革命
POI9664279
DONE噛み癖をしつけるつもりがあまりにもいい顔するので目的を忘れるハイと、方向性がおかしくなっていることに勘ずいてるカケ。このあとの展開がどう考えてもやりたくてしょうがないハイとお願いだから目的を思い出してほしいカケとでしか思いつかない。ちなみに絶対歯を立てないルール。パス 仏革命はじまり年 2POI9664279
TRAINING下から読みます!思いつきでノートにしたためてるから!首から人を支配するエキスを注入する妖怪に脳をやられているというのがよくわかります!なので大したことないというかよくわからないかもです。でも、隙を見て続き描きそう!
怖い!令和に何が起きてるの!?
↓
その後、線まで入れました。体動かす休憩とかとりつつ2時間。やっぱり人体のところでひっかかりますね。あともう一枚はやります パス 第一次産業革命何世 2
okikun2gou
DOODLE【女体化】1枚目の感じなのでなんでも美味しい人はどうぞ。パロディ元ネタのアイ…スもブランド色々です。🔑は大文字
①あらふねとほかりのオフショ
②ライブ革命(タイトル略)の絵
③18歳組まちプリ歌ってくれ
④🐇ファーの絵 5
海琴🦥
DOODLE昨年描いたアラアンのイラスト小話。時期も国もよく分からんです、笑
描いたのがお花見シーズンで、現パロ(日本)をイメージして桜を背景に描いたのは覚えていますが、ぼんやりとしか覚えていないので、〝革命前〟〝桜〟くらいの設定で書きました、笑笑
両片想いの二人のお話です。 1908
I__B_gno
DOODLEいちゃついたレムラキが見たかったので書いたレムラキ ノマエン革命後 ざっくり書いただけなので後で手を入れるかも観察結果を発表します レムナンが目を開けると、自分が起床した瞬間に見るものとしては珍しい表情がそこにあった。相手はまだ寝ているようで、体をこちらに向け、長い睫毛は伏せられたまま、すうすうと寝息を立てている。ブラインドの隙間から入る光の角度を見るに、おそらく朝というにはやや遅い時刻、だろう。グリーゼの人工太陽はいつでも同じように周期を重ねている。
昨日は何があったのだったか、とレムナンはまだ半分寝ている頭で記憶をたどる。どうも最近進めている研究が佳境らしく、きっと作業の手を止められなかった、のだろう。いつもは自分よりもかなり早く床についているのに、昨日は自分が寝室に赴くタイミングでやっと部屋から出てきて。うつらうつらと眼をこすりながらシャワー室に向かい、半分目を閉じた状態で寝室に入ってきて、まだ湯の温かさの残る体でベッドマットと毛布の隙間、自分のすぐ横に滑り込んで、完全に瞼を下ろした。「おやすみ」ぐらいは交したが、あの様子だとそれも覚えているだろうか。普段の生活リズムを守らないとパフォーマンスが落ちる、とは本人がよく言っているが、定刻になっても起きないのを見るとそれも納得できる話だった。きっと全裸で寝なかっただけマシなのだろう。こちらも、何もまとっていない状態の恋人の隣で寝るのは流石に気を使う。もっとも、疲れているところにあれこれするような趣味は自分にはない。ので、短い言葉のやりとりの後、そのまま自分も寝入って、今に至る。
4332昨日は何があったのだったか、とレムナンはまだ半分寝ている頭で記憶をたどる。どうも最近進めている研究が佳境らしく、きっと作業の手を止められなかった、のだろう。いつもは自分よりもかなり早く床についているのに、昨日は自分が寝室に赴くタイミングでやっと部屋から出てきて。うつらうつらと眼をこすりながらシャワー室に向かい、半分目を閉じた状態で寝室に入ってきて、まだ湯の温かさの残る体でベッドマットと毛布の隙間、自分のすぐ横に滑り込んで、完全に瞼を下ろした。「おやすみ」ぐらいは交したが、あの様子だとそれも覚えているだろうか。普段の生活リズムを守らないとパフォーマンスが落ちる、とは本人がよく言っているが、定刻になっても起きないのを見るとそれも納得できる話だった。きっと全裸で寝なかっただけマシなのだろう。こちらも、何もまとっていない状態の恋人の隣で寝るのは流石に気を使う。もっとも、疲れているところにあれこれするような趣味は自分にはない。ので、短い言葉のやりとりの後、そのまま自分も寝入って、今に至る。
