tobiuo_tobisaru
TRAININGちょっとずつ更新。途中でr18になるのでパスワード製になります。胸焼けするほどココマ。
お家でテント1「今日は一日、ここでテントになって下さい」
「は?」
長く連なった熱帯夜が開け、翌朝扉を開けたら、晩秋の風が身をすり抜け部屋の温度を下げる。暖炉に火を入れるにはまだ早いけど、温かい飲み物のおいしさを思い出したそんな日に。
いきなり小松くんが訪ねてきて、開口一番宣言した。
「テント?」
「テントです。」
ボクを押し除けるように家に入ると、いつもの大きなリュックをヨイショと床に下ろした。
「ハントじゃなく?」
「テントですって」
あちこちを見渡して、ソファの前、長めのラグがあるあたりに移動する小松くんに、雛鳥のようについていく。なんだろう、よく分からないが楽しい電磁波が家の中に広がっていく。
ボクが見守る前で、小松君はソファに置いてたクッションを下ろし、床に並べた。その付近に荷物を広げ出す。大きなふかふかの毛布二枚、ランタン、文庫本、ラジオ、携帯用ガスバーナーに小さな網と小さいやかん。別で左右に下げてきたグルメケースには、食料が詰まっていた。この間ハントに出かけたおすそ分け、ってふうでもなさそうだ。
2180「は?」
長く連なった熱帯夜が開け、翌朝扉を開けたら、晩秋の風が身をすり抜け部屋の温度を下げる。暖炉に火を入れるにはまだ早いけど、温かい飲み物のおいしさを思い出したそんな日に。
いきなり小松くんが訪ねてきて、開口一番宣言した。
「テント?」
「テントです。」
ボクを押し除けるように家に入ると、いつもの大きなリュックをヨイショと床に下ろした。
「ハントじゃなく?」
「テントですって」
あちこちを見渡して、ソファの前、長めのラグがあるあたりに移動する小松くんに、雛鳥のようについていく。なんだろう、よく分からないが楽しい電磁波が家の中に広がっていく。
ボクが見守る前で、小松君はソファに置いてたクッションを下ろし、床に並べた。その付近に荷物を広げ出す。大きなふかふかの毛布二枚、ランタン、文庫本、ラジオ、携帯用ガスバーナーに小さな網と小さいやかん。別で左右に下げてきたグルメケースには、食料が詰まっていた。この間ハントに出かけたおすそ分け、ってふうでもなさそうだ。
るみみずく
DOODLEたまにすごい顔をすると言われてはちゃめちゃにどちゃくそ動転するココさんと、一日密着カメラマンやると宣言するヒマな小松くんなココマ。庭時代の捏造ありカメコ松くん「ココさんってたまにすごい顔しますよね」
挨拶もそこそこに、玄関先で開口一番に投げつけられた言葉が体を石像にした。
「……すごいってどうすごいのさ小松くん。文面だけだと侮辱にもなるよ」
「全然貶すつもりじゃなくて、とにかく、すごいんです。自覚ないんですか???」
小松くんは首だけでなく、目も上に向けてまで視線を合わせようとしながら言った。
律儀な彼と同じ目線の世界を想像しかけ、思案を打ち切る。目が高いところにあることは、それだけで危険区において大いなるアドバンテージとなる。いち早く危険に気が付けるし、体が大きければ、きっと食材に手招きされてうろちょろするだろう彼をさっさと抱え込んで守ることだってできるのだ。
10469挨拶もそこそこに、玄関先で開口一番に投げつけられた言葉が体を石像にした。
「……すごいってどうすごいのさ小松くん。文面だけだと侮辱にもなるよ」
「全然貶すつもりじゃなくて、とにかく、すごいんです。自覚ないんですか???」
小松くんは首だけでなく、目も上に向けてまで視線を合わせようとしながら言った。
律儀な彼と同じ目線の世界を想像しかけ、思案を打ち切る。目が高いところにあることは、それだけで危険区において大いなるアドバンテージとなる。いち早く危険に気が付けるし、体が大きければ、きっと食材に手招きされてうろちょろするだろう彼をさっさと抱え込んで守ることだってできるのだ。
WoWoW_0W0
DOODLEhttps://twitter.com/WoWoW_0W0/status/1601159451549249536해당 썰의 이후입니다... 별로 야하진 않습니다만, 탐라에 대놓고 올리긴 그래서 따로 올립니다.
tomokaga0526
DONEリクエストいただいたココマです。ちょっと違う感じになってしまったかもしれないですが、いちゃいちゃさせてみました。「……さん、ココさん !聞いてますか?」
目の前には口を尖らせた小松くん。
二人掛けのソファに並んで腰かけ、かわいい顔を眺めていたら怒られてしまった。
ソファはもちろん二人で座るために付き合いたての時に購入したものだ。
だから大柄なボクが座っても隣に小松くんの為のスペースは十分ある。
太ももがくっついてしまうけど、そんなの密着のうちに入らない。
小松くんのちょっとだけ柔らかい太ももが気持ちいいなあ。
ちょっと怒っているのもかわいい。
どうしてそんなに表情がくるくる変えられるのか不思議でしょうがないよ。
「ココさん?」
話の途中だったな。
「もちろん聞いていたよ? トリコがホテル用の食材まで食べちゃったんでしょ」
2626目の前には口を尖らせた小松くん。
二人掛けのソファに並んで腰かけ、かわいい顔を眺めていたら怒られてしまった。
ソファはもちろん二人で座るために付き合いたての時に購入したものだ。
だから大柄なボクが座っても隣に小松くんの為のスペースは十分ある。
太ももがくっついてしまうけど、そんなの密着のうちに入らない。
小松くんのちょっとだけ柔らかい太ももが気持ちいいなあ。
ちょっと怒っているのもかわいい。
どうしてそんなに表情がくるくる変えられるのか不思議でしょうがないよ。
「ココさん?」
話の途中だったな。
「もちろん聞いていたよ? トリコがホテル用の食材まで食べちゃったんでしょ」