差で異種族(しかも狗神属性)で、出会ったときは青年と幼女…たまらん。この設定に噴火してしまうのは手塚治虫大先生に刷り込みをされた気がしてならない(どろろ、ブラックジャック) 2
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DONED4 有馬と燐童 イライラしにくいコンビで穏やかにお話。※椎名林檎様の「浴室」、RADWIMPS様の「五月の蠅」の歌詞を含みます。
気持ち悪くならない程度に歌詞を調べてみてほしい……
浴室と蠅―阿久根燐童、お前を逮捕する。
―融通の利く駒ができた。
―お前は邪魔なんだ。
待て、いままでお前たちの思い通りに動いてきただろう、こんな仕打ちを受ける道理なんて……!
「!……ここは、あぁ。」
繰り返し見る最悪の夢、ある種のフラッシュバックから解放されると視界は灰色に埋め尽くされる。
見慣れない打ちっぱなしの壁に、場の状況を掴めず一瞬混乱したが、思い出した。
長い間テナントが入っていないようで自然に朽ちるのを待っているかのような廃ビル。
満月なのだろうか、窓から差し込む月明りで、室内はぼんやりと照らされている。
追手を避けながら見つけた、新しい拠点。ベッドなどあるはずもなく今にも崩れ落ちそうな応接用ソファで燐童は体を横たえていた。
1546―融通の利く駒ができた。
―お前は邪魔なんだ。
待て、いままでお前たちの思い通りに動いてきただろう、こんな仕打ちを受ける道理なんて……!
「!……ここは、あぁ。」
繰り返し見る最悪の夢、ある種のフラッシュバックから解放されると視界は灰色に埋め尽くされる。
見慣れない打ちっぱなしの壁に、場の状況を掴めず一瞬混乱したが、思い出した。
長い間テナントが入っていないようで自然に朽ちるのを待っているかのような廃ビル。
満月なのだろうか、窓から差し込む月明りで、室内はぼんやりと照らされている。
追手を避けながら見つけた、新しい拠点。ベッドなどあるはずもなく今にも崩れ落ちそうな応接用ソファで燐童は体を横たえていた。
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DONEお察しの通り椎名林檎が好きですワンドロ お題:コーヒー「焔、何か飲むか?」
バーの1階、隅のカウンターに腰掛ける焔に声を掛ける。
「ん、あぁ、じゃあコーヒーで」
だろうなと思った。以前きみが飲んでいるのを見たから。
「お前がそういうこと言うなんて珍しいな」
「いいだろう、たまには。」
そういう気分のときだってある。以前寶に教わったように、ドリッパーにフィルターを広げて、挽いてあった豆を入れる。熱湯を少しずつ注ぐ。香りがふわっと2人きりの空間に広がった。
「砂糖は?」
「いらねえ」
「ミルクは?」
「うーん、いらねえ」
2人分のブラックコーヒーが入り、焔のすぐ隣ではなく、ひとつ席を開けた隣に座った。
澄んだ黒色のコーヒーは、覗き込む僕の顔さえ映す。特に会話もなく、ただコーヒーの匂いと2人がいるだけ。人間界に来てからというもの、紅茶を気に入っているため、コーヒーの香りはまだ慣れない。焔はよくコーヒーを飲んでいるが、この香りが好きなのだろうか。
1007バーの1階、隅のカウンターに腰掛ける焔に声を掛ける。
「ん、あぁ、じゃあコーヒーで」
だろうなと思った。以前きみが飲んでいるのを見たから。
「お前がそういうこと言うなんて珍しいな」
「いいだろう、たまには。」
そういう気分のときだってある。以前寶に教わったように、ドリッパーにフィルターを広げて、挽いてあった豆を入れる。熱湯を少しずつ注ぐ。香りがふわっと2人きりの空間に広がった。
「砂糖は?」
「いらねえ」
「ミルクは?」
「うーん、いらねえ」
2人分のブラックコーヒーが入り、焔のすぐ隣ではなく、ひとつ席を開けた隣に座った。
澄んだ黒色のコーヒーは、覗き込む僕の顔さえ映す。特に会話もなく、ただコーヒーの匂いと2人がいるだけ。人間界に来てからというもの、紅茶を気に入っているため、コーヒーの香りはまだ慣れない。焔はよくコーヒーを飲んでいるが、この香りが好きなのだろうか。