鍵子@GS4プレイ中
MENU玲マリ 2024.03.14のお話です。拙作「Valentine's Day」の続き。付き合いたてカップル このお話の間の卒業式のお話も今度書きます。友情出演:本多行くん、七ツ森実さんWHITE DAY 「ねね、小波ちゃん、ホワイトデーのお返し、何か欲しいものある?って聞いてもいい?」
突然行くんに振られたのは、いつもの喫茶店でおしゃべりの最中のこと。
「なっ、んで本多がこいつにお返しするんだよ」
「そりゃ、俺たちも貰いましたから、バレンタイン。あららら、リョウくん、もしかして自分だけ…とか思ってましたかー?自意識カジョーw」
テーブルの下で繋がれた手にぎゅっと力がこもる。
もしかしてヤキモチ?
ふふっ、可愛い。
「机の下の手をスグ離してくださーい」
「なんでだよ、いいだろ。俺と美奈子は……ったく、応援するって話じゃなかったのかよ」
「そそ、オレとミーくんは小波ちゃんの恋は応援してるよ、ただリョウくんの応援をするかって言うと、そこはやっぱり微妙だなー」
4027突然行くんに振られたのは、いつもの喫茶店でおしゃべりの最中のこと。
「なっ、んで本多がこいつにお返しするんだよ」
「そりゃ、俺たちも貰いましたから、バレンタイン。あららら、リョウくん、もしかして自分だけ…とか思ってましたかー?自意識カジョーw」
テーブルの下で繋がれた手にぎゅっと力がこもる。
もしかしてヤキモチ?
ふふっ、可愛い。
「机の下の手をスグ離してくださーい」
「なんでだよ、いいだろ。俺と美奈子は……ったく、応援するって話じゃなかったのかよ」
「そそ、オレとミーくんは小波ちゃんの恋は応援してるよ、ただリョウくんの応援をするかって言うと、そこはやっぱり微妙だなー」
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MENU玲マリ 三年二月(Valentine's Day)相変わらず風真くんは強気だったり心配性だったりを行ったり来たりです。上げ忘れてました‼️
Valentine's Day 「なあ、聞いたか。今年は小波さんチョコひとつも持って来てないみたいだぞ」
「ま?」
「ソースは?」
「さっき廊下で花椿さん達と話してた」
「終わったー。今年こそ彼女の義理チョコを貰う妄想してたのに」
「おま、妄想で義理って志低すぎねー?」
「いや、高けーだろ、小波だぞ。ローズクイーンだぞ」
「義理でもチョコ貰えたら一生の記念だよなー」
「さすがに本命はなー、風真がいるし」
「ちょっ、今年、もしかして風真も貰えないんじゃ…?」
「おまっ、バッ、目ぇ、合わせんな。」
「石化させられるぞ」
……ったく、全部聞こえてる……石化させる能力なんてない。
美奈子がチョコを持ってきてないという噂話はさっき学食でも耳に入ってきたけど、流石に俺の分はあるだろ。去年も一昨年も手作りの、いわゆる本命チョコというのを貰ったくらいだし。
4249「ま?」
「ソースは?」
「さっき廊下で花椿さん達と話してた」
「終わったー。今年こそ彼女の義理チョコを貰う妄想してたのに」
「おま、妄想で義理って志低すぎねー?」
「いや、高けーだろ、小波だぞ。ローズクイーンだぞ」
「義理でもチョコ貰えたら一生の記念だよなー」
「さすがに本命はなー、風真がいるし」
「ちょっ、今年、もしかして風真も貰えないんじゃ…?」
「おまっ、バッ、目ぇ、合わせんな。」
「石化させられるぞ」
……ったく、全部聞こえてる……石化させる能力なんてない。
美奈子がチョコを持ってきてないという噂話はさっき学食でも耳に入ってきたけど、流石に俺の分はあるだろ。去年も一昨年も手作りの、いわゆる本命チョコというのを貰ったくらいだし。
