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    please_attakaq

    DOODLE桜と付き合って別れた人たちのちょっとした設定で、名前や容姿の詳細はありません。作中でさらっと触れてる部分の細かい設定って感じです。

    漫画の中の時系列順で並んでます。

    一人目:風鈴の後輩
    二人目:バイト先の先輩
    三人目:社会人
    四人目:バイト先の後輩
    スパコミで出したやまさく本の裏設定なんというか、桜によくある一般的な恋愛をたくさんして欲しい気持ちがあり、成長して街から一歩踏み出したとき今の桜なら色々な人に魅力的に思われるだろうなという確信もあり、色々詰め込んで考えた結果の「こういう人と付き合ってこういう別れ方をするだろうな」集になります。

    別に桜や相手が悪いことをしたとかそういうことじゃなくて、単純に相性やタイミングが悪かったりした末に別れるんだろうなと思ってます。相手が嫌なやつだったとかじゃなく、良い人だったけど上手くいかなかったってやつ。だから付き合ったことを後悔するんじゃなくて、良い思い出として桜の成長の糧になって欲しい。桜の成長を見守り続けたいオタクなので。

    個人的なやまさくの旨みと大好きな部分が、「正反対の性質があって、それが互いに自分の知らないことを気づかせてくれる」ってとこなので、それも盛り込みました。
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    zeppei27

    DONEなんとなく続いている主福のお話で、単品でも読めます。七夕を楽しむ二人と、夏の風物詩たちを詰め込んだお話です。神頼みができない人にも人事を超えた願いがあるのは良いですね。
    >前作:昔の話
    https://poipiku.com/271957/11735878.html
    まとめ
    https://formicam.ciao.jp/novel/ror.html
    星渡 折からの長雨は梅雨を経て、尚も止まぬようであった。蒸し暑さが冷えて一安心、と思ったが、いよいよ寒いと慌てて質屋に冬布団を取り戻そうと人が押しかけたほどである。さては今年は凶作になりはすまいか、と一部が心配したのも無理からぬことだろう。てるてる坊主をいくつも吊るして、さながら大獄後のようだと背筋が凍るような狂歌が高札に掲げられたのは人心の荒廃を憂えずにはいられない。
     しかし夏至を越え、流石に日が伸びた後はいくらか空も笑顔を見せるようになった。夜が必ず明けるように、悩み苦しみというのはいつしか晴れるものだ。人の心はうつろいやすく、お役御免となったてるてる坊主を片付け、軒先に笹飾りを並べるなどする。揺らめく色とりどりの短冊に目を引かれ、福沢諭吉はついこの前までは同じ場所に菖蒲を飾っていたことを思い出した。つくづく時間が経つ早さは増水時の川の流れとは比べるまでもなく早い。寧ろ、歳を重ねるごとに勢いを増しているかのように感じられる。
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