ちはや
DONE学園関係者WEBオンリー『秘密の魔法を教えて5』用のクル監SSです。CP要素薄め。イベント終了につき、パスを外しました。そのうちpixivに収録予定です。
ひみつま5用クル監SSその2【押しかけ女房】
学園内ではかなり高い位置にある学園長室は大変見晴らしがいい。
すべてを俯瞰して見られるこの窓際は、学園長に相応しい場所だった。
「どーこーにーしーよーおーかーなっ♪」
歌うようにリズミカルに。飾り爪のついた指を振って、ナイトレイブンカレッジのあちこちを指し示す。各教室、各種実験室、各種特別教室、講堂、運動場、体育館。そうして止まった指の先、クロウリーがいつもの『気まぐれ特別授業』のために飛び込んだのは錬金術の実験室だった。
ガシャーンと窓ガラスを割って入り、その破片が生徒へ降りかかる前に修復魔法で元に戻す。いつも通りの所業にいつも通りの光景は、教師も生徒もクロウリー本人も、あまりに慣れすぎてしまっていて、突如乱入しているはずなのにどこか退屈でもあった。
6024学園内ではかなり高い位置にある学園長室は大変見晴らしがいい。
すべてを俯瞰して見られるこの窓際は、学園長に相応しい場所だった。
「どーこーにーしーよーおーかーなっ♪」
歌うようにリズミカルに。飾り爪のついた指を振って、ナイトレイブンカレッジのあちこちを指し示す。各教室、各種実験室、各種特別教室、講堂、運動場、体育館。そうして止まった指の先、クロウリーがいつもの『気まぐれ特別授業』のために飛び込んだのは錬金術の実験室だった。
ガシャーンと窓ガラスを割って入り、その破片が生徒へ降りかかる前に修復魔法で元に戻す。いつも通りの所業にいつも通りの光景は、教師も生徒もクロウリー本人も、あまりに慣れすぎてしまっていて、突如乱入しているはずなのにどこか退屈でもあった。
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DONE学園関係者WEBオンリー『秘密の魔法を教えて5』用のクル監SSです。CP要素薄め。イベント終了につき、パスを外しました。そのうちpixivに収録予定です。
ひみつま5用クル監SSその1【一人と一匹の卒業式】
同級生たちが式典服を着て鏡の間に並んでいる。名前を呼ばれこの日のために用意された壇上に上がり、卒業証書貰って降りてくる。その表情は明るく誇らしげだ。その中に一人と一匹は入っていなかった。同じように式典服を着て、在校生の並びの片隅にちょこんと加わっていた。
学びたいという気持ちと入学許可証さえあれば、どんな問題児でも受け入れるのがナイトレイブンカレッジのポリシーだ。しかし入学許可証が届いたわけでもなく、未だに原因究明に至っていない現象と成り行きで在学が認められただけの一人と一匹は魔法士養成学校の全課程を修了はしたが卒業はできなかった。ただ単に除籍となっただけだ。その話を担任から聞かされた時、ユウはショックではあったものの「あー……でもしょうがないか、自分たちはイレギュラーだもんね」と笑って諦めた。
5776同級生たちが式典服を着て鏡の間に並んでいる。名前を呼ばれこの日のために用意された壇上に上がり、卒業証書貰って降りてくる。その表情は明るく誇らしげだ。その中に一人と一匹は入っていなかった。同じように式典服を着て、在校生の並びの片隅にちょこんと加わっていた。
学びたいという気持ちと入学許可証さえあれば、どんな問題児でも受け入れるのがナイトレイブンカレッジのポリシーだ。しかし入学許可証が届いたわけでもなく、未だに原因究明に至っていない現象と成り行きで在学が認められただけの一人と一匹は魔法士養成学校の全課程を修了はしたが卒業はできなかった。ただ単に除籍となっただけだ。その話を担任から聞かされた時、ユウはショックではあったものの「あー……でもしょうがないか、自分たちはイレギュラーだもんね」と笑って諦めた。
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DONEトレイン先生を看取りたいクルーウェル先生の小話。トレイン先生←クルーウェル先生の完全一方通行です。一応報われてはいる、はず。
左右は明確に考えてないのでモゼクルモゼみたいな感じです。
「────私は君の想いに応えることはできない」
トレインは長考したあと、細く長くため息を吐き出してから目の前の男にそう告げた。
愛しているのは夭折した妻、ただ一人だ。後にも先にも彼女以外を選ぶことはない。
