twst
ebr_0730
DONE7/6twst監督生♂受けwebオンリーイベントにて掲載させて頂きました作品です。イベントお疲れ様でした!
『ある夏の日に』
マレ監♂(全年齢) 13P 創作顔有り監督生
7章後の話です。
ディアソムニア寮メンバーの過去捏造がありますので苦手な方はご注意下さい。 13
まるた
DONEWebオンリー展示の、ジェイ監♂が夏の暑さの中キャッキャウフフしてる短い小話です。ジェイ監♂(全年齢)あまりにも強い日差しで、貴方が茹だってしまいそうだったから。
その理由を告げずに向けたホースの先。そこから勢い良く出た水は狙い定めた背中ではなく、ちょうどこちらを振り向いた美しく整った顔の真ん中で。
それで……。
「――…ユウさん」
「は、はい」
「仕掛けて来たのはそちらです」
そう言ってニヤリと鋭い歯を見せて笑ったジェイドが手のひらを広げる。するとどこからともなく水が集まり、ゴムボールサイズの水球がいくつも出来上がった。
「あ!ジェイドせんぱいまってっ」
「待ちません」
ヒュッとジェイドが軽く投げたその水球達は不可思議に動き、直撃を避けるために顔の前でクロスした腕の隙間に潜り込んできてユウの顔を濡らす。
あっという間にジェイドよりも顔を濡らしたユウは雑に顔を拭うと、今度はきちんと狙いを定め、ジェイドの顔に向かってホースの先を軽く潰してさらに勢い良く水をかける。
1518その理由を告げずに向けたホースの先。そこから勢い良く出た水は狙い定めた背中ではなく、ちょうどこちらを振り向いた美しく整った顔の真ん中で。
それで……。
「――…ユウさん」
「は、はい」
「仕掛けて来たのはそちらです」
そう言ってニヤリと鋭い歯を見せて笑ったジェイドが手のひらを広げる。するとどこからともなく水が集まり、ゴムボールサイズの水球がいくつも出来上がった。
「あ!ジェイドせんぱいまってっ」
「待ちません」
ヒュッとジェイドが軽く投げたその水球達は不可思議に動き、直撃を避けるために顔の前でクロスした腕の隙間に潜り込んできてユウの顔を濡らす。
あっという間にジェイドよりも顔を濡らしたユウは雑に顔を拭うと、今度はきちんと狙いを定め、ジェイドの顔に向かってホースの先を軽く潰してさらに勢い良く水をかける。
ちはや
DONE学園関係者WEBオンリー『秘密の魔法を教えて5』用のクル監SSです。CP要素薄め。イベント終了につき、パスを外しました。そのうちpixivに収録予定です。
ひみつま5用クル監SSその2【押しかけ女房】
学園内ではかなり高い位置にある学園長室は大変見晴らしがいい。
すべてを俯瞰して見られるこの窓際は、学園長に相応しい場所だった。
「どーこーにーしーよーおーかーなっ♪」
歌うようにリズミカルに。飾り爪のついた指を振って、ナイトレイブンカレッジのあちこちを指し示す。各教室、各種実験室、各種特別教室、講堂、運動場、体育館。そうして止まった指の先、クロウリーがいつもの『気まぐれ特別授業』のために飛び込んだのは錬金術の実験室だった。
ガシャーンと窓ガラスを割って入り、その破片が生徒へ降りかかる前に修復魔法で元に戻す。いつも通りの所業にいつも通りの光景は、教師も生徒もクロウリー本人も、あまりに慣れすぎてしまっていて、突如乱入しているはずなのにどこか退屈でもあった。
6024学園内ではかなり高い位置にある学園長室は大変見晴らしがいい。
すべてを俯瞰して見られるこの窓際は、学園長に相応しい場所だった。
「どーこーにーしーよーおーかーなっ♪」
歌うようにリズミカルに。飾り爪のついた指を振って、ナイトレイブンカレッジのあちこちを指し示す。各教室、各種実験室、各種特別教室、講堂、運動場、体育館。そうして止まった指の先、クロウリーがいつもの『気まぐれ特別授業』のために飛び込んだのは錬金術の実験室だった。
ガシャーンと窓ガラスを割って入り、その破片が生徒へ降りかかる前に修復魔法で元に戻す。いつも通りの所業にいつも通りの光景は、教師も生徒もクロウリー本人も、あまりに慣れすぎてしまっていて、突如乱入しているはずなのにどこか退屈でもあった。
ちはや
DONE学園関係者WEBオンリー『秘密の魔法を教えて5』用のクル監SSです。CP要素薄め。イベント終了につき、パスを外しました。そのうちpixivに収録予定です。
ひみつま5用クル監SSその1【一人と一匹の卒業式】
同級生たちが式典服を着て鏡の間に並んでいる。名前を呼ばれこの日のために用意された壇上に上がり、卒業証書貰って降りてくる。その表情は明るく誇らしげだ。その中に一人と一匹は入っていなかった。同じように式典服を着て、在校生の並びの片隅にちょこんと加わっていた。
学びたいという気持ちと入学許可証さえあれば、どんな問題児でも受け入れるのがナイトレイブンカレッジのポリシーだ。しかし入学許可証が届いたわけでもなく、未だに原因究明に至っていない現象と成り行きで在学が認められただけの一人と一匹は魔法士養成学校の全課程を修了はしたが卒業はできなかった。ただ単に除籍となっただけだ。その話を担任から聞かされた時、ユウはショックではあったものの「あー……でもしょうがないか、自分たちはイレギュラーだもんね」と笑って諦めた。
