アルビレオの離別(4・前半)「ナギ先輩、お疲れ様です」
「……あぁジュン、お疲れ様」
ジュンが艦内ラウンジへと赴くと、凪砂がソファにゆったりと腰をかけ一人で本を読んでいたので声をかけた。
「……日和くんの検査待ちかな」
「はい。でも、どう時間潰すか悩んでるんっすよねぇ。目を使うなって言われると何していいかサッパリで……あ、隣座ってもいいっすか？」
「……いいよ、おいで」
「あざす。じゃあその前にちょっと飲み物取ってきます。ナギ先輩も何か飲みます？」
「……それじゃあ、お願いしようかな。ココアがいいのだけれど……茨に怒られちゃうかな」
「いいっすよ、内緒にしときますんで」
クスクスと笑いあって、ジュンはラウンジに設置されているサーバーに向かう。特にこれと言って飲みたいものが決まっていたわけでもなかったのでココアを二人分いれて凪砂の元に戻る。

纯凪-230706-1涟纯未想半夜三更被自己体内的潮热憋醒，整个人就像水涝一般，懊丧地一拍汗津津的额头，默默地做了一两分钟的挣扎后滑嗒下床不开灯荡到房门外，撞见走廊上散着长发的人影正倚着墙看他，脑子里的温度一下冻了半截。

“…怎么了，纯？”

“啊，阿凪前辈……吵醒你了吗，抱歉。”

乱凪砂不语。涟纯反应了几秒才意识到自己的答非所问：“我、我需要用下洗手间……”话音刚落，裤子里的胀感在他短暂的僵神过后重新袭来，似乎是因先前的感官真空而显得更灼烈，甚而盖过了他对跟前蒙阴的人影有些发毛的视线的尴惧，逼他快步闪上瓷砖地甩门，说不清楚是合时宜还是不合时宜。

空气封闭了。他打开坐器瓷白的盖子，裤腰掉到脚踝上。皮肤感受器接收刺激是件爽快的事，但分泌下来的递质爬上脑枢的一路却拥堵不堪。离开了吗，是不是还在门外，为什么要一直站那……隔音条件这么烂会不会被听到啊——弦外的思绪挤占通道，让他不尽分神，或者说那只是诡辩分神的借口。慌慌张张单手拨了半天，却只见得清的。身内潮热不褪，身外冷汗涔涔，无可抵抗的本能和过度思考的理智近乎车裂感官，自亵弄得像受刑。