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    かしまし

    kawauso_gtgt

    PROGRESSセ探占進捗。後日の自分がなんとかしました。
    もうちょい推敲するけどとりあえず
    「ほんに調子悪いんやねぇ、磁石の坊」
    「……」
    「まぁうちはそれで助かったんやけど」
    あとであの子に謝っときや。怒られても知らんで?
    しゃらん。椅子前で優雅に微笑んでみせる芸者の言葉に
    不調、その一言に尽きた。
    隠密しようとすれば踏みつけた小枝の音であっさりと居場所がばれ、解読しようとすれば調整に失敗してハンターに見つかって。挙句、狙われている味方の補助をすべく磁石を投げれば磁極の切り替えミスによってハンターに味方を差し出す始末だった。目も当てられないとはこのことである。
    あまりの不調にその被害を食らった調香師の彼女にすら気の毒がられてしまったのだから溜まったもんじゃない。
    「本来なら文句の一つや二つほど言いたいところだけど……勘弁してあげるわ。そんな顔してる人間を糾弾するほど心を捨てたつもりはないもの」
    ノートンが素直に謝ったとて、普段ならば皮肉の一つや二つを突き返してくるくせに、こういう時に限ってまともな人間ぶるのだから冗談じゃない。透けたヴェールから突き刺さる憐憫の視線はなんとも居心地が悪かった。
    この不調の理由の原因はとうに明らかだった。あの日からだ。余計なことなどしなければよ 4823

    x_Bambini_x

    DONE乙女ゲーの「実は幼なじみでした!」設定がうらやましくて、やらかしました。
    捏造ミラプト
    クリプトの『外出』はクリスマスだから+お買い物練習で、出かけてるってことにしておいてください
    「おまえはどれだけ自分が好きなんだ?」
     やつの家に来て、やつの物に文句も言える関係になったと熟知している。
     クリプトはこの家の主であるミラージュのホログラムが中に映し出されているスノードームを指先でつつきながら穏やかな気持ちで見つめていた。
    「いいだろ。ホログラムが映せるスノードーム、高かったんだぜ」
    「いや、ホログラムを映せるのは見ればわかる。何で自分なんだ?」
     スノードームのなかの『レジェンド:ミラージュ』は楽しく踊っている。
    「何で・・・だろうな?本当は映したい物があったんだ。」
     いつもは自分大好きミラージュは当然の用にこのイケメン以外に誰がいるんだ!!とか何とか言い出すかと思ったがなにやら今日は違うようだ。
    「昔・・・小さいときに母さんと出かけたんだ。クリスマスの準備をするのに、どうしても母さんの買い出しについて行きたくて、無理矢理連れて行ってもらった」




    「母さん!これも!」
    「だめよ。エリオットここでは買わない。あっちで待っていなさい」
    お菓子売場で待っているように言われて、うろうろしていると、女の子と男の子の声が聞こえてきてさ。
    「みて!小さなサンタさんが手 1227