5776同級生たちが式典服を着て鏡の間に並んでいる。名前を呼ばれこの日のために用意された壇上に上がり、卒業証書貰って降りてくる。その表情は明るく誇らしげだ。その中に一人と一匹は入っていなかった。同じように式典服を着て、在校生の並びの片隅にちょこんと加わっていた。
学びたいという気持ちと入学許可証さえあれば、どんな問題児でも受け入れるのがナイトレイブンカレッジのポリシーだ。しかし入学許可証が届いたわけでもなく、未だに原因究明に至っていない現象と成り行きで在学が認められただけの一人と一匹は魔法士養成学校の全課程を修了はしたが卒業はできなかった。ただ単に除籍となっただけだ。その話を担任から聞かされた時、ユウはショックではあったものの「あー……でもしょうがないか、自分たちはイレギュラーだもんね」と笑って諦めた。
tagorow
PROGRESS弊クル監♀の仔犬のはなしのネーム(10P)「自分で鍵を開けた女のコの話」
オリジナル要素強めの強火で顔個性あり、モブも強火
・twstキャラでてきません
・仔犬がtwlに来る直前の話
・とても下書き
・時代は大正~昭和初期あたりの伝統的でクラシカルなお家を考えています
・完成原稿は冬のクル監本に載せるかも 10
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DONE彼ジャージとtwst男子ジャージを借りに来た監督生ちゃん❤「あっらっ、似合ってんじゃん」
ちょっとぶかぶかだけど、なんて一言付け加えて言う❤くん。
「エースが思ったよりデカかった。」と頬を膨らませる監督生ちゃんを見てにこにこしちゃう。
「マジカメ用の写真撮ろーよ」
なんて言いつつ、内心はドキドキしてる。
(え、可愛すぎないずっと着せとこうかな)とか思ってるし、撮った写真は本当はマジカメに載せる気なんてサラサラない。だって他の奴らも監督生にジャージ着せたがるかも知んないし、こんなかわいい姿を見せたくもない。
意外と独占欲強めの❤くんだといい。
🐆「おっと、オレのジャージ羽織るとかセンスいいっすねじゃぁ100マドルで。」
飛行術の授業があることを忘れていて、比較的ダボダボ感がマシかなと思う🐆先輩にジャージを借りに来る監督生ちゃん。
992ちょっとぶかぶかだけど、なんて一言付け加えて言う❤くん。
「エースが思ったよりデカかった。」と頬を膨らませる監督生ちゃんを見てにこにこしちゃう。
「マジカメ用の写真撮ろーよ」
なんて言いつつ、内心はドキドキしてる。
(え、可愛すぎないずっと着せとこうかな)とか思ってるし、撮った写真は本当はマジカメに載せる気なんてサラサラない。だって他の奴らも監督生にジャージ着せたがるかも知んないし、こんなかわいい姿を見せたくもない。
意外と独占欲強めの❤くんだといい。
🐆「おっと、オレのジャージ羽織るとかセンスいいっすねじゃぁ100マドルで。」
飛行術の授業があることを忘れていて、比較的ダボダボ感がマシかなと思う🐆先輩にジャージを借りに来る監督生ちゃん。
0nono87_aya
DONE【カリ監♀】妹じゃなくて、オレを好きな女の子泣いてる🌸に泣き止んでほしくて、妹にするみたいに頬にキスをした🦦が🌸の反応を見て「そうだ、この子はオレのこと好きなんだった」ってなる話。
※🌸が🦦に振られ済み前提。振った後から意識し始める🦦。
※男装監督生。顔あり。
#twstプラス
#twst_NL 2
ナンデ
DOODLE2020年くらいに書いたものなので、設定などは当時基準。整理のための再掲載。
『正しさに帰る道』
監督生がいない正史と友情の残り滓の話
『おじさん』
3mのおじさんがいる話
正しさに帰る道/おじさん『正しさに帰る道』
仮に名前をユウとしよう。綴りはyou。あなた。誰も彼の名前を覚えていないから、誰もが彼を呼ぶことが出来ないので、誰しもが心の中だけで呼んでいる存在だ。ユウはほんの数ヶ月前まで、オンボロ寮にいた、異世界から来た男の子である。そうして、ほんの数ヶ月前に異世界に帰ってしまった友達でもある。
エースはオンボロ寮のドアノッカーを人差し指の腹で撫でながら、彼を思い出してみる。髪は、たぶん、黒だ。でもジャミルやマレウスのような艶のある黒ではなかった。もっとぱさついた、短い髪で、寝癖がつくとなかなか直らないのだと言っていた。目は、どうだったろう。いつも隣にいたから、目を見た記憶がほとんどない。焦げ茶だったか、黒だったか、とにかく赤や緑ではなかったはずだ。
6617仮に名前をユウとしよう。綴りはyou。あなた。誰も彼の名前を覚えていないから、誰もが彼を呼ぶことが出来ないので、誰しもが心の中だけで呼んでいる存在だ。ユウはほんの数ヶ月前まで、オンボロ寮にいた、異世界から来た男の子である。そうして、ほんの数ヶ月前に異世界に帰ってしまった友達でもある。
エースはオンボロ寮のドアノッカーを人差し指の腹で撫でながら、彼を思い出してみる。髪は、たぶん、黒だ。でもジャミルやマレウスのような艶のある黒ではなかった。もっとぱさついた、短い髪で、寝癖がつくとなかなか直らないのだと言っていた。目は、どうだったろう。いつも隣にいたから、目を見た記憶がほとんどない。焦げ茶だったか、黒だったか、とにかく赤や緑ではなかったはずだ。