しかし、この男は余裕綽々の笑みで頷いてそれを受け入れる。
「わかっています」
「想いだけでなく、……肉体的にも、応えることはできない」
「もちろん。承知の上です」
肌を合わせるのは当然のこととして、唇を重ねることさえ拒否してみせても彼はそれでいいと言う。その上で自分を受け入れてくれと。
──どうしてこいつは今も昔も頭の痛くなる問題しか引き起こさないのだろう。
有無を言わさない笑顔に頭痛がしてきて緩く頭を左右に振った。
3300トレインは長考したあと、細く長くため息を吐き出してから目の前の男にそう告げた。
愛しているのは夭折した妻、ただ一人だ。後にも先にも彼女以外を選ぶことはない。
しかし、この男は余裕綽々の笑みで頷いてそれを受け入れる。
「わかっています」
「想いだけでなく、……肉体的にも、応えることはできない」
「もちろん。承知の上です」
肌を合わせるのは当然のこととして、唇を重ねることさえ拒否してみせても彼はそれでいいと言う。その上で自分を受け入れてくれと。
──どうしてこいつは今も昔も頭の痛くなる問題しか引き起こさないのだろう。
有無を言わさない笑顔に頭痛がしてきて緩く頭を左右に振った。
ちはや
DONEデデさんのクル監ウェディングポストがぶっ刺さりすぎて、許可をいただき書きたいとこだけ書きました。デフォルト名ユウを使用しています。
特に何も考えていませんので何でも許せる方向けです。
デデさんのポストはこちら(ツリーに繋げた部分も最高です)
https://x.com/dede_twst/status/1891360335145111893
タイトルはスマブラの発音でお読みください⚗️🌸
大乱闘クル監ウェディング(一体なんでこんなことになった!? ただのファーストミートだろう!?)
ウェディングドレスを身に着けた愛しい仔犬の姿を見て喜ぶだけだったはずなのに。
ほんの十五分前まではこうなる事なんて、クルーウェルは予想だにしていなかった。
ファーストミートを中庭にて、参列者の前で行う。それだけのことだったはずだ。
中庭の井戸のところにて控室に繋がる一階の外廊下に背を向け、この後の式でユウが持つブライダルブーケを手にクルーウェルは一人新婦を待っていた。やがて参列者が来た気配がし、いよいよかと期待に胸を膨らませる。ドレスのデザインはクルーウェルが自ら行った。なんならそのまま全部自分で完璧に仕立てたかったのだが、普段の教員としての仕事に結婚式の準備に、とやらなければならないことは山積みで、断腸の思いで一番信頼している以前世話になった服飾メーカーのボスに仕立てを依頼した。最後の最後まで自分で作ると主張してはいたのだが、ユウの「それだとファーストミートの感動が減っちゃうね」という一言であっけなく折れたのだ。
11744ウェディングドレスを身に着けた愛しい仔犬の姿を見て喜ぶだけだったはずなのに。
ほんの十五分前まではこうなる事なんて、クルーウェルは予想だにしていなかった。
ファーストミートを中庭にて、参列者の前で行う。それだけのことだったはずだ。
中庭の井戸のところにて控室に繋がる一階の外廊下に背を向け、この後の式でユウが持つブライダルブーケを手にクルーウェルは一人新婦を待っていた。やがて参列者が来た気配がし、いよいよかと期待に胸を膨らませる。ドレスのデザインはクルーウェルが自ら行った。なんならそのまま全部自分で完璧に仕立てたかったのだが、普段の教員としての仕事に結婚式の準備に、とやらなければならないことは山積みで、断腸の思いで一番信頼している以前世話になった服飾メーカーのボスに仕立てを依頼した。最後の最後まで自分で作ると主張してはいたのだが、ユウの「それだとファーストミートの感動が減っちゃうね」という一言であっけなく折れたのだ。
minamikantwst07
DONE人様宛に描いたクルーウェル先生です😌届いたとお知らせ頂いたので、載せちゃいますね!昨日のタグの直前の作品(ほぼ同時進行?)になりす😌
絵は先生しかいないんだけど、
きもち夢仕様を目指したので
#twstプラス
#twst夢
(?)(適切タグが分からない)
うつぼんぬレオ子
DONEちょいと🦁絵が描けなくて凹んでたけど何故かスムーズに描けたクルーウェル先生。しかも珍しく無駄な線が少ないというミラクル😳
pixiv sketchで初めて描きました。
革手袋ぺろりんちょ⚗はレジ袋開かなくてペロッとしてる時みたいですね←