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    セメ

    hiromu_mix

    DOODLEワーパレ。
    オル相で、14「白い柔い熱い肢体」 せめぎあう/見下ろす/白い肌

    お題のわりにエッチにならずすみません、無力……
    冗談にしないで寮に移ってから、夜な夜な行われる飲み会を相澤はいつも上手にかわし、なんとなく断れずに酔っ払いに囲まれている私を、時々助けてくれたりもする。無理して最後まで付き合う必要ないですよ、と肩をすくめて呆れたように言うけれど、その言葉には本当に怒ったり呆れたりしてるときみたいな厳しさはなく、ただ、いつものヒーロースーツよりさらに緩い感じの部屋着と同様、いつもよりリラックスしてるのか緩い雰囲気で告げられる言葉は、ただ、私にどことなくくすぐったさを与えるだけで。そうだね、って返事をして。共有リビングから互いの部屋に戻るまでの短い距離が、私はとても好きだったりする。
    そうして時々、どうにも逃げられずに捕まってしまうのだろう、相澤がその飲み会の輪の中に居たりするときは、結局私も逃げられないので最後まで居るのだけれど。居酒屋で飲んでる時も結構酔っ払いになる彼は、寮だと帰る手間を考えなくていいと思っているのか、明日が休みだったりするとそりゃあもうぐでんぐでんになるまで飲んでいた。
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