ヨイ■□
MENU『革命家の幕間』前編B5/p110
頒布価格¥1200
映画本編の幕間を強めの妄想で埋めようというコンセプトの漫画です
全編通してブロマンスですが描いてる者はshipper(普段はラビを描いてます)ですので抵抗あるなあという方はお控えください
通販は↓よりどうぞ
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abicocco
DOODLE※ノーマルEND軸交際中レムラキ革命後旅行中の二人が地球のテーマパークに行く話。
かわいい男 国家運営の要となるマザーコンピュータの調整及び宇宙連合による承認が完了し、実務を担当する各役職の後任を選定し、引き継ぎ内容を記したマニュアルの監修を行い——ようやっと、僕は政の表舞台から降りることを許された。新しい体制が軌道に乗るまでそれなりに時間はかかるだろうなとは思っていたし、決して旧政府派に寝返らない僕の代わりとなる人間だって、そう簡単には見つからないと予想はしていた。結局のところその考えは当たっていて、僕達が新政府におけるキーパーソンという立ち位置から解放され、ただのラキオとレムナンに戻ったのは、革命記念日となったあの日から五年も後のことだった。これでも過去に他国で人間中心社会から擬知体中心社会へと移行した際の混沌具合に比べれば、グリーゼの変革は比較的スムーズに行われた方らしい。
8253abicocco
PAST※ノーマルEND軸革命中&革命後レムラキ。催涙ガスで涙が止まらなくなった日の話。
事後の描写が含まれます。
稀泣き 隊員を引き連れて支部へと出掛けていたラキオさんが戻ってきたとの報せを受け、僕が入り口まで迎えに行くと、その時点でかの人の頬は随分と濡れていた。照明が直接あたっているところなんかは水の通り道がはっきり視認できるほどだったので僕は困惑した。髪や服は濡れていないから、天候や放水が原因でないことは分かる。そんな遠回しな推察をせずとも、一目見れば誰にでも分かるくらい、その人の頬がしとどに濡れている理由は明らかだった。
「ら、ラキオさん? 何があったんですか……」
僕の前に立つその人の二つの目からは現在進行形で次々と新しい滴が生まれてはこぼれ落ちている。眼球の外へと溢れ出た透明な体液は頬の上を滑り、顎先をつたってシャツの襟や地面に小さなシミを作っていった。その一粒一粒はごく限られた量なのだけれど、とめどなく湧き出ているせいで、美しく整った顔はすっかり濡れそぼっていた。
3262「ら、ラキオさん? 何があったんですか……」
僕の前に立つその人の二つの目からは現在進行形で次々と新しい滴が生まれてはこぼれ落ちている。眼球の外へと溢れ出た透明な体液は頬の上を滑り、顎先をつたってシャツの襟や地面に小さなシミを作っていった。その一粒一粒はごく限られた量なのだけれど、とめどなく湧き出ているせいで、美しく整った顔はすっかり濡れそぼっていた。
abicocco
PAST※ノーマルEND軸革命後交際中レムラキ革命一周年記念グッズ案と裸体像の話。
アニバーサリーギフト グリーゼ中枢部の中でも最も重要な機構が集中しているメイン船。その中の二階に位置する第一会議室では現在、とある打ち合わせが行われていた。長机三つをくっつけて作られたスペースには所狭しと物が並べられている。そのラインナップは様々で、指先でつまめるサイズのピンバッジから350ミリリットル用のマグカップ、はては一尺ほどの嵩がありそうな存在感あるフィギュアまで、ありとあらゆる雑貨が綺麗に陳列されていた。そこにあるものは一見何の関連性もないように思える品々であったが、それらはどれもがふたりの人物をイメージし作られたという点で共通していた。
「いかがでしょう? おふたりの率直なご意見を聞かせていただきたいです!」
3861「いかがでしょう? おふたりの率直なご意見を聞かせていただきたいです!」
abicocco
PAST※ノーマルEND軸革命後交際中レムラキレムと同じ名前の擬知体と一週間共に暮らすことになった話。ネームドモブが名前だけ登場します。
君の名を呼ぶ「レムナン」
何してるの、とラキオが続きを声に出す前にピピッという電子音とそれに焦ったような男の声とが室内に響いた。
