齎
CHABA100P
MOURNING【テセウス IN THE SUMMER ~え?! これ本当にバケーションですか?!~】 ■THESEUS HO2☞齎主 晴雲雨雪/もたらす てんけい 差分まとめ! 31Mariposa_news
DONEColor del Miembro シリーズ第1弾出来ました!Número Uno Verde
Verdeはスペイン語で緑💚
トニテンに「自分たちの"色"が何なのか、模索することもあったろう。」というフレーズがあり、そこから着想を得ました。
彼の「爽やか」な笑みは「安らぎ」と「癒し」を齎す。
(´ε` )さんの緑は、黄緑かな。 2
𝕤 / 𝕔
DONE「ジュンらしいね」唐突に齎された言葉に茨は顔を上げる。事務所のあるフロアの片隅にひっそりと、というには少々目に付く派手さで飾られた笹の葉に吊るされた一枚の短冊を指先で摘まんで、凪砂が微笑んでいた。短冊に書かれた言葉を視界の端に捉えて、茨も頷く。
「まったくもって、ジュンらしいですな」
『あなたのとなりに立つに相応しい人間になりたい』
なんて。そんなことは願わなくてもとうに叶えているだろうに。
ミルキーウェイから降り注ぐ ✦ ✦ ✦
随分カラフルな笹飾りだったね。
ぼくがそうぽつんと落とせばジュンくんは一瞬なんの話だよという顔をして、思考を巡らせたあと得心がいったように頷いた。ああ、事務所にあった笹の話ですか。そう言い添えて。
仕事先で貰ってきたのだという笹を担いでCrazy:Bの面々が事務所に帰ってきたときは、あまりのにぎやかさに思わず頭を抱えてしまいましたよ。茨がそんな旨のことを話していた笹は、コズプロの事務所の一角に倒れないように結ばれて、堂々とその腰を据えていた。
短冊といえば五色であるという思考は元よりなかったみたいで、色とりどりの短冊があちこちに飾られた笹の葉は色の洪水で埋もれていた。Crazy:Bの黄色。2winkのピンクと水色のネオンカラー。Valkyrieのワインレッド──とはいかず、どこかの誰かを彷彿とさせるやわらかな朱鷺色。その他にも、持てる色彩のすべてをここに詰め込みましたといわんばかりの笹飾りで彩られた笹の葉は、重たそうに葉先のこうべを垂れていた。
2580随分カラフルな笹飾りだったね。
ぼくがそうぽつんと落とせばジュンくんは一瞬なんの話だよという顔をして、思考を巡らせたあと得心がいったように頷いた。ああ、事務所にあった笹の話ですか。そう言い添えて。
仕事先で貰ってきたのだという笹を担いでCrazy:Bの面々が事務所に帰ってきたときは、あまりのにぎやかさに思わず頭を抱えてしまいましたよ。茨がそんな旨のことを話していた笹は、コズプロの事務所の一角に倒れないように結ばれて、堂々とその腰を据えていた。
短冊といえば五色であるという思考は元よりなかったみたいで、色とりどりの短冊があちこちに飾られた笹の葉は色の洪水で埋もれていた。Crazy:Bの黄色。2winkのピンクと水色のネオンカラー。Valkyrieのワインレッド──とはいかず、どこかの誰かを彷彿とさせるやわらかな朱鷺色。その他にも、持てる色彩のすべてをここに詰め込みましたといわんばかりの笹飾りで彩られた笹の葉は、重たそうに葉先のこうべを垂れていた。
kumori_8
SPOILER漆黒5.0 クリスタリウムに夜を齎したあたり水晶公と自機が夜のおさんぽするはなし
(ちょっと力尽きてる感もある)
・自機がいる
・キャラ解釈不一致
・口調のあいまいさ
・謎時系列
以上が含まれる場合がございます。許せる方のみご覧下さい。合わないなと思いましたらそっとブラウザバックをお願いします。 4642
pluto__iv
DOODLE死後、自分の行為を善行悪行問わず客体として受けるというものがあったなら、そしてむざさまが唯一他者に齎した良いものとは夢友くんがむざさまから勝手に見出し受け取っていたものだったとしたら……と考えてた文章。シッダールタを読みながら、オームってなんだろなって。
「言葉未満の音の連なり」が「結果としての感情」だけを想起させる、みたいな概念面白いなと思ってメモしたかったもの。こんなに長くなるのは想定外
結果だけが明白な正体不明の原因、どんなものだろうね
あちこち書きかけでフォーマットも整っていないけれど、お気に入りなので公開しておきます。
2023/1/25
円環琥鴞は囁いた それは言葉を持たない言葉だった その囁きは意味のある音の連なりとは思えなかったが、その響きは私にある種の感情を抱かせた あるいは喜び、あるいは愛しみ、あるいは目眩く高揚、あるいは深く静かな慈しみを。
地獄で生前の科を逆回しに精算し、数多の人間に殺され続ける中、琥鴞の紡ぐ無形の感情、原初の言葉、結果としての感情の形でしか実態を持たないそれの恩恵が、無惨の罪まみれの精算の中で息継ぎのように束の間の安らぎとなった
私が与えていたのは数多の痛みと死 しかしそれだけではなかったのか いや違う、私は与えようとはしなかった。こいつが勝手に私から受け取っていたにすぎない
2008地獄で生前の科を逆回しに精算し、数多の人間に殺され続ける中、琥鴞の紡ぐ無形の感情、原初の言葉、結果としての感情の形でしか実態を持たないそれの恩恵が、無惨の罪まみれの精算の中で息継ぎのように束の間の安らぎとなった
私が与えていたのは数多の痛みと死 しかしそれだけではなかったのか いや違う、私は与えようとはしなかった。こいつが勝手に私から受け取っていたにすぎない