獣人族：靜の話(千紫万紅の乱) 完成版　文明が発達していない――と言われる獣人族だが、そんな種族の集落にも学び舎はある。学び舎、あるいは託児所、要するに幼い子どもたちを集めて面倒を見る場所だ。その学び舎の窓から、尻尾の毛をなびかせて縁が飛び出す。その縁を追って、少し年上らしい黒髪の少年も同じく窓から飛び出した。
「こら、縁様！　今日は手習いだって前から言ってただろうが！」
「字なんて書いててもつまんねぇよ！　オレもにぃちゃんと一緒に行くー！」
　簡素な家々の合間を抜ける小路を、縁が軽々と駆けていく。黒髪の少年――靜もまた縁を追い、少しずつ距離を詰めていった。その様子を振り返ってぎょっとした縁が速度を上げ、靜が伸ばした手は空を掻く。小さくなる縁の背中を見て、靜は歯を食い縛った。

【肯隆/春丽all】错误告白示范案例指南（未完）“第二颗纽扣有什么意义？”

金发二年生推开活动室大门时里头果真如刚才遇见的部员所说，包子头的少女一个人坐在长桌前，看样子正在整理资料。闻言，春丽抬头，扫了一眼来人之后又把眼神放回面前厚厚一叠的信息表上，同时答道：“我也不清楚呢，是日本人的什么习俗吗？”

“就是说不知道才来问你啊！我是美国人啊我怎么会知道日本人的习俗。”

“那你也还记得我是中国人这件事吧？”少女叹了口气放下手中的铅笔，转过椅子面朝着来人。肯进来之后很不见外地抓了一把椅子倒坐在上头，下巴垫着椅背，脸上的表情像是吃下了一颗比比怪味豆却发现它不是包装上任何一种熟悉的口味于是拼命咀嚼想吃出它本该有的那个名字一样，接着低声自言自语道：“……话说回来，我们这个学校也太奇怪了一点吧，明明是普通的日本高中，结果异国学生看起来比本土的还要多。”