「識別名・レムナン——登録完了シマシタ。今後、御用の際はレムナンと呼び掛けてクダサイ」
「あぁ~……」
なにやら困り声をあげているレムナンの後ろからラキオが作業部屋の中を覗き込むと、電子音の正体は見慣れない擬知体であった。そのフォルムや先程耳にした音声からして、それが新品ではなく誰かに所持されていたもしくは現在進行形で所持されている数世代前の旧式モデルであることは明白だ。
「どうしたんだいそれ。ジャンク品?」
「職場の倉庫を整理したら出てきて……。ラウドさんがまだ使えるなら欲しいって言うからメンテナンスの為に一度持ち帰ってきたんです」
4857何してるの、とラキオが続きを声に出す前にピピッという電子音とそれに焦ったような男の声とが室内に響いた。
「識別名・レムナン——登録完了シマシタ。今後、御用の際はレムナンと呼び掛けてクダサイ」
「あぁ~……」
なにやら困り声をあげているレムナンの後ろからラキオが作業部屋の中を覗き込むと、電子音の正体は見慣れない擬知体であった。そのフォルムや先程耳にした音声からして、それが新品ではなく誰かに所持されていたもしくは現在進行形で所持されている数世代前の旧式モデルであることは明白だ。
「どうしたんだいそれ。ジャンク品?」
「職場の倉庫を整理したら出てきて……。ラウドさんがまだ使えるなら欲しいって言うからメンテナンスの為に一度持ち帰ってきたんです」
abicocco
PAST※ノーマルEND軸革命中レムラキレムがリーダーになった理由とその原動力についての話
突き動かすもの 第二級白質市民であるラキオが裏で反政府運動に関わっていることが政府関係者の知るところとなった。
レムナンがそのことを聞かされたのは月曜日の朝のことだった。一週間の始まりの日。いつもの時間に起床していつもの席で朝食を摂っていたレムナンの前に、身支度をすっかり整えた隙一つないいつも通りのいでたちのラキオがやってきて、平坦な声で言った。
「政府から呼び出しを受けたから、今日からしばらく留守にするよ」
当人があまりにもなんでもないことのように、それこそ寄り道するから帰りが遅くなることを報告する時と同じようなトーンで言うものだから、レムナンははじめ事態の深刻さに気付くことができなかった。あぁ、はい。分かりました……なんて平々凡々とした返事を寄越そうと開いた口が何の音も発さぬまま中途半端な形で固まると、その隙間からはくりと空気だけを吐き出した。ワンテンポ遅れてラキオが告げた内容の重大さに気付いたレムナンは、大きく見開いた両の眼で傍らに立つその人を仰ぎ見た。
7285レムナンがそのことを聞かされたのは月曜日の朝のことだった。一週間の始まりの日。いつもの時間に起床していつもの席で朝食を摂っていたレムナンの前に、身支度をすっかり整えた隙一つないいつも通りのいでたちのラキオがやってきて、平坦な声で言った。
「政府から呼び出しを受けたから、今日からしばらく留守にするよ」
当人があまりにもなんでもないことのように、それこそ寄り道するから帰りが遅くなることを報告する時と同じようなトーンで言うものだから、レムナンははじめ事態の深刻さに気付くことができなかった。あぁ、はい。分かりました……なんて平々凡々とした返事を寄越そうと開いた口が何の音も発さぬまま中途半端な形で固まると、その隙間からはくりと空気だけを吐き出した。ワンテンポ遅れてラキオが告げた内容の重大さに気付いたレムナンは、大きく見開いた両の眼で傍らに立つその人を仰ぎ見た。
abicocco
PAST※ノーマルEND軸革命後レムラキ+巻き込まれ沙明『勝手にヤってろ』(https://poipiku.com/4491035/9845060.html)の後日談。沙明アドバイスに基づいて、自分優位の性行為に挑戦したラキオが撃沈するR18話。前半はラキオが積極的ですが、後半は若干レムナンが言葉攻め臭くなっています。あとレムナンと沙明の折り合いが悪いです。
Pass:18↑? 11365
asamifujikawa
INFOボツリヌス毒素産業動向、成長、分析レポート予測-2024-2036年強力な神経毒であるボツリヌス毒素は、美容と医療に革命をもたらし、さまざまな症状を緩和します。しかし、その世界的かつ日本特有の使用法は、国民や市場関係者の間で懸念を引き起こしています。
