そらです。
REHABILI⚠注意喚起 ※必読・スメールの魔神任務のネタバレを含みます。
・まだ進んでいない方の閲覧は推薦致しません。
・旅人について、世界樹の記録がどうなるのか具体的には公表されていない状態のため、私個人の推測、考察のみで書いております。ご了承ください。
・初投稿ですので口調や設定などの細かいところはお許しください。暖かい目で見て頂けると非常に助かります🌸
・作品に対する感想やアドバイスは有難いです 7542
天生麻菜
DONEほのぼのな魈蛍。恋人同士。居眠りと眼鏡のお話。🤭
レンズ越しの黄金色ふと背中に掛かる重みが増えていることに蛍は気づき、そろっと後ろを見る。木賊色の髪は微動だに動かないがいつもなら見える意志の強い黄金色の瞳は隠れている。
「…魈?」
おそるおそる声を掛けてみるが返答はない。くっついている背中を離しても彼は全く動かず、座ったまま器用に居眠りをしているようだった。
珍しい、と思いながら蛍は魈の顔を覗き込む。彼はほとんど寝ないか眠れたとしてもとても眠りが浅い。蛍が声を掛ければ彼はすぐに返事を返して、瞼をすぐに開けてしまう。それが今居眠りをしている。
彼にとって、蛍の側が安らげる場所になっているのかもしれない。それなら。蛍にとって嬉しいことこの上ない。
途端、あることを思い出して蛍はこそっとバックの中を手繰り、あるものを取り出す。そして、眠っている魈のそっと掛けて、普段とは少しだけ違う姿にほぅっと見惚れた。
1079「…魈?」
おそるおそる声を掛けてみるが返答はない。くっついている背中を離しても彼は全く動かず、座ったまま器用に居眠りをしているようだった。
珍しい、と思いながら蛍は魈の顔を覗き込む。彼はほとんど寝ないか眠れたとしてもとても眠りが浅い。蛍が声を掛ければ彼はすぐに返事を返して、瞼をすぐに開けてしまう。それが今居眠りをしている。
彼にとって、蛍の側が安らげる場所になっているのかもしれない。それなら。蛍にとって嬉しいことこの上ない。
途端、あることを思い出して蛍はこそっとバックの中を手繰り、あるものを取り出す。そして、眠っている魈のそっと掛けて、普段とは少しだけ違う姿にほぅっと見惚れた。