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    もんじゃ

    makino1639

    MOURNING『🍃🔥2cm3kg差なんて誤差みたいなもんじゃん(差がないでもやっぱり差があるでもどっちも楽しめて美味しすぎる😋)』癖に忠実に、書きたいシーンだけ書いて終わってます。
    漫画向きのネタで、描写がイマイチな所が多々あるかとは思いますが、脳内補完をお願いします🙇‍♀️
    土手 そぼ降る雨の中、昼の明るさと暖かさが見る間に失われていく。
     ──[[rb:尾 > つ]]けられている。
     ひたひたと寄ってくる気配に、振り返りもせず足を早めた。



     炎柱である煉獄は、その見た目も相まって、護法神の化身とたとえられることがある。魅せられる者は後を絶たず、逆に異常だと毛嫌いする者も合わせれば、不審者がまとわりつくのはもはや日常茶飯事である。
     警察に突き出すというのも、こちらが政府非公認の組織に所属する身であるからには、なるべく避けたい。まして追跡者が人間でない場合、彼らの手に負える代物ではないのだし。
     チラリチラリと見え隠れする気配は、まだどちらのものとも判別できなかった。

     担当地区を回っていたら火事に行き当たり、それには別の隊士が任務として対応していた。取り急ぎ協力して消火したところで詳細を聞くと、火事場に出る鬼がいると言う。深夜でもエサの方からのこのこ外に出てくるのだから、鬼にとっては絶好の狩場だろう。はた迷惑なことに、火事騒ぎに便乗どころか、放火犯の容疑すらあった。
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