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MENU玲マリ(一応)大学一年生五月第二週目のお話です。先ほど画像でアップしたものと内容まったく一緒で横書きテキストベースです。■性犯罪の直接的な描写はありませんが、匂わせがあります。閲覧注意です。オーバードーズ気味の方もご注意くださいませ。 6890鍵子@GS4プレイ中
MENU玲マリ(一応)大学一年生五月第二週目のお話です。最初のページにご注意書きを載せていますのでお読みくださいませ。 こちらは縦書き画像になっていて別で横書きテキストベースもアップします。試行錯誤中ですみません。 17
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MENU玲マリ2年目春くらいのイメージです。颯砂くんとダーホンと七ツ森くんと御影先生が二人を応援してくれている世界線です。
作戦×作戦=? 「なあ、……それまだかかるのか?」
美奈子の座席の前の席の椅子を引き、後ろ向きに腰かける。
「あ、玲太くん。もうちょっとかなぁ、何かあった?」
お気に入りだというオレンジ色のシャープペンシルをくるりと回し、ニコニコしながらボケる。……ったく。
「何か、って。あーりーますけどー? 今日一緒に帰ろうって約束してただろ?」
「あ!」思いっきり忘れてた、という表情のあと、「そだ、そうだったよね、ごめんね」と慌てはじめる。
「別に、そんな慌てなくても、いいって。ちゃんと待ってるから。」
なるべく急いで書くねと、日誌に視線を落とす。
窓から入る風がカーテンを揺らし、美奈子の柔らかな髪も揺らす。
まつ毛…長いな、頬が…桜色…唇も……
2398美奈子の座席の前の席の椅子を引き、後ろ向きに腰かける。
「あ、玲太くん。もうちょっとかなぁ、何かあった?」
お気に入りだというオレンジ色のシャープペンシルをくるりと回し、ニコニコしながらボケる。……ったく。
「何か、って。あーりーますけどー? 今日一緒に帰ろうって約束してただろ?」
「あ!」思いっきり忘れてた、という表情のあと、「そだ、そうだったよね、ごめんね」と慌てはじめる。
「別に、そんな慌てなくても、いいって。ちゃんと待ってるから。」
なるべく急いで書くねと、日誌に視線を落とす。
窓から入る風がカーテンを揺らし、美奈子の柔らかな髪も揺らす。
まつ毛…長いな、頬が…桜色…唇も……
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MENU玲マリ あゆ海さんの素敵イラストを見て、勝手にお話をくっつけてしまいました。学校で押し倒して、マリィの頭を痛くしない場所を考えたんだけど、体育館倉庫のマットとか?でもそれなら制服じゃなくて体操服だよね?学生のうちに、本気で押し倒すことはないだろうから、事故で押し倒して、揺れる心、みたいなシチュエーションかなぁ❤️玲太くんの宝物 今週はバッチリ頑張ったよね、玲太くんにも誉めてもらったし😃
ご機嫌で帰宅しようとしたら、校門前で玲太くんを見つけた。ついてる時はラッキーが続く、嬉しくってついニコニコしちゃう🎵
「玲太くん、お茶して行こうよ」と誘って、いつもの喫茶店でたくさんおしゃべりをして、
そろそろ帰る時間になった時、玲太くんに、課題の進捗を確認された。
「課題? 課題? 課題って何だっけ?」と、口にして唐突に思い出した、課題あった、月曜日提出の、……ロッカーの中だ…😢
完全に忘れちゃってた、どうしよう。
「…ったく、お前は。変なとこで抜けてるよな。この時間じゃもう施錠されてるだろうし。明日はワックスがけ業者が入るらしいから校舎立ち入り禁止だぞ。」
1454ご機嫌で帰宅しようとしたら、校門前で玲太くんを見つけた。ついてる時はラッキーが続く、嬉しくってついニコニコしちゃう🎵
「玲太くん、お茶して行こうよ」と誘って、いつもの喫茶店でたくさんおしゃべりをして、
