鍵子@GS4プレイ中
MENUこれは数日前に勢いで書いたランチパックの感想w 新婚さんが二人で二種類のランチパックを食べる話です。ランチパック 「おっ、あれ俺の大好物、ランチパックのピーナッツじゃないか、買っといてくれたのか?さっすが俺の奥さんは分かってるなぁ」
日曜日の夕方、畜産組合の集まりから帰ってきた小次郎さんが、わたしに口づけながらダイニングテーブルを指差す。
テーブルの一角に置かれたパンのかごの中には小次郎さんの好きなランチパック。
「今日はね、いつもの定番ピーナッツだけじゃなく、深煎りピーナッツってのもあったから買ってきてみたよ。」
俺、これが一番好きなんだよなぁ、そう言って笑ったから、わたしの中のランチパックの定番はピーナッツになった。それまではタマゴが一番好きだったけど。
「夕飯前だけどさ、一緒に食べ比べてみよーぜ」
「えー、ご飯食べられなくなっちゃうよ、今日は小次郎さんのリクエストのハンバーグだよ」
1520日曜日の夕方、畜産組合の集まりから帰ってきた小次郎さんが、わたしに口づけながらダイニングテーブルを指差す。
テーブルの一角に置かれたパンのかごの中には小次郎さんの好きなランチパック。
「今日はね、いつもの定番ピーナッツだけじゃなく、深煎りピーナッツってのもあったから買ってきてみたよ。」
俺、これが一番好きなんだよなぁ、そう言って笑ったから、わたしの中のランチパックの定番はピーナッツになった。それまではタマゴが一番好きだったけど。
「夕飯前だけどさ、一緒に食べ比べてみよーぜ」
「えー、ご飯食べられなくなっちゃうよ、今日は小次郎さんのリクエストのハンバーグだよ」
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SPUR ME二度目となる教員採用試験も無事に終わり、あっという間に二月がやってきた。大成が『コンビニ塾』と称して頻繁に利用しているコンビニエンスストア「ハロゲン」のイートインスペースの内装も、節分を過ぎすっかりバレンタインデーを意識させるものに様変わりしている。
「あの、大成先生。ちょっと相談したいことがあるんですけど……」
季節の移ろいを早く感じるようになったのは、ハタチを過ぎた頃からだろうか……そんなことを考えながらまったりと好物であるチョコミントアイスを食べていた大成に、ただ一人の塾生である美奈子がおずおずと口火を切る。
これまで勉強が終わった後にくだらない話をすることはままあったが、彼女がそんなことを言い出すのは初めてのことだった。……しかも、こんな思い詰めたような表情で。
3737「あの、大成先生。ちょっと相談したいことがあるんですけど……」
季節の移ろいを早く感じるようになったのは、ハタチを過ぎた頃からだろうか……そんなことを考えながらまったりと好物であるチョコミントアイスを食べていた大成に、ただ一人の塾生である美奈子がおずおずと口火を切る。
これまで勉強が終わった後にくだらない話をすることはままあったが、彼女がそんなことを言い出すのは初めてのことだった。……しかも、こんな思い詰めたような表情で。
anji_gs
DOODLE【みかマリ】スーツ小次郎×流されマリィ
エロではないですが濃厚チューの雰囲気エロなので
パスをかけておきます。
苦手な方はご注意ください_(._.)_
PASS=主人公のデフォルト名字を数字3桁
osoraniame
DOODLEせんせぇを一途に追うマリィを見守るひかるちゃんの漫画を描いてます。すごく長くなりそう、というか長くて世に出るまですごく時間かかりそう。。でも描きてえ~~~ずっと描いてる………
追記:2022年5月のエアコレに向けて本にすることにしました。がんばるぞい 5
鍵子@GS4プレイ中
