母の日
taokdmm2017
MAIKING時短ネームマンガ誓悠「母の日」
まだ途中、現在15コマまで
・まともに描いてたら永遠に終わらないネタを、時短ネーム絵で描く試みです
・コマによって絵の質がバラバラです
・描けるとこまでがんばります、終わるか分かりません 14
きめらぶーす。
DONEこちらは2016年に頒布したテトテッドカレンダー企画用に描いた重音家です。担当月が5月だったので子供の日と母の日と気持ちみどり要素盛り込んでます。
テトテッドコラボカレンダー
https://zanxnen.booth.pm/items/213493
hisayuki_c
DOODLEお世話になっている女性にプレゼント。母の日的な。ギデオン様とミラセラさんも描く予定ですが、イーサンとミラセラさんも良いなって思って。二人とも「気持ちは花も恥じらう乙女だぞ」って小突かれて欲しい。満更でもない顔の賢者。85_yako_p
DONE牙崎漣生誕祭2018。2017年の母の日に書いた母の日の話です。蜂蜜色の夢拝啓 お母様へ
街に華やかな広告が増えたように思う。鮮やかな赤。呼応するように花屋の店先には真っ赤なカーネーションが並んでいる。広告塔がせっつくようにまくし立ててくる。『母の日の準備はお済みですか?』
「母の日ぃ?」
アイツのどうでもよさそうな疑問符。その疑問は俺に向けられたものではない。アイツは俺に何も聞かない。
質問を向けられた円城寺さんは少し困ったように答える。いつも通りのやりとりだ。
「ああ、漣は知らないのか。えっと……母の日って言ってな。まぁ、母親に日頃の感謝を伝える日だな」
一番よくあるのは赤いカーネーションをあげることかな。あとは晩ご飯を作ってあげたり、家事を手伝ってあげたり。カーネーション以外の贈り物をする人もいるだろうな。過去にそうしたことがあるのだろう、記憶を辿るように円城寺さんが口にする。アイツはそれをつまらなそうに聞いている。自分で聞いたくせに。
7011街に華やかな広告が増えたように思う。鮮やかな赤。呼応するように花屋の店先には真っ赤なカーネーションが並んでいる。広告塔がせっつくようにまくし立ててくる。『母の日の準備はお済みですか?』
「母の日ぃ?」
アイツのどうでもよさそうな疑問符。その疑問は俺に向けられたものではない。アイツは俺に何も聞かない。
質問を向けられた円城寺さんは少し困ったように答える。いつも通りのやりとりだ。
「ああ、漣は知らないのか。えっと……母の日って言ってな。まぁ、母親に日頃の感謝を伝える日だな」
一番よくあるのは赤いカーネーションをあげることかな。あとは晩ご飯を作ってあげたり、家事を手伝ってあげたり。カーネーション以外の贈り物をする人もいるだろうな。過去にそうしたことがあるのだろう、記憶を辿るように円城寺さんが口にする。アイツはそれをつまらなそうに聞いている。自分で聞いたくせに。
田中ゼット
PROGRESS【183】きちんと図面引かなかったので苦労してるの。ずっと描いてるけど全然終わらないよ15日までに仕上げたかったのに☆お陰でメイドの日や母の日が圧してる~オルガマリーもカウントダウンでいっぱい描きたいよよいロクです。
DONE母の日なので、拙作オメガバ五夏本の後日談を書きました。既刊「愚か者の信心」のネタバレ含みますので、お読みいただくご予定がございましたらご注意くださいませ。五夏に子がいます。
全5P 5
ao_verB
DOODLE母の日の衝撃があんまりだったので……n番煎じだけどもらったお花押し花とかにして大事にしそうお花はたんぽぽみたいになったけど何も考えてないので雰囲気で
書き終わってから明らかなポカに気付いてトリミングしたんだけど貧乏性なので2枚目は全体
チェズにはこう、肩とかカフスの辺りがふわっとした優雅なシャツをゆったり着てほしい 2
yomo_IV
DOODLE母の日シードル◆◆◆弾けた火種が頬を掠めた。
あたたかな橙色に包まれたカーネーションが、角から黒くすすけていく。手元からもうもうと立ちのぼる煙は、焦げた紙と油絵具の混ざった、お世辞にもいい香りとは言えない臭いをしている。
紙面をなめるように這い上がってきた炎の手が、ボクの指にも伸びてきたことに気がついて、土の上にそっと手放した。
燃え殻がのたうつように地面の上で踊っている。それをはやし立てるように炎が揺れる。少し、風が出てきた。痛いほどに冷たい風だった。風に連れられて、炎がボクの足元に伸びてくる。誘われるまま触ろうとして、やめた。持ってきた水をかぶせて、黒くしおれた花の残骸をひと所に集めて、廃棄場所へ連れていく。
今年も去年よりも精巧に描くことができたと思う。それでも、いつまで経ってもママが描いた絵には追いつけずにいる。あの美しい横顔が見ていたものは、ボクが見ている世界と同じものなのだろうか。それを知る術はもうどこにもない。
冷たい水に手を濡らす。かじかんだ指先を風にさらして、ボクは遠くに佇む山を見た。雪化粧をした姿は、あの日とよく似ていた。 479