風早
tooka_4120
DONEMVの一彩くんはかっこ良かったし、イベストの一彩くんはめっちゃ可愛かったよ…(尊死)※背景まとまらなかったのでシンプルめに変更してみました。もともと手のポーズを強調した構図にしたかったのでいい感じになってるといいな… 4
MILK_StarBright
DONE玲明追憶…。カタコンベで夜更かしする週末♪…なんて楽しい思い出があると良いな♪後の巽先輩の昇天ドライブを想うと、ジェンガ系も「Amen…☆」ってセリフでお茶目に攻めて盛り上げてくれそう~という妄想🥰
Ruxi_es_alka
SPOILERあんスタ!!キャラTRPGログらるむ(KP)……礼瀬マヨイ までらか……風早巽
シナリオ 「君を愁うことしか出来なかったんだ」 作者:朝霧眠兎様
監禁、付き合ってる前提、シナリオ改変等諸々注意です 3
Ruxi_es_alka
SPOILERあんスタ!!キャラTRPGログらるむ(KP)……風早巽 までらか……礼瀬マヨイ
シナリオ 「アムネジアに花束を」 作者:かんら。様
付き合ってる前提、シナリオ改変等注意です 7
Ruxi_es_alka
SPOILERあんスタ!!キャラTRPGログ3らるむ(KP)……風早巽 までらか……礼瀬マヨイ
シナリオ「あなたの生きる場所(飛行機殺人事件)」 作者:razume様
キャラクターの死亡描写や発狂if等、とにかくなんでも許せる方向け 11
はねた
TRAINING追憶オブリガートを読んで、巽さんのアイドルになった理由、巽マヨに結びつけられるな…ておもったので。きみ知るやひかりの国「タッツン先輩はさァ、なんでアイドルになろうと思ったの?」
レッスンの休憩中、藍良がふとそう口にした。
おそらくは時間潰しのようなものだったのだろう、何気なしのその問いに、とくにとりつくろうこともないかと正直なところを口にすれば、藍良は目をみひらいてかたまってしまった。
どうやら驚かせてしまったようだとはなんとはなし察せられるものの、ではいったいどのあたりがといえばどうにも判じかねて巽は小首をかしげる。
そういえばいつだったか、おなじ話をしたときジュンには嘘くさいと評されたのだったなということもぼんやりとおもいだした。
自分はどうにも世のならいに疎く、うまく体裁をとりつくろうことができない。
硬直する藍良を見やりつつ、さてどうしたものかと巽は腕組みをし思案する。
1812レッスンの休憩中、藍良がふとそう口にした。
おそらくは時間潰しのようなものだったのだろう、何気なしのその問いに、とくにとりつくろうこともないかと正直なところを口にすれば、藍良は目をみひらいてかたまってしまった。
どうやら驚かせてしまったようだとはなんとはなし察せられるものの、ではいったいどのあたりがといえばどうにも判じかねて巽は小首をかしげる。
そういえばいつだったか、おなじ話をしたときジュンには嘘くさいと評されたのだったなということもぼんやりとおもいだした。
自分はどうにも世のならいに疎く、うまく体裁をとりつくろうことができない。
硬直する藍良を見やりつつ、さてどうしたものかと巽は腕組みをし思案する。
百合菜
MAIKING遙か4・風千「雲居の空」第3章
風早ED後の話。
豊葦原で平和に暮らす千尋と風早。
姉の一ノ姫の婚姻が近づいており、自分も似たような幸せを求めるが、二ノ姫である以上、それは難しくて……
アシュヴィンとの顔合わせも終わり、ふたりは中つ国へ帰ることに。
道中、ふたりは寄り道をして蛍の光を鑑賞する。
すると、風早が衝撃的な言葉を口にする……。
「雲居の空」第3章~蛍3.
「蛍…… 綺麗だね」
常世の国から帰るころには夏の夜とはいえ、すっかり暗くなっていた。帰り道はずっと言葉を交わさないでいたが、宮殿が近づいたころ、あえて千尋は風早とふたりっきりになることにした。さすがにここまで来れば安全だろう、そう思って。
短い命を輝かせるかのように光を放つ蛍が自分たちの周りを飛び交っている。明かりが灯ったり消えたりするのを見ながら、千尋はアシュヴィンとの会話を風早に話した。
「そんなことを言ったのですか、アシュヴィンは」
半分は穏やかな瞳で受け止めているが、半分は苦笑しているようだ。
苦笑いの理由がわからず、千尋は風早の顔を見つめる。
「『昔』、あなたが嫁いだとき、全然相手にしてもらえず、あなたはアシュヴィンに文句を言ったのですけどね」
1381「蛍…… 綺麗だね」
常世の国から帰るころには夏の夜とはいえ、すっかり暗くなっていた。帰り道はずっと言葉を交わさないでいたが、宮殿が近づいたころ、あえて千尋は風早とふたりっきりになることにした。さすがにここまで来れば安全だろう、そう思って。
短い命を輝かせるかのように光を放つ蛍が自分たちの周りを飛び交っている。明かりが灯ったり消えたりするのを見ながら、千尋はアシュヴィンとの会話を風早に話した。
「そんなことを言ったのですか、アシュヴィンは」
半分は穏やかな瞳で受け止めているが、半分は苦笑しているようだ。
苦笑いの理由がわからず、千尋は風早の顔を見つめる。
「『昔』、あなたが嫁いだとき、全然相手にしてもらえず、あなたはアシュヴィンに文句を言ったのですけどね」
