じぇい
ともしび
INFO3/17開催のHARU COMIC CITY 32内テイルズリンク27にて頒布予定のジェイルク本のサンプルになります。本編が進むたび、こんな会話をしていたらいいなと思い描いたシリアス寄りのジェイルク短編集です。部数アンケートご協力ありがとうございました! 13
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DONE2024年2月25日ジェイルクwebオンリー「翡翠を照らすは焔の光」合わせの出オチゆるギャグまんが未満のやりとりです。掲載遅くなりすみません!ジェイルク○○しないと出られない部屋です。びっくりするくらい白いです! 7岩太郎
DONEジェイルクWebオンリー「翡翠を照らすは焔の光」の展示イラストでした。イベントが終わりましたためPassを外しています。
たくさんのスタンプありがとうございます。通知がある度に舞い上がっていました。 5
囲(かこ)
DONE20240225開催ジェイルクオンリー展示作品その3雪と物好き「俺、雪って好きだなあ」
窓辺の椅子に腰掛けた貴方は何故か楽しげな顔で外を眺めていた。暖炉から遠いそこは冷えるだろうに、ほらご覧なさい。もう頬が赤らんでいるではないですか。
わざと聞こえるように溜め息をつき、先程淹れたばかりの紅茶を目の前に差し出すと『お、サンキュな』なんて当たり前のように貴方はカップとソーサーを受け取るから、つい嫌味が口をついて出てしまった。
「雪が好きだなんて物好きもいたものですね。燃料費の高騰、交通網の混乱、物流の遅延、物損、転倒、屋根からの落下……除雪作業に軍まで駆り出されるんですから税金と労力の無駄遣いですよ」
「おまえって本当そーゆーやつな」
「それはどうも」
そういうやつですから。
747窓辺の椅子に腰掛けた貴方は何故か楽しげな顔で外を眺めていた。暖炉から遠いそこは冷えるだろうに、ほらご覧なさい。もう頬が赤らんでいるではないですか。
わざと聞こえるように溜め息をつき、先程淹れたばかりの紅茶を目の前に差し出すと『お、サンキュな』なんて当たり前のように貴方はカップとソーサーを受け取るから、つい嫌味が口をついて出てしまった。
「雪が好きだなんて物好きもいたものですね。燃料費の高騰、交通網の混乱、物流の遅延、物損、転倒、屋根からの落下……除雪作業に軍まで駆り出されるんですから税金と労力の無駄遣いですよ」
「おまえって本当そーゆーやつな」
「それはどうも」
そういうやつですから。
てぬたろ
DONE2024年2月24日厶ぷち サンプル
🌙
マーク、スティーヴン、ジェイク
CPなし
一人暮らしマークが庭付きの部屋で暮らしているスティーヴンとジェイクと仲良くなっていくお話。
※分裂アース
※植物を枯らさない三人がいます。
※植物を枯らさないスティーヴンがいます。 9135
りんでぃ
DONEモブランド3 新作展示小説です。ニューイヤーセール2024ネタ。
ジェイドが、バイトをしながらモストロ・ラウンジの新しいビジネス開拓のための情報収集をするお話。
※ニューイヤーセール2024のストーリー内容、SSRルークのパソストの内容のネタバレを含みます。
・サム×リア(植物園の管理人兼クルーウェルの助手♀)……のカップル前提ですがサムさんは出ません 7790
bunny_leaf
DOODLEあのアイドルパロの幻想まだ見てるの!?でも普段ぽやぽやなジェイコブくんがダークな写真で雑誌に取り上げられてるの見てみたかったんだもの…
きっとインスタとかのプライベートな写真はぽやぽやなんだよ。
ぼくはギャップで溶けますぺしゃ…
gorock30
MAIKING香り と 🐙🐬ジェイが好きなモブ視点