ここでは、完全な情報を得ることができます: https://s.yam.com/Tc4XA
せり@グノ専
DONE水そLOOP6開催ありがとうございました!水そイベント展示↓のオマケです。
https://poipiku.com/8785235/9795992.html
⚠️オリ主、レム主♀
ノーマルエンド後、宇宙多様性のあるグリーゼ国内と革命の幻想とオリ主設定にご興味のある方向け※モブ視点につき注意
内緒話「今のままでいい……? レムナン、君それ本気で言ってるの?」
呆れた、と続けるラキオさんは椅子の背もたれに乱暴にもたれかかった。
「そ……そう、ですよ。僕は、スズさんに嫌われたく、ありませんから」
スズさんはあんなに社交的だけれど、根本的には「男性である」時点で相手を警戒している。……そのことはこうして友人として仲良くなる前から知っていた。
目に見える態度に出して「男であるなら敵だ」、なんて彼女は言わない。けれど仲良くしているように見えていても、実際のところは分からない。
――苦手な人間に特別な好意を寄せられることが、どんなに恐ろしいことか。
知っていて彼女に気持ちを求めることはできなかった。
それに、こうして『友人』として彼女が抱えているある程度の事情を知っているだけでも、充分他の人間と比べて許されている……そう思うことができたから。
3950呆れた、と続けるラキオさんは椅子の背もたれに乱暴にもたれかかった。
「そ……そう、ですよ。僕は、スズさんに嫌われたく、ありませんから」
スズさんはあんなに社交的だけれど、根本的には「男性である」時点で相手を警戒している。……そのことはこうして友人として仲良くなる前から知っていた。
目に見える態度に出して「男であるなら敵だ」、なんて彼女は言わない。けれど仲良くしているように見えていても、実際のところは分からない。
――苦手な人間に特別な好意を寄せられることが、どんなに恐ろしいことか。
知っていて彼女に気持ちを求めることはできなかった。
それに、こうして『友人』として彼女が抱えているある程度の事情を知っているだけでも、充分他の人間と比べて許されている……そう思うことができたから。
みちゃんちゃん
TRAINING他校と狩屋多めしばらくファイアとスパークやってたけど久々にgoニメ見返したらやっぱ他校いいな〜^^ってなった。結論みんな好き
イメソン厨みたいなこと言って申し訳ないんだけど、めっちゃgoの革命に対する気持ちとリンクするな〜って曲。良い曲なので是非聞いてみてください。2サビが好き。諦めて何が残る?って抗うことをやめた皆に聞きたいね
もう1曲は天馬と1年生の関係性みたいな曲!ズッ友!って曲 24
せり@グノ専
DONE水そLOOP6開催ありがとうございます!⚠️オリ主、レム主♀漫画短編④です。
以下小説のオマケ漫画です!
https://poipiku.com/8785235/9430389.html
〜革命前夜、ふたりが離れる前日〜
短編⑤前編はこちらから
https://poipiku.com/8785235/9658995.html 12
せり@グノ専
DONE水そLOOP6開催ありがとうございます!⚠️オリ主、レム主♀小説展示です。
ノーマルエンド後、宇宙多様性のあるグリーゼ国内と革命の幻想とオリ主設定にご興味のある方向け※モブ視点につき注意
オリジナル主人公(女)の設定を含みます。
主人公:スズ(すずな)
出身惑星タラ、男装主人公になります。
帽子と大きな上着がトレードマークです。
※ノーマルエンド後、グリーゼへと渡っている世界線
グリーゼメカニクル:権限クラスA業務日誌 グリーゼ革命軍。言ってしまえば反政府地下組織。そのテロリスト達のアジトは隠れた場所に――では、なく。平凡な会社を偽装してグリーゼの市街地に建設されていた。
会社は宇宙船のメカニックを集め、船のシステムや外装の修理全般を請け負っている。時には宇宙船に乗り込み出張を……と、長くなる説明は割愛したい。
組織は真っ当な表の会社の運営によって必要な費用を貯めている最中。
そんな会社の所謂、中間管理職。自分の役職はそれだった。上へ下へと板挟みだ。