そろそろ帰る時間になった時、玲太くんに、課題の進捗を確認された。
「課題? 課題? 課題って何だっけ?」と、口にして唐突に思い出した、課題あった、月曜日提出の、……ロッカーの中だ…😢
完全に忘れちゃってた、どうしよう。
「…ったく、お前は。変なとこで抜けてるよな。この時間じゃもう施錠されてるだろうし。明日はワックスがけ業者が入るらしいから校舎立ち入り禁止だぞ。」
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MENU玲マリ 大学一年生五月頭のお話です。多分強めの幻覚なんだと思うのですが、他の√やってると、いつも玲太くんが私を見てるので、玲太くんへの供物です。 しばらく、玲マリが続くかもしれません。Candy so sweet 「今度の日曜日、森林公園でまったりってのはどうだ?」と、講堂の入り口で彼女に声をかけたのは風真玲太くん。
「あ、玲太くん! うん、行きたい」 嬉しそうな笑顔のあと、彼女の顔がほんの一瞬だけ曇るのを見逃さない。そう、彼は気の利く男なのだ、特にこの少女に対しては、嗅覚が倍になる。
なんか用事あったか?と覗き込みながら訊ねれば、少女が言い淀む。
「だーめーだ。遠慮も我慢もなしだ。ほら、ちゃんと言え、ちゃんと聞くから」 軽く撫でられた少女の頬が紅く染まる。
「えっとね、全然大したことじゃないの。占いでね、今週は恋愛運が好調らしくて、魅力パラが上がりそうだからメイクの研究したくって。」 とんだメタ発言である。
3573「あ、玲太くん! うん、行きたい」 嬉しそうな笑顔のあと、彼女の顔がほんの一瞬だけ曇るのを見逃さない。そう、彼は気の利く男なのだ、特にこの少女に対しては、嗅覚が倍になる。
なんか用事あったか?と覗き込みながら訊ねれば、少女が言い淀む。
「だーめーだ。遠慮も我慢もなしだ。ほら、ちゃんと言え、ちゃんと聞くから」 軽く撫でられた少女の頬が紅く染まる。
「えっとね、全然大したことじゃないの。占いでね、今週は恋愛運が好調らしくて、魅力パラが上がりそうだからメイクの研究したくって。」 とんだメタ発言である。
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MENU玲マリ 高校三年生秋口のお話です。ベタな設定で、ベタなオチですが。
平常運転「美奈子…、今度の日曜日、商店街に俺の買い物付き合ってくれないか」
「うん、いいよ。」なんのためらいもない様子の返答にひとまずホッとする。
何回デートを繰り返しても、声をかける瞬間は少し緊張するな。
断られることはないとは思うけど、この場所はイヤじゃないかとか、他に用事があったりしないかとか、色々考える。
「玲太くんのお買い物に付き合うのって珍しいね。何を買うの?」
「ああ、パソコンがちょっとさ、調子悪くて買い替えようかと思って…る、んだ…」
「えっ? パソコンとかなら、本多くんと一緒の方が良くない? 本多くん多分そっち系も詳しそう、あ、本多くんはホント何でも詳しいけど」
俺の言葉が終わらないうちに、首を振りながら胸の前で小さく手を振る。
3516「うん、いいよ。」なんのためらいもない様子の返答にひとまずホッとする。
何回デートを繰り返しても、声をかける瞬間は少し緊張するな。
断られることはないとは思うけど、この場所はイヤじゃないかとか、他に用事があったりしないかとか、色々考える。
「玲太くんのお買い物に付き合うのって珍しいね。何を買うの?」
「ああ、パソコンがちょっとさ、調子悪くて買い替えようかと思って…る、んだ…」
「えっ? パソコンとかなら、本多くんと一緒の方が良くない? 本多くん多分そっち系も詳しそう、あ、本多くんはホント何でも詳しいけど」
俺の言葉が終わらないうちに、首を振りながら胸の前で小さく手を振る。