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    龍神

    粥のぽいぴく

    DONEHA11にて無配で置いていた龍神パロヴィクガスのお話です!

    とーにょさん(X:@kaka_kuma02)
    のイラストを元に話を書かせていただきました!
    元イラストや設定→(https://poipiku.com/7183189/10731194.html)

    折本のページ数に収めようとしたために、説明不足だったり触りしか書けていなかったりしますがよろしければ!もっとがっつり書いてみたかった〜!
    龍心 Ryu-Zing「おお、どうした? 今日はやけにご機嫌だな」
     そう言いながら、周囲を飛び交う立方体に笑顔を向ける若い男が一人。優しげな目元に紅を引き、整った顔立ちで笑うその様子は、見る者全員の心を一瞬にして奪ってしまいそうな不思議な魅力があった。
     体格もよく、誰もが羨むような見目の男——だが、一点だけその男には普通の人間にはないものがあった。
     それは、男の頭頂部から生えた二本の角——龍に生えている角と同じものが、その男には生えていた。そう、この男は人間ではなく、龍神であった。
     男に生えているその角は細めではあるが、綺麗な線を描いて力強く伸びている。だが、右側の角は根本から少し伸びたところで折れてしまっていた。龍神にとって、角は強さ、権威の象徴と言えるものだ。それが、このように折れてしまったとあれば、この龍神の立場が決して良くないことは明らかだった。
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