艺俊是南区向导部最火爆的向导，每天都被预约爆满。出任务的哨兵小队有优先预约权，银虎有幸预约到了这名被大家口口相传的超赞向导。
果然艺俊的疏导技术名不虚传，本人声音温柔的就像蜜糖一样，对你的关心和安慰也那么真挚，就好像跟你是多年好友。银虎灰头土脸的进去轻飘飘的出来。
为什么这么温柔的人却好像没什么人追求？银虎没多想。打听到艺俊单身后，银虎就开始了追求计划。完全没注意到跟自己聊天的同事一脸复杂的脸色。
同事不禁回想起以前，追求艺俊的人会被诺亚疯狂操练直到累得没精力去骚扰艺俊。看来每年一度的乐子马上又能看见了。
艺俊因为能力很强，资料在塔都是保密的。匹配系统只能知道谁能和他匹配，但具体匹配度哨兵这边是看不到的。诺亚作为一个等级很高的哨兵，这么喜欢折磨追求艺俊的人，大家都当诺亚暗恋艺俊不得在发疯，塔里还有挺多女同事嗑这对的。但其实只是诺亚和艺俊的恶趣味，每天那么万人迷也很累，艺俊觉得这样很有效果又挺好笑的就达成了这样的默契。诺亚和艺俊是学院的同学兼朋友，但是两个人可能因为都太优秀了，也可能是别的原因，匹配度很低的。艺俊帮诺亚精神疏导只能解决一部分问题，剩下的诺亚自己吃抑制类药物解决。

あなたは光時々、あいつの夢を見る。

悔しくて、悲しくて、苦しかった日々。
お前がいたから乗り越えられた。

お前はオレの光。
あのときも。今も。これからも。


　　　　◇◇◇


「見て、エレン。姿勢制御訓練やってるよ。懐かしいね」
「あぁ…そうか。入団の時期か…」

アルミンが指差す方を見ると、訓練兵が腰から伸びるワイヤーで、左右から吊り下げられ、懸命にバランスを取っている。

そのとき、一人の訓練兵がバランスを崩し、逆さになって、ぶらさがってしまった。なんとか上体を起こそうと、もがいている。でも、ああなってしまったら、もうどうにもならない。オレも経験したから分かる。あのときの恥ずかしくて情けない気持ちが甦ってくる。本当にいたたまれなかった。

色づきおれはひとりで海軍の雑務としての買い出しに出ていた。と言ってもそんなに大した量ではなく、本当にただの暇潰し程度でしかなかった。
少し時間が余ったので、中将と使うコンドームでも買い足そうかなぁなどとまたろくでもない事を考えながら陰気臭い路地裏に足を伸ばす。

――と、その時。
知らない手に腕を掴まれた。
男娼として働いていた事のあるおれにとってはこういう場所で引き止められるのは特段驚くようなものでもなかったので、適当にあしらおうとゆっくり振り向く、が。

「ようやく見つけた、久しぶりだね。会いたかったよ」

品定めするような耳障りな声。おれの事を知っている？心臓にへばりつく嫌な予感は残念ながら的中した。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