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    DONE教官が集会場で吊るされていたその頃、たけほのちゃんは惰眠を貪っていたのだった、という話。
    やたら長くなっていたので分けました。

    作中、教官が狩猟前に情報伝達を怠るという有り得ないミスをしていますが、奴も思いっきり動揺していたということで許してください。
    猛き炎の嫁取り物語 激闘編 ヒノエさんとミノトさんのおうちは、この里で二番目に安全な場所だ。私が何をしても、何があっても味方で居てくれる稀有な人たち。一番は言わずもがな、なんだけど、今朝方その場所を放り出して来てしまった私は戻る事もできず、客間の布団で丸くなっている。

     どうしたら良かったんだろう。いや黙ってあの人を受け入れられたらそれが一番だったはずなのだ。知らないものにパニックになる悪い癖が出ないよう、事前に丹念に予習と復習を重ねていたというのに、私を組み敷いたあの人は……よそう。やはり絵巻物を借りた際ミハバかツリキに実物を見せてもらうのだった。泣いて勘弁してくれ死にたくないと拝まれたので断念したが、無理にでもひん剥いてやれば良かった。男性にも個人差があるから参考にはならないと言っていたがやはり絵と実物は違うだろう。全然違ったと言うかまともに見ることも出来なかったんだけど激おこフルフルもかくやというのは……いや、やめやめ!どうしても思考がそっちに行ってしまうため、どうにも布団から出られない。いやだいやだ、昼間から布団かぶって閨事を反芻してるだなんて、まるで私が、え、えっちな子みたいじゃないか!違うもんえっちな子じゃないもん、昨夜だって全然よくわかんなかったし、ただ教官が、手が大きくて熱くて、あああああああああもう!
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