※アズジェイ付き合ってる
色々端折ったらちょっと判りづらいかもしれない
続きはR-18 ていうかRの方を書きたかったのに力尽きた 3840
Micca1105
DOODLEたぶんジェイフロの捏造稚魚ちゃん(猫)というものTwitterまとめです。
豆を投げつけてるのは豆フロがすり抜けたことへの怒りで描いた。
途中からはチョコボックスのお礼絵。 19
囲(かこ)
DONE20240225開催ジェイルクオンリーの展示作品その2世界の80%の音キィーンという耳鳴りがして目が覚めた。
耳の奥があまりに痛くて耳を塞ぐ。
自分の手がびっくりするくらい冷えていた。
町の宿屋。
あれ、どこの町だっけ。
頭が回らない。
辺りはまだ暗い。
テーブルランプの優しい橙色が枕元をぼんやりと照らしていた。
いま何時だろう。
時計が見当たらない。
なんだろう、胸騒ぎがする。
この耳鳴りは乖離の前兆なんだろうか。
また指先が透けてたりしないよな。
おそるおそる指で耳たぶを叩いてみる。
ひとつひとつ順番に。
……おやゆび、
ひとさしゆび、
なかゆび、
くすりゆび、
それから、
いちばんちいさなこゆび。
ぜんぶある。
少しほっとする。
安心したせいか耳鳴りも収まってきて、ようやくルークは耳から手を離した。鼓膜をぼおっと揺らしていた音が止む。室内に静寂が降りた。
2885耳の奥があまりに痛くて耳を塞ぐ。
自分の手がびっくりするくらい冷えていた。
町の宿屋。
あれ、どこの町だっけ。
頭が回らない。
辺りはまだ暗い。
テーブルランプの優しい橙色が枕元をぼんやりと照らしていた。
いま何時だろう。
時計が見当たらない。
なんだろう、胸騒ぎがする。
この耳鳴りは乖離の前兆なんだろうか。
また指先が透けてたりしないよな。
おそるおそる指で耳たぶを叩いてみる。
ひとつひとつ順番に。
……おやゆび、
ひとさしゆび、
なかゆび、
くすりゆび、
それから、
いちばんちいさなこゆび。
ぜんぶある。
少しほっとする。
安心したせいか耳鳴りも収まってきて、ようやくルークは耳から手を離した。鼓膜をぼおっと揺らしていた音が止む。室内に静寂が降りた。
囲(かこ)
DONE20240225開催ジェイルクオンリー展示作品その11%の可能性「そういえば、さ。輪廻転生って、あると思うか」
読んでいた本から視線を上げても、声の主と視線は交わらなかった。彼の目はただ、揺れる暖炉の火を映している。
深夜、安宿の一室。暖炉の前。向かい合う椅子にルークと私の二人。脈診や問診を終えてもうだいぶ経つ。一向に帰る素振りも無く椅子の上に体育座りをして籠城を決め込んでいるルークに付き合ってもう一時間。カーテンの向こうでは相変わらず吹雪がカタカタと窓を揺らしていた。
そういえば、等とは白々しい。ここを訪れてからずっと、引き結んだ唇の奥で何度その言葉を飲み込んだのか。ようやく形になった言葉は掠れ、そして震えていた。
「輪廻転生といったオカルト的事象を私が信じているとお思いですか」
1508読んでいた本から視線を上げても、声の主と視線は交わらなかった。彼の目はただ、揺れる暖炉の火を映している。
深夜、安宿の一室。暖炉の前。向かい合う椅子にルークと私の二人。脈診や問診を終えてもうだいぶ経つ。一向に帰る素振りも無く椅子の上に体育座りをして籠城を決め込んでいるルークに付き合ってもう一時間。カーテンの向こうでは相変わらず吹雪がカタカタと窓を揺らしていた。
そういえば、等とは白々しい。ここを訪れてからずっと、引き結んだ唇の奥で何度その言葉を飲み込んだのか。ようやく形になった言葉は掠れ、そして震えていた。
「輪廻転生といったオカルト的事象を私が信じているとお思いですか」