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    愛莉

    AntilockBlade

    CAN’T MAKE東雲絵名誕生日おめでとう小説
    初心者、主に絵名と彰人(愛莉と瑞希が名前だけ)
    急いで書いたので誤字とか表記間違いはすみません…なんでも許せる方だけ見て…
    絵名の部屋

    「寝れない…」
    現在の時刻は午後11時12分。今日は久しぶりに愛莉と買い物に行って散々歩いたのだからもう少し眠くなってもいいものだろうに。夜風でも浴びようと窓を開けると空はどんよりと雲っていてさらに私の気分を落ち込ませた。
    「明日はせっかく私の誕生日なんだからもう少しいい天気でもいいじゃない…」
    なんて呟いてみる。別にロマンチストでもないが自分の誕生日に星が瞬いてたら素敵だと思う。瑞希なんかに聞かれたら「映えるからでしょ〜笑」なんて言われそうだけども私だってそれくらい思う。星を期待するのをやめて自分の部屋に視線を戻す。画材、服、雑誌などで散らかった床が目に入る。

    「…掃除でもするか」

    まずは床のものを一通り片付けたあとなんとなく何を入れたかも忘れた引き出しを開けた。小学校や中学校の時のプリントが煩雑に詰まっている。何か大事なものが見えた気がしてプリントをかき分けて手を伸ばす。

    「あ」

    そこにあったのは、




    東雲家廊下

    ゴミを詰めたビニール袋を片手に部屋を出るとお互いに眠れないのだろうか、彰人に出くわした。

    「なによ、まだ起きてたの?早く寝なさいよ」

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