百合菜
TRAININGはるよんナイトに参加したときの作品です。謎時空の風早×千尋。
結婚式前日、千尋は風早が作ったシチューを口にする。それはどんな料理よりも彼女が一番好きなもの。
すると、千尋が「この間、夢を見たの」と言い出すのだが……
「いただきます」
シチューを目の前にして千尋はその言葉を口にする。
ここは橿原の葦原家。
それなりの築年数があるこの家ではかつて那岐を含めた三人で暮らしていたが、大学進学を機に那岐はこの家から出ていってしまい、今住んでいるのは千尋と風早のふたりのみ。
千尋に対し、風早は驚いているとも感心しているとも取れるような表情を見せる。
「あらためて聞きますがせっかくの結婚式前日なのに、シチューでいいのですか? 例えば外食とかいくらでもあるのに」
今日の夕食のメニューであるシチューは風早が作ったもの。
そんな風早に対し、千尋は首を横に振りながら答える。小さな笑みを添えて。
「むしろ風早の作ったシチューだから、今日食べたいの」
1678シチューを目の前にして千尋はその言葉を口にする。
ここは橿原の葦原家。
それなりの築年数があるこの家ではかつて那岐を含めた三人で暮らしていたが、大学進学を機に那岐はこの家から出ていってしまい、今住んでいるのは千尋と風早のふたりのみ。
千尋に対し、風早は驚いているとも感心しているとも取れるような表情を見せる。
「あらためて聞きますがせっかくの結婚式前日なのに、シチューでいいのですか? 例えば外食とかいくらでもあるのに」
今日の夕食のメニューであるシチューは風早が作ったもの。
そんな風早に対し、千尋は首を横に振りながら答える。小さな笑みを添えて。
「むしろ風早の作ったシチューだから、今日食べたいの」
百合菜
TRAININGはるよんナイトに参加させていただいたときの作品です。風早ED(1回目)後をイメージしたSSです。
※暗いです
※千尋→風早要素がありますが、千尋が他の誰かと婚姻します
あれから幾度季節は巡ったのだろう。
桜が咲き乱れ、天に星々の川が駆け巡り、実りの豊かさに感謝し、そして寒さの中で春の訪れを待つ。
目に映る景色は移り変わり、耳に聞こえる鳥たちのさえずりの音色は変化し、肌は温かさが暑さに、そして涼しさ、寒さに変わる。
何度も繰り返された季節の移ろい。そして、それらを教えてくれたのは、風早。
本来は季節とともに変わる表情を見ては些細なことで喜ぶけれど、今の私がそれらから感じ取ることはない。
あの日から、風早が私の目の前を去ったあの日から、私の中の時間は止まったまま。
「立派な王になってください」
今でも耳に残る風早の声。
切なげな響きの中に含まれている優しさ。
それはきっと彼の願いと望みと、そして本音が入り交じった証拠。
901桜が咲き乱れ、天に星々の川が駆け巡り、実りの豊かさに感謝し、そして寒さの中で春の訪れを待つ。
目に映る景色は移り変わり、耳に聞こえる鳥たちのさえずりの音色は変化し、肌は温かさが暑さに、そして涼しさ、寒さに変わる。
何度も繰り返された季節の移ろい。そして、それらを教えてくれたのは、風早。
本来は季節とともに変わる表情を見ては些細なことで喜ぶけれど、今の私がそれらから感じ取ることはない。
あの日から、風早が私の目の前を去ったあの日から、私の中の時間は止まったまま。
「立派な王になってください」
今でも耳に残る風早の声。
切なげな響きの中に含まれている優しさ。
それはきっと彼の願いと望みと、そして本音が入り交じった証拠。
rsalreadydied
MOURNINGアイドルをやっていない十条要と風早巽が普通の「ともだち」になろうとするひと夏の話を書いていたら追憶が来たためこれ以上書く元気があんまりないやつ
かわせみのワルツ「要、お父さん一泊したら東京帰るから。帰りはおばあちゃんに近くまで送ってもらって電車乗り継いで新幹線な。いい?」
「わかってる。もう高校生だし」
「まだ高校生、の間違いだ。過信するなよ」
高速道路を乗り継いで、気がつけば見渡す限りの緑に囲まれていた。水田、向日葵、雑木林、ビニールハウス、畑、水田。忙しなく順繰りに、少しずつすがたをかえる景色の香りを知りたくて車の窓ガラスを開ける。夏の匂いだ。甘くて、香ばしくて、湿っていて、冷たい。ほんのちょっぴり開いた窓ガラスから勢いよく雪崩れ込む夏が、要の頬を強く撫でた。東京とは違って、この辺りはつめたい夏がやってくる場所だ。都会よりもよっぽど大きな空には、視界いっぱいの青が広がっている。
12181「わかってる。もう高校生だし」
「まだ高校生、の間違いだ。過信するなよ」
高速道路を乗り継いで、気がつけば見渡す限りの緑に囲まれていた。水田、向日葵、雑木林、ビニールハウス、畑、水田。忙しなく順繰りに、少しずつすがたをかえる景色の香りを知りたくて車の窓ガラスを開ける。夏の匂いだ。甘くて、香ばしくて、湿っていて、冷たい。ほんのちょっぴり開いた窓ガラスから勢いよく雪崩れ込む夏が、要の頬を強く撫でた。東京とは違って、この辺りはつめたい夏がやってくる場所だ。都会よりもよっぽど大きな空には、視界いっぱいの青が広がっている。