Sans
もちの粉
MEMO約束/中編サンフリ
ちょこっと大人向け注意
前編はこちら
https://poipiku.com/5413477/8908590.html
約束/中編(フリスク視点)「あのね私」
─サンズともうひとつ、先に進みたい─
意を決してそう伝えようとした矢先、骨の手はフリスクの手から離れていった。
フリスクの心は折られてしまった。
これまでも何度も何度も。
「フリスク、なんか飲むか?」
いつも通りの感情の読めない笑顔がフリスクに向けられる。何事もなかったかのように。
先程フリスクは体を寄せて精一杯の気持ちをこめて手に触れた。フリスクにはサンズの気持ちはさっぱり分からないが、サンズにはフリスクの気持ちが手に取るように分かるはずだ。それなのに、その手は離れていった。
下を向いたまま頷いたフリスクを見て、サンズはキッチンへと入っていく。
サンズは自分を求めてはいない。
いつだって望むのはフリスクで、サンズはそれに答えてくれる。ただ、それだけ。
2486─サンズともうひとつ、先に進みたい─
意を決してそう伝えようとした矢先、骨の手はフリスクの手から離れていった。
フリスクの心は折られてしまった。
これまでも何度も何度も。
「フリスク、なんか飲むか?」
いつも通りの感情の読めない笑顔がフリスクに向けられる。何事もなかったかのように。
先程フリスクは体を寄せて精一杯の気持ちをこめて手に触れた。フリスクにはサンズの気持ちはさっぱり分からないが、サンズにはフリスクの気持ちが手に取るように分かるはずだ。それなのに、その手は離れていった。
下を向いたまま頷いたフリスクを見て、サンズはキッチンへと入っていく。
サンズは自分を求めてはいない。
いつだって望むのはフリスクで、サンズはそれに答えてくれる。ただ、それだけ。
♡_ラウリイ_♡
DOODLE「父! 何 を している の?!」ホラーさん は 彼 の 娘 アームレストとして使用 🤣
「*静か に して、プリンセス。アームレスト が 喋れない.」
ホラーさん は 素晴らしい お父さん わ! www
もちの粉
MEMOサンズは我慢できると思うでもフリスクの気持ちは?
っていうサンフリ前編
約束/前編(サンズ視点)サンズは考えあぐねていた。
フリスクが大人になるまで手は出さないとトリエルと「やくそく」したのだ。
やくそくを交わしたのは、フリスクが成人するまであと2年という時だった。
サンズは付き合うまで何年も待ったのだから、あと2年くらい待つのはなんてことないと、当たり前のように返事をした。
彼にはいつまででも我慢できる自信があった。
しかし1年後
フリスクはそれを強く、強く、望みはじめる─
*
「サンズあそぼ」
玄関を開けると、そこにはフリスクが可愛らしい水色のワンピースを着て立っていた。
サンズの眼窩に浮かぶ光がわずかに縮む。
「…フリスク、今日は用事があるってパピルス達の誘いを断ってなかったか?」
「うん、あるよ用事」
今日、パピルスはアルフィー達と海へ行くと言っていた。フリスクは用事があると言ってその誘いを断った。フリスクが行かないならオイラもやめとくよ、とサンズも誘いを断った。
2313フリスクが大人になるまで手は出さないとトリエルと「やくそく」したのだ。
やくそくを交わしたのは、フリスクが成人するまであと2年という時だった。
サンズは付き合うまで何年も待ったのだから、あと2年くらい待つのはなんてことないと、当たり前のように返事をした。
彼にはいつまででも我慢できる自信があった。
しかし1年後
フリスクはそれを強く、強く、望みはじめる─
*
「サンズあそぼ」
玄関を開けると、そこにはフリスクが可愛らしい水色のワンピースを着て立っていた。
サンズの眼窩に浮かぶ光がわずかに縮む。
「…フリスク、今日は用事があるってパピルス達の誘いを断ってなかったか?」
「うん、あるよ用事」
今日、パピルスはアルフィー達と海へ行くと言っていた。フリスクは用事があると言ってその誘いを断った。フリスクが行かないならオイラもやめとくよ、とサンズも誘いを断った。
もちの粉
DONE「だから、これは恋とかではなくカンチガイなんだ、うん、そうだったんだ。」地上に出る直前にフリスクが自分の気持ちを分析するお話。後半はサンズがでてきます。
「フリスクの嫉妬」編の最後に少し紹介した3回の告白のうち
1回目の告白です。
1回目の告白「…やっぱりそうだ。この気持ちは、吊り橋効果ってやつなんだと思う。きっと」
