神楽麗
kakurenboooooo
MOURNINGアルテ+ハイジョ×ポケモンのパロディの妄想。その3。
幼い頃の神楽麗さんと都築圭さんのその後。
まだ続くよ。
アルテとハイジョのポケモンパロ③1〜2年旅をして(アルテPだけど、1〜2年旅出来るかの算段はない)、神楽家の別荘の一宅を麗さんが所有する運びになって(資産整理)ーーその別荘が本編(本編?)の木々のさざめきが聞こえる人里離れた森深くのお屋敷である。
一度見てみようと、二人で屋敷に訪れると、そこにはグランドピアノとかも置いてあるし、敷地は広くて少し行けば湖もあって、人里離れてるとはいえ街に出られない事もなくてってなんとなく住み着いてしまいって経緯。
それでも二人の生活は楽しかった。
家事はほぼ麗さんがやるし、街への買い物とかも麗さんがやるけど、自然とポケモンたちが棲みつき、共生し、人里離れてるから好きな時に音楽が出来るしって生活は苦にならなかった。
3981一度見てみようと、二人で屋敷に訪れると、そこにはグランドピアノとかも置いてあるし、敷地は広くて少し行けば湖もあって、人里離れてるとはいえ街に出られない事もなくてってなんとなく住み着いてしまいって経緯。
それでも二人の生活は楽しかった。
家事はほぼ麗さんがやるし、街への買い物とかも麗さんがやるけど、自然とポケモンたちが棲みつき、共生し、人里離れてるから好きな時に音楽が出来るしって生活は苦にならなかった。
kakurenboooooo
MOURNINGアルテ+ハイジョ×ポケモンのパロディの妄想。その2。
幼い頃の神楽麗さんと都築圭さんの出会いについて。
アルテとハイジョのポケモンパロ②20年以上前に遡る。
音楽家一家の内孫である麗さんと、両親が離婚して母方に着いてきた都築さんが出会ってからのお話。
とある音楽家の屋敷、窓を開け放った一室から聞こえてくる🎻の音色に誘われ、歳の割に上背があるのをいい事に、都築圭は音色の主に窓の外から声をかける。
「っ!そのバイオリン、きみがひいていたのかい?」
息を荒げながら声をかけてきた美少年(当時)に、🎻に集中していた麗さんは大げさにのけ反る。
「これがなまがっきの音色なんだね。葉がしげるような、風がふきぬけるような、きみの音にぴったりだね」
母子家庭で貧しかった為、楽器に触れる機会はいつもテレビやラジオ。
初めて見たと、室内の🎹や🎻にはしゃぐ都築さんに、麗さんの警戒心も人見知りも不思議と緩んで。
2409音楽家一家の内孫である麗さんと、両親が離婚して母方に着いてきた都築さんが出会ってからのお話。
とある音楽家の屋敷、窓を開け放った一室から聞こえてくる🎻の音色に誘われ、歳の割に上背があるのをいい事に、都築圭は音色の主に窓の外から声をかける。
「っ!そのバイオリン、きみがひいていたのかい?」
息を荒げながら声をかけてきた美少年(当時)に、🎻に集中していた麗さんは大げさにのけ反る。
「これがなまがっきの音色なんだね。葉がしげるような、風がふきぬけるような、きみの音にぴったりだね」
母子家庭で貧しかった為、楽器に触れる機会はいつもテレビやラジオ。
初めて見たと、室内の🎹や🎻にはしゃぐ都築さんに、麗さんの警戒心も人見知りも不思議と緩んで。
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MOURNING2015に書いた、神楽麗と冬美旬に絡んでほしかった当時の欲の話(呼称も妄想だし、キャラ解釈も当時のもの)担当同士には絡んでほしいよね ひらひらと舞う花弁、白く曇った窓を伝う雫。
山際に落ちていく日、水面に浮かぶ月影。
――柔らかく揺れる旋律は、ゆっくりと瞼に情景を生み出していく。
母に背負われ、あやされているような心地よさに誘われて、神楽麗は事務所の扉を開いた。
*
315プロの事務所の奥には、レッスン室が併設されている。音の鳴る方へと歩を進めると、そこまで辿り着いた。
ひょいと顔を覗かせると、音色の主と目が合って、演奏がピタリと止む。
「――あ……Altessimoの……」
High×Jokerの冬美旬。
演奏の主が彼だということに、麗は妙に納得をした。
耳に残った旋律は、実直でスコアに堅実な音。だのにピアノの鍵は、一つ一つの音符に灯りを点しながら小節を歩んでいくようで。
5934山際に落ちていく日、水面に浮かぶ月影。
――柔らかく揺れる旋律は、ゆっくりと瞼に情景を生み出していく。
母に背負われ、あやされているような心地よさに誘われて、神楽麗は事務所の扉を開いた。
*
315プロの事務所の奥には、レッスン室が併設されている。音の鳴る方へと歩を進めると、そこまで辿り着いた。
ひょいと顔を覗かせると、音色の主と目が合って、演奏がピタリと止む。
「――あ……Altessimoの……」
High×Jokerの冬美旬。
演奏の主が彼だということに、麗は妙に納得をした。
耳に残った旋律は、実直でスコアに堅実な音。だのにピアノの鍵は、一つ一つの音符に灯りを点しながら小節を歩んでいくようで。
しとらべ
DONE副題:九十九一希と神楽麗が担当と推しにいる理由についての考察アポローンの娘たちよ秋といえば。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。そろそろオフに登山の計画でも立てようか。キノコに紅葉と、秋の山は沢山の自然の恵みでいっぱいである。
そう思って、鞄から手帳を取り出そうとしたところ、腕をイヤホンのコードに引っ掛けた。
途端に耳に流れ込む、音、それから話し声。
がたんごとん、がたんごとん。
「…あのおばさん、事あるごとに口挟んでくるからもう……」
がたんごとん、がたんごとん。
「ねぇお母さん、どの駅で降りるのー?」
「二駅さーき。それより靴をぬーがーなーいーの」
がたんごとん、がたんごとん。
「何、先輩からメールきたの」
「そうそう、ホルンの」
「あー強いとこに行った」
「うんー。あたしもこっちの高校来ないかってさー」
6312そう思って、鞄から手帳を取り出そうとしたところ、腕をイヤホンのコードに引っ掛けた。
途端に耳に流れ込む、音、それから話し声。
がたんごとん、がたんごとん。
「…あのおばさん、事あるごとに口挟んでくるからもう……」
がたんごとん、がたんごとん。
「ねぇお母さん、どの駅で降りるのー?」
「二駅さーき。それより靴をぬーがーなーいーの」
がたんごとん、がたんごとん。
「何、先輩からメールきたの」
「そうそう、ホルンの」
「あー強いとこに行った」
「うんー。あたしもこっちの高校来ないかってさー」