天馬
百瀬 碧音🌸💙
DONE初めましての方は初めまして、百瀬碧音です小説は初投稿です
pixivに上げていた二次創作のものをこちらにも…!!
現在はイベストも追えてますが、当時追えていなかの注意書きはそのまま残しておきます…!
類司(付き合ってない)の体調不良小説です
※司くんめちゃくちゃ泣くしめちゃくちゃ吐くので注意
※イベストほぼ読めてない
※8割捏造
よかったら楽しんでいってくださいね!
【類司】新年早々、君って人は…『類…今から、その……お前の家に泊らせてもらうことって、できるだろうか……?』
「はい?」
そんな連絡が来たのは、年が明けてすぐのことだった。
年末年始。子供たちは冬休みだとはしゃぎ、大人たちも子供と遊んでやれる少ない休みだから、とフェニックスワンダーランドにやってくる家族連れも多い。
だから、僕らもショーを披露しようと休み前から計画を立てていた。
「なんていったって客がたくさん来るんだ! 未来のスターたるこのオレが、みんなを笑顔にしないで誰がするー!?」
「お~! いいぞー、司くーん!! みんながキラキラの笑顔に…わんだほいだね!!」
「フフ、楽しそうだねぇ。そしたら後ろの方のお客さんにも見えるように、いつもよりも派手に爆発させて…」
7647「はい?」
そんな連絡が来たのは、年が明けてすぐのことだった。
年末年始。子供たちは冬休みだとはしゃぎ、大人たちも子供と遊んでやれる少ない休みだから、とフェニックスワンダーランドにやってくる家族連れも多い。
だから、僕らもショーを披露しようと休み前から計画を立てていた。
「なんていったって客がたくさん来るんだ! 未来のスターたるこのオレが、みんなを笑顔にしないで誰がするー!?」
「お~! いいぞー、司くーん!! みんながキラキラの笑顔に…わんだほいだね!!」
「フフ、楽しそうだねぇ。そしたら後ろの方のお客さんにも見えるように、いつもよりも派手に爆発させて…」
りーでぃん
MOURNING没になったもの天馬兄妹と買い物に行く類の話
えむくんと寧々は二人で遊びに行くのだと、グループチャットで連絡を受ける。隣に立っている司くんへ視線を向ければ、司くんは微かに首を傾げた。
休演日である今日は、準備期間も含め随分と久しぶりの休みであった。最近は知名度が上昇したことで忙しく、休む暇などほとんどなかったのだ。えむくんも寧々も、数日前からソワソワとしていて何か良いことでもあったのかと思ってはいたが、なるほど、遊びに行く約束をしていたのかと今更ながらに気がつく。
「司くんはこの後、用事はあるのかな」
「あるにはあるが……どうかしたか?」
「……いや、なんでもないよ」
二人で何処かに遊びに行かないかと誘おうとして、撃沈をする。彼は知り合いが多いのだから当然の答えではあるのだが。たまには二人で買い物というものをしてみたくあったのだ。仲間の四人で何処かへ赴く機会はあるが、二人だけで遊びに行くという日はほとんど無く。えむくんと寧々だって二人で遊びに行ったのだし、僕達もと不確実な期待をしてしまった。自分の愚かさに内心で些か落ち込んでしまう。
3708休演日である今日は、準備期間も含め随分と久しぶりの休みであった。最近は知名度が上昇したことで忙しく、休む暇などほとんどなかったのだ。えむくんも寧々も、数日前からソワソワとしていて何か良いことでもあったのかと思ってはいたが、なるほど、遊びに行く約束をしていたのかと今更ながらに気がつく。
「司くんはこの後、用事はあるのかな」
「あるにはあるが……どうかしたか?」
「……いや、なんでもないよ」
二人で何処かに遊びに行かないかと誘おうとして、撃沈をする。彼は知り合いが多いのだから当然の答えではあるのだが。たまには二人で買い物というものをしてみたくあったのだ。仲間の四人で何処かへ赴く機会はあるが、二人だけで遊びに行くという日はほとんど無く。えむくんと寧々だって二人で遊びに行ったのだし、僕達もと不確実な期待をしてしまった。自分の愚かさに内心で些か落ち込んでしまう。