【Lucashu】《海潮》(完)他們初見面時是在天邊堆積著烏黑雲層的岸邊。

那時他才剛跟家人大吵一架，賭氣拎著一串鑰匙就往家門外衝，漫無目的地開車來到城鎮外的某處海岸，翻滾的浪花打在長滿苔蘚的巨岩上，一下一下地沖掉剛爬上岩石的不知名小動物。

在豪雨如瀑布降下的前一刻，他瞧見岸邊站著一個黑髮少年，那孩子凝視著翻騰不止的海潮，不知道在想什麼。

Luca想也沒想就翻過鐵柵欄，不顧衣角被劃破，抓住那孩子的手。

「要、要不要來看看我家的小狗？」

少年嚇得一愣，他看著眼前可能比自己大上幾歲的金髮青年，雖然明知不可以隨便上陌生人的車，但還是默默地點了點頭。

把人帶上車之後，Luca才突然冒出「我現在是拐了未成年嗎」的疑慮，但他也沒多想，畢竟救人要緊。這孩子自稱是山腰上那棟豪華宅邸的孩子，整齊的衣裝和進退得體的談吐，讓Luca沒有懷疑過少年的身分。

【Luxiem｜Shuca】《魔女的貓咪飼養準則》 01他們是一群貪得無厭的怪物，是一群渴求著神明垂憐的可悲生物。
她們是善惡不分的妖物，是沒有節制地向惡魔索求著血肉的披著人皮的妖怪。
他們——

他站在搭建在山丘的平台上，手拎著黃白交錯的玫瑰花束垂在腿側，腳邊散落的幾片花瓣，被剛起風的風流吹向佇立在山坡上的那一塊塊墓碑。

下一次的瓦爾普吉斯之夜，將他們一網打盡吧。

凝視這些墓碑快兩個小時的他，在這個想法剛冒出苗頭的同時轉身往山下走去，而原本拿在手中的花束被放在其中一塊墓碑前，在萬里無雲的天空下被吹散了幾片花瓣。


+


《魔女的貓咪飼養準則》


第一條：建立一個能讓貓咪安心的環境。


+


「再這樣下去，你會死的。」

聽見這話的Luca抬頭，只見不知何時闖進他家的Lucy面無表情地站在床邊，看著因為痛苦蜷縮在棉被裡的他。

那珂ちゃんと不穏なおじさんDM（仮）…の導入部「離脱状況は」

　敵軽空母の懐に酸素魚雷を炸裂させながら神通は言った。そのわずかな隙を見咎めるように、研ぎ澄まされた無数の殺気が殺到する。もはや精度は問題にならないほどの物量で襲い掛かる砲弾の回避は、神通をもってしても容易ではなかった。弾幕を中ほどまで抜けたところで右腕のカタパルトがひしゃげ、腰部の魚雷発射管の天板がえぐり取られる。後退する神通は即座に魚雷発射管を二基ともパージすると、すぐさま誘爆が起こった。爆風を利用しどうにか距離を取ることに成功する。破片が頬に赤い筋をつけた。
「竹、桃、共に後方三！　三海里です！」
「あなたたちも全速で離脱なさい」
「でも、それじゃ神通さんがっ！」
「離脱せよ、と言っているの」

路地裏の猫「猫…いた…ちょっと見てくる」

そう告げてすぐ、視界の端に映った猫を追いかける。「あんま遠くに行くなよォー」背後の仲間の声に上げた左手をヒラヒラと揺り、前を歩く猫と共に路地へと消える。ゆらりくらりと自分のペースでとことこ歩く猫を追う足は軽い。追われて逃げているというよりも、時折振り向く両眼はこっちだ着いてこいと言っているようで。

(触らせてくれるかな…)

猫の尻尾を見ながら考え事をしていると、ふ、と立ち止まった。気を抜いた瞬間、予想外の方向へ猛ダッシュ。予想外というのは今までの歩いて来た道、股の下を潜り抜け数m先の更に細い道へと曲がって行った。

「…残念」

綺麗な猫だった。汚れも穢れもない白い猫。顔は少しふてぶてしかったが、瞳の色は例えるならば晴れ渡った空の色。皆のところに戻ろう、元来た道を重い足取りで歩き始める。

タマゴサラダ「なぁ…このサラダなんかわかんねぇ食感あんだけど…ガリッつった」

「はぁ？卵とマカロニしか入ってねぇよ」

「卵…那由汰お前…っ！また殻入ったんじゃねぇの？！」

「こまけぇこというなよ…食えりゃ一緒だろうがよ」

「こまかくねぇだろ…んで俺ばっか殻に当たんだよ…っまた！」

「そんな文句言うなら珂波汰が作りゃいーじゃん。別に俺が作る必要ねーだろ」

「はぁ？」

「珂波汰じゃもっとひでぇことになるって。殻丸ごと入れたりしそー…流石にそれされたら食う気わかねぇけど」

「言ったな？今度の休み…俺が作っから、那由汰は手出しすんじゃねぇぞ」

「まじ？え、俺じょーだんで…」

「上手くできたら…そーだな、俺の言うこと一個なんでも聞くってのは？」