這個位置有人嗎　　「這個位置有人嗎？」
　　高一的鷲尾手裡端著食物，不確定地看著把他邀進人群裡的木葉。木葉塞給他飲料，笑著說當然沒有要他快點坐下，並和他介紹其他同年級的隊友――鷲尾認得其中幾個，是排球出名的國中出身。
　　「木葉想好要打哪個位置了嗎？」
　　「還沒想好。我國中都打過，每個位置都很有吸引力欸！」
　　咀嚼著食物聽他們聊天，但鷲尾卻忍不住將目光停在木葉身上。閃閃發亮、恰到好處地，協調著包含自己在內性格迥異的四個人，真不是容易的事。嗯，很適合成為舉球員吧？
　　察覺自己竟然擅自想像木葉的決定，鷲尾默默在心裡向他道歉。
　　集訓結束時，鷲尾協助經理將剩下的公用行李搬完後，踩上巴士的階梯，看見幾乎所有人都坐下，空位沒剩下幾個。不過他卻迅速鎖定住目標，找到了木葉和旁邊的空位。

都是藉口01
　　「明天我一定要找藉口逃走……不逃走，我不叫木葉秋紀……」
　　昨天夏季跨校合宿訓練正式開始，今年木葉升上二年級後被加入正選球員的名單。
　　小見和猿杙在今天的訓練結束後，收拾完就跑了，而他不過是和雀田多說幾句就被木兔逮住，再加上一年級的赤葦和音駒的黑尾，四人一起留下來進行自主訓練。
　　不過，為什麼後來鷲尾也在？
　　他不懂。
　　明明鷲尾早就跟著人群離開體育館，可是他們剛練沒幾球，就看對方繞回來，說是忘了拿東西。理所當然，鷲尾被木兔一起拉著加入練習陣容，直到現在渾身疲累地一起坐在空蕩的食堂裡吃遲來的晚餐。
　　木葉連咀嚼嘴裡的食物都覺得力氣用盡，要是這些食物能變成液體、用吸的就好了。
　　「雖然這樣說，但木葉還是會乖乖到場吧。」

CoCシナリオ「双眸はみし人弔いて」ログKP：ごめんなさい。
わたしがいけなかったんだ。
お外に出ちゃだめって、お父さんもお母さんも言ったのに。
お兄ちゃんも、わたしがむりやり連れてったから。

KP：体がつめたい。
息がくるしい。
なにも聞こえない。
なにも見えない。

KP：なにも見えないのは、今だけの話じゃないけど。

KP：あ、右手だけなんだかあったかいなあ。
ありがとう、お兄ちゃん。
これならわたし、さみしくないよ。
うん、いっしょにいこうね──…………

KP：CoCシナリオ「双眸はみし人弔いて」開始します。


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KP：幾多の柔らかな日差しが、街路樹の葉を通して揺らめく。前日の雨に洗われた空は、一段と青く澄んで見えることだろう。
世間は連休真っ只中。あなたたちは翌日に開催される「目童村キッズフェスタ」のボランティアに参加するため、目童村に足を運んでいた。ボランティアとは言っても交通費や旅費は全額支給されている。せっかくの連休だしちょっと観光ついでに、という気分で赴いていることだろう。

イドメネオの贖罪　ログKP : あなた達はとあるチケットを持って港へ向かっていた。夏の強い西日が照りつけ、濃いコントラストのついた街の向こうから潮風が吹いてくる。通りを抜けると目前に海が広がった。目的地が近いことがわかるだろう。
『イドメネオの贖罪』今回催される船上美術展のタイトルだ。あなた達はその展覧会に一般抽選枠で参加することになる。
白と金で仕立てられた豪華な船が視界に現れる。船体には「Miss Mary」と記載されている。乗船口では他の乗客と思われる人々が、列になって手荷物検査を受けていた。
あなた達も同じようにそこへ並ぶ。

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