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    3時

    Arasawa

    DONE七がスキンケアとコンシーラー使用してるので注意

    素敵なフォロワーななせさん(@7sejujutsu5)とお互いに書きたい設定を出しあって制限時間3時間で書けるとこまで書く企画今月もやりました!

    出した設定
    ・コスメ
    ・痛み

    参加者大募集中ですので、もし希望される方みえましたらななせさんか粗沢までお気軽にどうぞ🥰次回開催日は未定です🥰

    2022/04/29
    説教が必要なのは貴女人間というものは、本当に驚いたとき何も声が出ないのだと知った。それを教えてくれたのは七海くん……の、高い鼻にさり気なく塗られていたライトベージュのコンシーラーだ。

    「どうしましたか、人の顔を見るなり絶句して……」
    「な、七海くん化粧してるの?へぇー……」
    「え?……ああ、コンシーラーですか。よく気付きましたね。肌と同じ色を選んだつもりだったのですが」
    「哀れな女を落とすための化粧ですか?」
    「貴女まさか酔ってます?」
    「バリバリ素面ですが?」

    酔い潰れた七海くんを見てみたくて、少人数での飲み会にて飲み比べを挑んで見事返り討ちにされたことがある。ベロンベロンに潰れた私はなんと七海くんの大きなお家にお持ち帰りをされて、そして……何事もなく帰されたのだ。その日の朝状況が飲み込めない私に『肩を貸すなどはしましたが、性的な意味では指一本触れていませんよ』と言った。酔って朧げな記憶の中、何度もキスをせがんでは拒まれたことだけはハッキリと覚えていた。呑兵衛としてのプライドも女のプライドもズタズタに引き裂かれた私は七海くんを見る度に胸がピリピリと痛み、こうして少し圧力高めに絡んでは受け流されているのだ。
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    Arasawa

    DONE素敵なフォロワーななせさん(@7sejujutsu5)とお互いに書きたい設定を出しあって制限時間3時間で書けるとこまで書く企画やってみました!

    出した設定
    ・くじ引き
    ・物欲

    参加者大募集中ですので、もし希望される方みえましたらななせさんか粗沢までお気軽にどうぞ🥰次回開催日は未定です🥰

    2022/03/27
    欲求控え目な良い男※強めの捏造

    高専時代の一個下の後輩、七海くんが呪術界に戻ってきたのは少し前の話だ。七海くんは悟と冥冥さんの推薦を受けて私の任務に同行し、先日その報告書が承認されたことにより晴れて準一級術師となった。七海くんなら準一級くらい余裕でなれるとは思っていたけれど、まさか出戻った直後にここまですんなりなれるとは思っていなかった。これはめでたいということで何か贈ってお祝いしようとしたものの、驚いたことに七海くんの欲しいものが全くわからなかった。

    お酒と自炊が趣味らしいという情報を入手したけれど私はあまりお酒を好んで飲むタイプではないし、恥ずかしながら自炊も生きるための最低限しかしていない。お酒と自炊を好む人って一体何が欲しいんだろう。変に趣味に踏み込んだ贈り物をするのは却って失敗しそうで怖い。例えるならば競馬が好きな人に馬刺しを贈るような、はたまたカフェ巡りが好きな人にインスタントコーヒーを贈るような、ジャンルは似ているけれど決定的に違う(どころかとても失礼な)贈り物をしてしまうような気がするのだ。
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    Arasawa

    DONE素敵なフォロワーななせさんとお互いに書きたい設定を出しあって制限時間3時間で書けるとこまで書く企画やってみました!

    出した設定
    ・一緒にゲームをする
    ・動物

    参加者大募集中ですので、もし希望される方みえましたらななせさんか粗沢までお気軽にどうぞ🥰次回開催日は未定です🥰
    そのまま静かにしていてください硝子の元々うっすら浮かんでいるクマがさらに濃くなり、ポツリと『酒…』と呟いたら限界のサインだ。命に関わる怪我人以外は通常の病院に運び込まれて硝子は七海くんセレクトの美味しい居酒屋へと運び込まれる。今日はたまたま居合わせた私と、居酒屋選任責任者の七海くん、そしてどこからともなく聞きつけてやっきた五条の四人で飲み会だ。ちなみに七海くんを『居酒屋選任責任者』と呼ぶとちょっと怒るので面白い。
    今日は個室のお座敷に案内された。可愛い後輩七海くんのことが大好きな私は七海くんの隣を陣取っていて、私の前に硝子、さらにその横に五条がいる。太くて逞しくて見てるだけで興奮させられるような左腕になーなみくん♡と巻き付いてみれば、太くて逞しくて見てるだけで興奮させられるような右腕で私のおでこを掴んで、なんとも迷惑そうに引き剥がされる。ああもう大好き!
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    すみれ-Drsumire-

    MOURNING深夜過ぎ、3時半にふらふらしながら寝たせいか、久しぶりに悪夢を見た。
    夢日記2021/12/29 最近、河川敷の斜面や裏路地に、真っ黒な不定形の生き物?がいる。河川敷やビルの壁を覆うほど広がり、手も足もなくどこもかしこも闇のように黒く、白眼に黒い瞳があちこちで瞬きしながらギョロギョロと見つめてくる。
     なるほどそういうものもいるのだと思って気味悪がりつつも気に留めていなかったが、ある日、それが皆に見えているわけではないと気がついた。途端にそれは見てはいけないものだという気がしてきた。とても恐ろしくなった。しかし気づいたとて、それらは何処にでもいて、いずれかに必ず目が合うのだ。僕は怯えながら道を歩くようになり、時には耐えきれなくなって逃げるようになった。
     そのうち、自分の他にも見える人間がいると知った。そのうちの一人が、実の父であった。もう10年来それらに悩まされていたと聞いて、驚愕した。僕ですら、父のことを狂人だと思っていた。頬はこけ、眼窩は落ち窪み、常に落ち着かぬ様子で神経を尖らせ、時に奇声を上げて走り回るのだ。合点はいったが、かといってどうしようもないのだった。僕だって、こんなものを10年も見続けたら気が触れてしまうと思う。
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