海洋
すなこ
DOODLEいぬとも🐶🐟異形人外パロ異形迦陵頻伽🐶と哺乳類海洋生物系人魚🐟
🐟は「友魚」
🐶は鳥だけど変えられないので「犬王」
異類婚姻譚。
設定はてきとーです。
*2024.1.26
同人誌掲載分(上巻)アップ。
順番前後する話を下げました。
間が埋まったら並べて再アップします。 48
diable_poulpe
MOURNINGタコを飼う忍者※100%事実無根の捏造(ただし、一部演出は実際の配信を参考にしています)
※暗くないけど怪我とかしぬとか割と不穏です しんではいません
※描写にリアリティが無いですが、海洋恐怖症の方にもあんまやさしくないです
※雰囲気でおたのしみください 28
yu.
DONE💧🔸タル鍾 小説短編 『夜標』鯨とタルタリヤさんと鍾離先生の話。飲食店は架空。
※海洋恐怖症の方は注意
夜標 遠く、頭の奥から響くような声がする。
くぐもって、辺りに反響しながら広がっていくその音は、まだ幼かった頃目の当たりにした、明確な死の気配、果てのない暗闇を見た記憶を引っ張り上げた。光をも吸い込んで飲み込むような、一度入ったら出られない洞窟のような。
記憶の中から意識を手繰り寄せ、両の瞼を開けると、ちらちらと動く光が視界に飛び込んできた。木漏れ日のように揺らぐ、白く透明な光に数回目を瞬かせる。身体を包む浮遊感と辺りを包む水で、今自分がいる場所は地上ではなく、水中だと知る。そう気づいて、すぐに水面を目指そうと手足をかいて動かしたが、不思議と呼吸は苦しくなかった。疑問は泡になって、水面へと浮いていった。
3608くぐもって、辺りに反響しながら広がっていくその音は、まだ幼かった頃目の当たりにした、明確な死の気配、果てのない暗闇を見た記憶を引っ張り上げた。光をも吸い込んで飲み込むような、一度入ったら出られない洞窟のような。
記憶の中から意識を手繰り寄せ、両の瞼を開けると、ちらちらと動く光が視界に飛び込んできた。木漏れ日のように揺らぐ、白く透明な光に数回目を瞬かせる。身体を包む浮遊感と辺りを包む水で、今自分がいる場所は地上ではなく、水中だと知る。そう気づいて、すぐに水面を目指そうと手足をかいて動かしたが、不思議と呼吸は苦しくなかった。疑問は泡になって、水面へと浮いていった。