管理職にもなると気になることは山ほどある。――特に最近は組織内でも異質なほどに控えめに見える「リーダー」と、外注先の彼について。
しがない中間管理職の気になる事項をここに、書き残しておきたい。
42994会社は宇宙船のメカニックを集め、船のシステムや外装の修理全般を請け負っている。時には宇宙船に乗り込み出張を……と、長くなる説明は割愛したい。
組織は真っ当な表の会社の運営によって必要な費用を貯めている最中。
そんな会社の所謂、中間管理職。自分の役職はそれだった。上へ下へと板挟みだ。
管理職にもなると気になることは山ほどある。――特に最近は組織内でも異質なほどに控えめに見える「リーダー」と、外注先の彼について。
しがない中間管理職の気になる事項をここに、書き残しておきたい。
あいぐさ
TRAINING革命軍時代、フィがファの元を去る日の話。多分フィガファウ最後の日 もういいかなと思った。
あと十分もすればファウストが部屋に呼びにくる。少し前までは自分から顔を出していたけれど、今はもうそんな気力は無くなった。ファウストが気を遣って呼びに来てくれることだけが小さな安心だった。側から見れば少しだけ惨めに見える気がする。
けれど、昨日ファウストは来なかった。事前に彼から聞いていたけれど、いざ朝を迎えて、他の者が控えめに扉を叩いて。その瞬間、心の糸がプツンと切れてしまった。だから、適当な理由をつけて部屋から出なかった。
今日一日、フィガロがいなくても問題は起こらない。きっと、これからもそうだろう。
自分は革命軍に必要ない。当たり前だが、己のようなお客さんがいなくても困ることはないのだ。もともと分かっていた、そして昨日でちゃんと証明された。
1341あと十分もすればファウストが部屋に呼びにくる。少し前までは自分から顔を出していたけれど、今はもうそんな気力は無くなった。ファウストが気を遣って呼びに来てくれることだけが小さな安心だった。側から見れば少しだけ惨めに見える気がする。
けれど、昨日ファウストは来なかった。事前に彼から聞いていたけれど、いざ朝を迎えて、他の者が控えめに扉を叩いて。その瞬間、心の糸がプツンと切れてしまった。だから、適当な理由をつけて部屋から出なかった。
今日一日、フィガロがいなくても問題は起こらない。きっと、これからもそうだろう。
自分は革命軍に必要ない。当たり前だが、己のようなお客さんがいなくても困ることはないのだ。もともと分かっていた、そして昨日でちゃんと証明された。
abicocco
PAST※ノーマルEND軸革命後のレムラキ『Be together as one』(https://poipiku.com/4491035/9741037.html)とゆるーく繋がってる後日談的な話
No problem but it's so... 週に一度、気分が乗ったときには週に二度。夜時間のうち一時間ほど、ラキオはレムナンの横でコントローラーを握る。元はシャワー上がりに火照る身体を冷ます間、暇つぶしにとレムナンがプレイするゲーム画面を見ているだけだったはずが、ラキオが興味を持ったと勘違いをしたレムナンに「少しだけやってみますか」とそそのかされ、いつの間にか協力プレイの頭数にまで入れられていた。
しげみちやジョナスほどではないにしろ、そこそこのゲームフリークと呼べるレムナンは、ひとりで黙々とやり込むことが好きなのかと思い込んでいたが、誰かと一緒に遊ぶことも嫌いではないらしい。はじめて持たされた数世代前のコントローラーに対し「何これ。重たいしスティックの可動域も狭いし、操作性最悪じゃないか」などと早速文句をつけているラキオを前にしても、レムナンはそれを咎めるでもなくどこか嬉し気に遊び方を教えていた。
5329しげみちやジョナスほどではないにしろ、そこそこのゲームフリークと呼べるレムナンは、ひとりで黙々とやり込むことが好きなのかと思い込んでいたが、誰かと一緒に遊ぶことも嫌いではないらしい。はじめて持たされた数世代前のコントローラーに対し「何これ。重たいしスティックの可動域も狭いし、操作性最悪じゃないか」などと早速文句をつけているラキオを前にしても、レムナンはそれを咎めるでもなくどこか嬉し気に遊び方を教えていた。
