せいじゃく
TRAININGコピックペーパーセレクションの描き比べしました。マリィをベースに同じ色で出来るだけで同じように着彩した結果、紙だけでもこんなに違いが。個人的に画箋紙が面白くてこの風合いを活かせたら楽しいかなと。
そしてコピックの使い方を見直さなければと思うよい機会となりました(´•᎑•`)
隅幸(すみゆき)
DOODLE御影先生お誕生日おめでとうございます!!!自分の誕生日を「嬉しくない」(※下校時会話)と言っていた御影先生に「年とることが苦じゃなくなった」(※開始時メッセージ)と言わせるマリィ凄い。 2
いぬがみクロ
DONE御影先生のお誕生日SSです。生まれてきてくれてありがとう、御影先生!
プロメテウス その日は御影先生の誕生日で。だから私は毎年恒例のプレゼントを、ウキウキと用意した。
しかし困ったことに、今、私は、それを気軽に渡せる立場にいない。はば学を昨年、卒業してしまったからだ。
わざわざ会いに行く? もちろんそれはやぶさかではない。でも、一人で? ただの元・教え子が?
少し敷居が高いと感じた私は、親友たちを巻き込もうとした。
夜ノ介くんと、一紀くん。しかし彼らの返答は、冷たくそっけないものだった。
公演の準備があるから、バイトとテスト勉強があるから。そんな塩対応。
「お世話になった先生なのに!」と責めれば、「また来週、遊ぶ約束してるじゃないですか」とか「僕は学校で会えるし」とか、言い返された。
6870しかし困ったことに、今、私は、それを気軽に渡せる立場にいない。はば学を昨年、卒業してしまったからだ。
わざわざ会いに行く? もちろんそれはやぶさかではない。でも、一人で? ただの元・教え子が?
少し敷居が高いと感じた私は、親友たちを巻き込もうとした。
夜ノ介くんと、一紀くん。しかし彼らの返答は、冷たくそっけないものだった。
公演の準備があるから、バイトとテスト勉強があるから。そんな塩対応。
「お世話になった先生なのに!」と責めれば、「また来週、遊ぶ約束してるじゃないですか」とか「僕は学校で会えるし」とか、言い返された。
いぬがみクロ
DONE卒業間近のマリィと御影先生のある日の出来事。マリィがしっかり者だから、御影先生もやんちゃができるのかも?と思い、書いたSSです。
痕 二月に入ったばかりの、ある日の放課後。しんしんと冷える部屋の中で、御影 小次郎は一人、机に向かっていた。
「さむー……」
思わず声が漏れる。彼に与えられた理科準備室は冷暖房完備の立派な城ではあったが、いかんせん設備が古く、特に暖房の効きがいまいちだ。温風が天井付近で溜まり、足元が冷える。
御影は少しでも体を温めようと、椅子の下の長い足を小刻みに動かした。そのように貧乏ゆすりをしながら、ノートパソコンのキーボードを打っていても、遂には指先までかじかんでくる。
「軍手でも、すっかなぁ……」
割りと本気でつぶやきながら、カチコチになってしまった指どうしを組んで虚しくぐるぐる動かしていると、ひとつしかない戸がノックされた。
4686「さむー……」
思わず声が漏れる。彼に与えられた理科準備室は冷暖房完備の立派な城ではあったが、いかんせん設備が古く、特に暖房の効きがいまいちだ。温風が天井付近で溜まり、足元が冷える。
御影は少しでも体を温めようと、椅子の下の長い足を小刻みに動かした。そのように貧乏ゆすりをしながら、ノートパソコンのキーボードを打っていても、遂には指先までかじかんでくる。
「軍手でも、すっかなぁ……」
割りと本気でつぶやきながら、カチコチになってしまった指どうしを組んで虚しくぐるぐる動かしていると、ひとつしかない戸がノックされた。
いぬがみクロ
DONE※R15くらい? 風真くんが少し病んでるかな…。※主人公の名前は「小波 美奈子」にしています。
新世界へ 希望を胸に帰ってきたのに、苦難の連続だった。
そもそも帰郷の目的である初恋のその人は、俺のことをロクに覚えていなかったし。
初恋の相手こと、世界一薄情な女、「小波 美奈子」。――彼女は、モンスターだった。
運動ならば、体育祭で常に一位。
学業ならば、定期テストで常に一位。
マジで友達百人できそうな、コミュニケーションお化け。愛されキャラ。
だから、恋のライバルは山ほど。二十四時間、気が休まらない。
美奈子が研鑽を積み、魅力的になっていけばいくほど、俺は病んでいく。
帰ってこないほうが良かったのか?
しかしあいつの笑顔を見るたび、俺はその疑問を自ら否定する。
会わないなんて、会えないなんて、今となってはもう考えられない。
3274そもそも帰郷の目的である初恋のその人は、俺のことをロクに覚えていなかったし。
初恋の相手こと、世界一薄情な女、「小波 美奈子」。――彼女は、モンスターだった。
運動ならば、体育祭で常に一位。
学業ならば、定期テストで常に一位。
マジで友達百人できそうな、コミュニケーションお化け。愛されキャラ。
だから、恋のライバルは山ほど。二十四時間、気が休まらない。
美奈子が研鑽を積み、魅力的になっていけばいくほど、俺は病んでいく。
帰ってこないほうが良かったのか?
しかしあいつの笑顔を見るたび、俺はその疑問を自ら否定する。
会わないなんて、会えないなんて、今となってはもう考えられない。