麟
N63937664
DONE玉麟と若♀ーーあなたは子猫みたいですね。なんて言いながら微笑んでマントを広げ、胸へと誘ってきたり、手を取って散策に連れて行ってくれたりしたものだから、彼は私のことも動物の類と同じ存在だと思い込んでいた。
実際抱き寄せてくれた時の温もりは眠たくなるほど暖かいし、気持ちいいし、そのマントの中には鳥やリスもいて。
彼が私に額をよせてきたその仕草も、寒英に額をむけて目を閉じる微笑みと全く同じだったから。
ーーどうせ私は彼にとっては『子猫』なのだから、いいじゃないか。
私は浮世離れしたふわふわとした彼をからかってやろうと決め、高い位置にある彼の顔を見上げた。
「ねえ相遥。いつもみたいに考えてることの当てっこしない?」
「ええ」
彼はよく、私と額をくっつけて考えていることの当てっこをする。最初は顔が近くてドキドキしていたけれど、最近はーー彼にとってこんなこと、獣といつもやってる当たり前のことなのだとがっかりさせられてばかりだった。
額を寄せても、吐息がかかる距離で見つめあっても、彼は穏やかに笑うばかりだから。
今日の彼も無防備に笑みを浮かべ、少し背をかがめて私に額を寄せてくる。 1725
kirche_is_dcst
PAST十○国記パロ千ゲ①麒麟のゲと王様の千の妄想が爆発して書いたやつ
千ゲ一作目
一応元作品知らなくても読めるように書いたつもり
「 …………あ」
月のきれいな夜だった。いつになく大きな、白い光に誘われるように辺りを逍遥して、帰り着いた玄関先で、ふと忘れ物に気づいた。
「あちゃ〜……コーラ買ってくるの忘れちゃった」
明日は久しぶりのオフで。
ゆっくりお風呂で寛いだあとのお楽しみに、買って帰ろうと思っていたのに。
今や売れっ子マジシャンである彼は、にも関わらず、コンビニでお手軽に買える、あのチープなカラメル色の液体が大好きだった。
いつでもどこでも手に入る自由さや、楽しげなイメージが好ましかったのかもしれない。
「う〜ん……まあちょっとそこまでだしね」
玄関で気づいてラッキーだったよね、とひとりごちて、今閉めたばかりのドアをくぐった。
オートロックを確認して、伊達眼鏡をかけ、帽子を目深にかぶる。
2701月のきれいな夜だった。いつになく大きな、白い光に誘われるように辺りを逍遥して、帰り着いた玄関先で、ふと忘れ物に気づいた。
「あちゃ〜……コーラ買ってくるの忘れちゃった」
明日は久しぶりのオフで。
ゆっくりお風呂で寛いだあとのお楽しみに、買って帰ろうと思っていたのに。
今や売れっ子マジシャンである彼は、にも関わらず、コンビニでお手軽に買える、あのチープなカラメル色の液体が大好きだった。
いつでもどこでも手に入る自由さや、楽しげなイメージが好ましかったのかもしれない。
「う〜ん……まあちょっとそこまでだしね」
玄関で気づいてラッキーだったよね、とひとりごちて、今閉めたばかりのドアをくぐった。
オートロックを確認して、伊達眼鏡をかけ、帽子を目深にかぶる。
RED LINE
DOODLE徐 麟張(じょ りんちょう) 全身白い上着 上等
黒いロンT ふつう 動きやすい
チノパン 上等
靴 上等
全体的にかっちりしてるように見えるがかなり動きやすい
白い上着を汚さないように仕事をする
(要するに無駄な接近戦やケンカ等をしない)
入れ墨等は無し
くづき
DOODLEプロットとネームばかりやってると全然絵が描けない〜〜ってことで気晴らしのらくがき。長政さまのポニテが描きたかっただけだ☺️しかしこの時代の女性の着物バランスがとりにくい。もっぱら「麒麟がくる」を参照にしてるんだけど、早く再開しないかなぁ〜
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MEMO20200518麒麟がくるを見てたのに母がLINEでシックスセンス実況し始めてうるさくて、私もシックスセンスを最後まで見てしまった。
カメラが斜めになったシーンが怖かった。ホラーではよくあるやり方なのかな。 2