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    ジュン

    MEMO冬鬱なるものがあるとききまして、鬱を飛ばすには何かなと考えたとき、私的には「可愛い」の摂取もしくはテンションが上がる曲を聞くのが良いと思います。わたくし曲は作れないので各々好きなものを聴くのがベストです。
    ということで可愛いよちもりを妄想してみたのが本文の箇条書きメモ。整ってません。
    元気もりもりよちもりもり。沢山食べて元気になろうキャンペーン。鬱と寒さに勝てるのはー?正良〜!🙆💮💯✔💓
    ☆床屋さんで前髪を切られすぎちゃった良守くんって可愛くないですか????

    眠たくてウトウト。
    床屋のおっちゃんに何か言われても適当に「うん…」って相槌打ってて( ˘ω˘ ) スヤァ…

    「よし坊、終わったぞ」

    ぽんっと肩を叩かれて「んあ?」

    ぱっと鏡をみて「んぎゃあああ」

    「なんじゃ、やかましいのう」

    「なんじゃじゃねえ!おい、おっちゃん!なにしてくれてんだ!」

    前髪だけ綺麗にパツンと整えられている
    まるでコケシだ

    「いや、よし坊がこうしてって言ったんだぞ」

    「はぁ?!うそ、言ってねえ!」

    「前髪どうする?パッツンにするか?って聞いたら、うんって言ったろうよ」

    「えぇ…いつもそんな風にしねえの分かってんじゃん」

    「そうじゃったか?もう前髪くらいでめそめそ言わんと、帰りな」
    1976

    おとなし

    DONE「シンドバッド少年の憂鬱」の後日談、子ジャちゃん視点の話です。あと一話の予定でしたが分かれてしまいました。読んでくださっている方がおられましたらごめんなさい。
    この話単体では健全ですが後編は年齢制限が入ります。

    ※倫理的に問題のある描写を含んでいますが該当行為を推奨するものではありません。
    ジャーファル少年の憂鬱 前編 二日ほど寝込んだあいだに、雪はすっかり溶けていた。寒々しくきれいな冬の朝は、呼吸をするだけで病み上がりの肺を洗うようだ。分厚い窓ガラスの結露を手のひらで拭うと、なめらかな藍色に沈んだ寒々しい街並みを、昇りくる朝日がまばゆい白に塗り替えてゆくのが見えた。屋根の上を走る朝焼けが議事堂の尖塔を照らし、そこから落ちた影がまっすぐに商館へ伸びて来ている。次いで商館沿いの大通りを見下ろすと、ボロを着た新聞配達の子どもが尖塔の影をくぐり息を切らせて駆けていくのが視界に入る。遠目から見てもあっちのほうが上背があるけど、たぶん同い年くらい。この時間、あの子はいつも山盛りの新聞を両脇に抱えて南へ走ってゆく。普段通りの光景。私が寝込んでいた間も、街の時間は日々同じように流れていたに違いない。
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