abicocco
PAST※ノーマルEND軸革命後のレムラキ※名の無いモブが喋る
「ずっと一緒にいましょう」を口にするレムナンと、言うまでもなく当然一緒にいるものだと思い込んでいたラキオの話
Be together as one 資源が尽き未来がないとされていたとある惑星から、最新鋭の技術を駆使し作り上げた宇宙船で脱出した知識人の集まり——グリーゼ船団国家。新興国として独立して以来長年続いてきた旧支配体制が打ち捨てられた新制グリーゼでは、近頃、とあるサービスが流行り始めていた。
「リーダー聞いてくださいよ。俺、今度、弟に会いに行くんすよ」
「え。弟さん、いたんですね……?」
「はは。俺も最近知ったばっかで」
どういうことかと不思議そうな顔をする革命軍の元上司を相手に、元隊員の彼は少し照れ臭そうに笑った。
「最近流行ってるんすよ。血縁上の家族と引き合わせてくれるマッチングサービス。俺達は生まれた瞬間から国から厳重に管理されてきたから、親の顔もろくに知らないのが普通で。まぁ……でも、その管理体制が崩れたとなったら、やっぱり気になるじゃないっすか。自分と繋がりのある身内って奴が」
3730「リーダー聞いてくださいよ。俺、今度、弟に会いに行くんすよ」
「え。弟さん、いたんですね……?」
「はは。俺も最近知ったばっかで」
どういうことかと不思議そうな顔をする革命軍の元上司を相手に、元隊員の彼は少し照れ臭そうに笑った。
「最近流行ってるんすよ。血縁上の家族と引き合わせてくれるマッチングサービス。俺達は生まれた瞬間から国から厳重に管理されてきたから、親の顔もろくに知らないのが普通で。まぁ……でも、その管理体制が崩れたとなったら、やっぱり気になるじゃないっすか。自分と繋がりのある身内って奴が」
abicocco
PAST※ノーマルEND軸革命前のレムラキ友好関係が築かれつつあるふたり
大停電の夜のこと 元は何の変哲もない夜だった。第四と五の区画を繋ぐ船間連結部の定期メンテナンスを概ね予定時刻通りに終わらせたレムナンは、使い込んでほどよくくたびれてきた革製の仕事鞄を肩に掛け、帰路についた。帰る先はカナン579メインドーム、シングル用深宇宙探査船に続き、彼にとって第三の家となって久しいグリーゼの管理下にある居住船の一角だ。レムナンは玄関からまっすぐ続くリビングのドアをくぐると同時に、既に学校から帰ってきているであろう同居人に向かって「ただいま」と帰宅の合図を出した。しかしながら、その人物の定位置であるソファの上に彼の期待していた姿は見当たらなかった。
「あれ? ……あぁ、シャワー室か」
オーバル型のローテーブルの上に置き去りにされたアームカバーを見て、レムナンはラキオの居場所にすぐに思い当たった。いつもより随分早いシャワータイムだななどと考えながら、少し目を細めて壁際の時計で今の時刻を確認する。たしか今日は校内で代替未来エネルギーについてのディベート大会があると昨晩話していたから、きっと侃侃諤諤の議論で蓄積した疲労や雑念を湯で洗い流しているのだろう。
7788「あれ? ……あぁ、シャワー室か」
オーバル型のローテーブルの上に置き去りにされたアームカバーを見て、レムナンはラキオの居場所にすぐに思い当たった。いつもより随分早いシャワータイムだななどと考えながら、少し目を細めて壁際の時計で今の時刻を確認する。たしか今日は校内で代替未来エネルギーについてのディベート大会があると昨晩話していたから、きっと侃侃諤諤の議論で蓄積した疲労や雑念を湯で洗い流しているのだろう。
ななな
DONE2023.12.17DRフェス、炎愛革命にて無料配布していたエーサボコピー本の小話です。
エーサボですが、CP要素はほぼないです。
あとがきも含めてよければ読んでいただけたらとても嬉しいです。 6
I__B_gno
MOURNING某12/14の対談でわかったアレソレを昇華したかっただけのレラ未満の何か。1.8時間ぐらいでバーッと書いたのでおかしいとこころもあるかも。革命中・いろいろ捏造。
不可解 例えば、そうだ。普段は僕の隣で所在なげにしているのに、いざ誰かが敵意を向けると剣呑な空気を惜しまないところ。その相手が去れば、途端に安心した顔で僕を見てくるところ。虫も殺せないような顔をしている割に、僕が止めない限り相手を攻撃し続けるようなところ。
