Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    第1話

    tuna_kan

    DONEあせけん第1話が大好きすぎて河原のシーンから麻子さんの部屋までのくだりを漫画だと100年かかりそうなので文章にしました。やはりね河原で相当盛り上がってジリジリしないと部屋に上がるまで行かないと思うんですよ。このためだけに浅草橋まで河原を見に行きましたとも。アホやな。
    六月蜜月 ようやく息が落ち着いてきた。情事の後、香太郎のそばでまどろんでいるこの時間が麻子は好きだった。麻子はうつ伏せの半身を起こすと香太郎の顔を覗き込んで聞いた。
    「今日、何の日か覚えてる?」
     小首をかしげる仕草に目を細めると香太郎は麻子を引き寄せそのまま身体ごと自分の胸の上に乗せた。お互い汗でしっとりしている。交わった後の麻子のにおいや密着する胸の感触にニヤつきながら香太郎が答えた。
    「麻子さんと初めてした日」
    「正解です」
    「ご褒美は?」
     ちゅっと音を立てて軽いキスをする。香太郎が両手でペタリと麻子の尻の丸みを抱え込んだ。
    「麻子さんのお尻はひんやりしてて気持ちいいなあ」
    「えっち」
     子どもを作ろうと避妊をやめて以降、睦あう回数が増えて、出会った頃のようにちょっとしたきっかけで求めあってしまう。薄いラテックス一枚を外しただけでここまで悦びが増すとは思いもせず、新婚旅行には行かなかったが、自宅でとろとろと溶けあって滴るような蜜月をすごす事に二人とも満足していた。
    6258

    plenluno

    PROGRESSブラッドリー・ベイン船長が見たかっただけの海賊モチーフイベスト風ストーリー第1話です
    イベスト同様10話完結になる予定
    ブラネロの人間ですがキャラ同士の関係性はなるべく本編と同じくらいを目指します

    あらすじ
    西の国と北の国の国境付近の海域で漁船が次々と消息を絶っているという報告を受け、賢者の魔法使いたちは調査に赴く。西の国のある漁村で彼らが耳にしたのは魔の海域・通称〈聖域〉のうわさだった―――。
    海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカ 
     金銀財宝、宝石、誰かの命。2人一緒に大海原を駆けずり回って、奪って奪って奪いつくした。相手が命を懸けてでも守りたいものを、こちらも命を懸けて奪う。魂と魂がぶつかり合い、心地よい高揚感に包まれる。なぁ、×××。俺はてめえと一緒ならどこまででも行ける。だから―――、

    1話
     「こんにちは、賢者様。なにやら悩ましげなお顔をなさっていますね」
    食堂で依頼書とにらめっこしている賢者に声をかけたのはシャイロックだ。
    「実は、西の国と北の国の国境付近の海域で漁船の連続行方不明事件が発生しているそうで…」
    「そりゃ大変そうだな」
    ネロがお疲れ、賢者さんと声をかけて紅茶の入ったティーカップとブリティッシュスコーンの乗った皿を賢者の前に置いた。
    1119

    pandatunamogu

    DONE「銭湯のお話描きたいねん」と言うののちゃんのひと言で私がガツガツ書き始めた銭湯の番台の天使新ちくんと、自宅の風呂がリコール対象になって一ヶ月自宅の風呂が使えなくなったハム安降の銭湯ラブコメの第1話。
    ゼロイチの湯-第1話-ゼロイチの湯
     運命の出会い、というやつが
     まさか自分にももたらされるだなんて
     いったい誰が予測できたことだろう


           1.番台の天使

    「え……。今日から一ヶ月、ですか」
    「申し訳ないです、降谷さん。ちょっとうちのマンションのバスルームを手掛けたメーカーさんの商品にリコールが出ちゃいましてね。そのリコール対象がドンピシャでうちのマンションが使用しているシステムバスなんですよ。どうやらそのリコール対象がバスタブらしくてですね、それを丸々取っ替えるのに一ヶ月はバスタブ使えないんです。幸いうちの近所には最近話題の銭湯がありましてね。なんて言うんです? リノベーション? と言うんでしたか? もう百年は続いてる歴史ある銭湯なんですが、昨年有名な建築デザイナーにリノベーションを依頼したらしくて、めちゃめちゃ綺麗でオシャレに生まれ変わったんですよ。私も詳しくは知らないんですが、その銭湯、今すごく人気があるみたいで、連日沢山のお客さんが入っているのだとか」
    6271