緑色のソファーの肘掛けを背もたれ代わりにして本を読んでいたフリスクはポツリとつぶやいた。
ここはサンズとパピルスの家。リビングは吹き抜けになっているため天井が高い。大きくて立派な家だ。
本には「吊り橋のような恐怖を伴う場所で異性に出会うと、恐怖によるドキドキを異性に対するドキドキと勘違いしてしまう」
と書いてある。
「あの時、暗い雑木林を1人で歩いて、足音もして、恐怖と不安で心臓がドキドキドキドキしてた。だから、そのドキドキした状態で出会ったサンズを見て脳が恋と勘違いしたんだ…!」
ソファーの上で小さなフリスクはひとつひとつ確かめるようにそう言った。
4394緑色のソファーの肘掛けを背もたれ代わりにして本を読んでいたフリスクはポツリとつぶやいた。
ここはサンズとパピルスの家。リビングは吹き抜けになっているため天井が高い。大きくて立派な家だ。
本には「吊り橋のような恐怖を伴う場所で異性に出会うと、恐怖によるドキドキを異性に対するドキドキと勘違いしてしまう」
と書いてある。
「あの時、暗い雑木林を1人で歩いて、足音もして、恐怖と不安で心臓がドキドキドキドキしてた。だから、そのドキドキした状態で出会ったサンズを見て脳が恋と勘違いしたんだ…!」
ソファーの上で小さなフリスクはひとつひとつ確かめるようにそう言った。
MARIO6400
DONE★擬人化★BeforeAfterなsansby。
sansterは博士が色んな意味で上位だけど、この二人は対等な友達みたいな関係なのが好きだな。
SansとGrillbyは職種も生きてる世界が違って、だからこそお互い気楽に付き合えるみたいな部分があるんじゃないかな。とか。 3
sanster6_3
PAST小説デタミネーションの世界線の博士(あだ名はデスターさん)頭身低めガッチリ、戦争経験あったりなかったり。
いずれにせよsansと恋人ではなく他人同士、息子のように愛情をもっているがわりとすれ違う。圧があり怖い。 11
program_sans
DOODLEProgram and BrokenHome!Sans (BH or Homie), and a glimpse of Program's power: Program [CopyCat].(Red star right eye to tell YOU that it's Program)
Broken Home AU by @ U_MetMe (Twitter)
Program by me 3
program_sans
DOODLEBig Bro Wine and Little Ghost Program.The first 'Sans' Program got attached to since his awakening, and also the one that designed and sew his whole outfit, including his eyepatch.
むくげ
MAIKING見事な書きかけサンフリ。書きたいシーンだけ先に書くから溜まるのです。
被観測者は拒絶するシリーズのどこかに入る話 あとからあとから零れる涙は透明で、それがするすると頬を滑っていく様子を見てサンズはなぜだか「もったいない」と感じた。
何かを考える前に指が涙を掬い、それでも流れ落ちそうになる雫を口づけて舐めとる。
フリスクが驚いたように息をのむ音が聞こえた。
「なっ…んで、なめるの」
珍しく開いた目が戸惑いと涙に揺れている。
何でと聞かれてもな。
「アンタが泣き止まないのが悪いんだろ」
両手でフリスクの頬を挟み、ミトンの手袋で拭いてやる。瞬きの拍子にポロリと落ちた雫がフリスクの唇の右端に滑り、サンズはそこにも丁寧に口づけた。塩辛い味がした。
「お、止まったな?」
「へへ」といつものように笑えば、フリスクは大人しく縮こまったまま顔を赤くしている。
419何かを考える前に指が涙を掬い、それでも流れ落ちそうになる雫を口づけて舐めとる。
フリスクが驚いたように息をのむ音が聞こえた。
「なっ…んで、なめるの」
珍しく開いた目が戸惑いと涙に揺れている。
何でと聞かれてもな。
「アンタが泣き止まないのが悪いんだろ」
両手でフリスクの頬を挟み、ミトンの手袋で拭いてやる。瞬きの拍子にポロリと落ちた雫がフリスクの唇の右端に滑り、サンズはそこにも丁寧に口づけた。塩辛い味がした。
「お、止まったな?」
「へへ」といつものように笑えば、フリスクは大人しく縮こまったまま顔を赤くしている。