今回の作戦で、無事に僕を守って拠点まで戻ってきたレムナンを見て、僕はそんな納得ともつかないような感情を抱いた。主要ポートでの通信が政府に盗聴される可能性があるからといって、直接対面するのが一番セキュリティリスクの低い方法だ、なんて、まるで時代が逆行したかのようだ。わざわざ出向いてまで行った会合の成果は上々だったのが幸いだ。まだこの組織は小さい。だからこそ、着実な成果を積んでいかなくてはならない。さすがに僕でも、肩から強張りが解けていくのがわかる。しかし、目の前の男はそれよりも気が抜けているように見えた。
3462今回の作戦で、無事に僕を守って拠点まで戻ってきたレムナンを見て、僕はそんな納得ともつかないような感情を抱いた。主要ポートでの通信が政府に盗聴される可能性があるからといって、直接対面するのが一番セキュリティリスクの低い方法だ、なんて、まるで時代が逆行したかのようだ。わざわざ出向いてまで行った会合の成果は上々だったのが幸いだ。まだこの組織は小さい。だからこそ、着実な成果を積んでいかなくてはならない。さすがに僕でも、肩から強張りが解けていくのがわかる。しかし、目の前の男はそれよりも気が抜けているように見えた。
sinca
INFO12/17 炎愛革命 発行🔥🎩
新刊『ConFuoco』(再録本)
A5/168p/1500円/R18/えさぼ
(2023/12/17 炎愛革命 発行)
オフ本6冊+折本1冊+描き下ろし6p収録
通販:とらのあな様
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031115345 9
abicocco
PAST※ノーマルEND軸革命中のレムラキ※2023/12/14公開の🎃×ゲーム開発スタッフさんの対談動画のネタを含みます。
飛んでかないように 国内トップのエスカレーター式教育機関の高等部。その中でも一握りの成績優秀者にだけ与えられた貴重な社会見学の機会。
そういった名目でラキオとそのほか十数名の生徒がある日教師に連れてこられたのは、テラフォーミング計画で使用されているロケットの発射場だった。管理首輪で抵抗の意思すら奪われた、グリーゼから不要の烙印を押された国民たちがタラップを上り順に乗り込んでいくところを、生徒たちは管理塔の覗き窓から黙って見送る。彼らが着せられた何の装飾もない揃いの白い簡素な服がまるで死に装束のようで不気味だなと、過去文献で知った他星の葬儀の様子を思い出しながら、ラキオもその現実味に欠けた光景をどこか他人事のように眺めていた。今回打ち上げ対象として選定された人間の多くは肉塊市民だが、それ以外の階級の者も少数ながら混じっているらしい。国産の最新ロケット技術の素晴らしさや、各地で進行中のパラテラフォーミング計画の実現性について先程から熱心に概念伝達装置を通じて語りかけてくる職員の解説を適当に聞き流している中で、ラキオは小さく「あ」と声をあげた。覗き窓の向こう、だんだんと短くなっていくロケットまで伸びる列の後方部に見慣れた人物を見つけたからだ。
4327そういった名目でラキオとそのほか十数名の生徒がある日教師に連れてこられたのは、テラフォーミング計画で使用されているロケットの発射場だった。管理首輪で抵抗の意思すら奪われた、グリーゼから不要の烙印を押された国民たちがタラップを上り順に乗り込んでいくところを、生徒たちは管理塔の覗き窓から黙って見送る。彼らが着せられた何の装飾もない揃いの白い簡素な服がまるで死に装束のようで不気味だなと、過去文献で知った他星の葬儀の様子を思い出しながら、ラキオもその現実味に欠けた光景をどこか他人事のように眺めていた。今回打ち上げ対象として選定された人間の多くは肉塊市民だが、それ以外の階級の者も少数ながら混じっているらしい。国産の最新ロケット技術の素晴らしさや、各地で進行中のパラテラフォーミング計画の実現性について先程から熱心に概念伝達装置を通じて語りかけてくる職員の解説を適当に聞き流している中で、ラキオは小さく「あ」と声をあげた。覗き窓の向こう、だんだんと短くなっていくロケットまで伸びる列の後方部に見慣れた人物を見つけたからだ。