MENUみかマリ 拙作「犬も食わないってヤツ」の前日のお話です。書く日と時系列がバラバラですみません。あとカッコいい小次郎さんがいない世界ですみません。ここにはエロい小次郎さんしかいません。前日譚 なんて言おう
なんて言ってくれるかな
わくわくするような
そわそわするような
秘密の宝物を抱えて家路を急ぐ
急いで帰っても彼がまだ仕事中なのは分かっていたけれど。
□ □ □
お医者様は、厳しい目で、私の顔をちらりと一瞥してため息をついた。
(なんだろう…勘違いだったのかな)
そう思って少しがっかりした瞬間に、目の前のモニターのカルテを見ていた先生が
「あ、御影さん、ご結婚なさってる なんだ、そっかそっか、良かった」 と、声を出した。
「おめでとうございます、ご懐妊ですよ。第5週かなぁ、まだちょっと小さすぎて確定出来ないけど。よくこんな早くに気がつきましたね。」
さっきの厳しい目がウソみたいにニコニコされて、私もつられてしまう。
1899なんて言ってくれるかな
わくわくするような
そわそわするような
秘密の宝物を抱えて家路を急ぐ
急いで帰っても彼がまだ仕事中なのは分かっていたけれど。
□ □ □
お医者様は、厳しい目で、私の顔をちらりと一瞥してため息をついた。
(なんだろう…勘違いだったのかな)
そう思って少しがっかりした瞬間に、目の前のモニターのカルテを見ていた先生が
「あ、御影さん、ご結婚なさってる なんだ、そっかそっか、良かった」 と、声を出した。
「おめでとうございます、ご懐妊ですよ。第5週かなぁ、まだちょっと小さすぎて確定出来ないけど。よくこんな早くに気がつきましたね。」
さっきの厳しい目がウソみたいにニコニコされて、私もつられてしまう。
鍵子@GS4プレイ中
MENUみかマリ フォロワーさんからのリクエスト(だと勝手に勘違いして)書いてみました。勝手にお名前登場させてしまってごめんなさい。本編よりも未来のお話です。マリィ26歳の夏 結婚してる❤️
注:小次郎さんはケチケチおじさんではありません。
犬も食わないってヤツ 「小次郎さんのわからず屋、頑固親父!」
「なっ、おまえこそ、あれだ、んーと、おたんこなす」
「むー、ひどい! とにかく、別にいいでしょ、わたしの勝手でしょ!」
「勝手になんかさせるわけねーだろ、このどてかぼちゃ…プリン」
ご覧の通り俺たちは今、ケンカの真っ最中だ。
突然リビングで始まったこの険悪な言い争いを、あゆ海ちゃんがオロオロしながら見ている。
「ちょ、専務ー、どーしたんですかー、やめましょーよ、美奈子先輩もやめてくださいよー」
あゆ海ちゃんは、美奈子の大学のサークルの後輩で、──美奈子が卒業した年に入学したから、大学では親交はなかったらしいが、友人の妹の友達の知り合いだとかの縁で、夏休みや冬休みなんかの長期休みには、うちにアルバイトに来てくれている。すごく気の利くとても良い子だ。
1596「なっ、おまえこそ、あれだ、んーと、おたんこなす」
「むー、ひどい! とにかく、別にいいでしょ、わたしの勝手でしょ!」
「勝手になんかさせるわけねーだろ、このどてかぼちゃ…プリン」
ご覧の通り俺たちは今、ケンカの真っ最中だ。
突然リビングで始まったこの険悪な言い争いを、あゆ海ちゃんがオロオロしながら見ている。
「ちょ、専務ー、どーしたんですかー、やめましょーよ、美奈子先輩もやめてくださいよー」
あゆ海ちゃんは、美奈子の大学のサークルの後輩で、──美奈子が卒業した年に入学したから、大学では親交はなかったらしいが、友人の妹の友達の知り合いだとかの縁で、夏休みや冬休みなんかの長期休みには、うちにアルバイトに来てくれている。すごく気の利くとても良い子だ。
鍵子@GS4プレイ中
MENUみかマリ 御影先生初書き(口調怪しい、解像度低い…)高校3年生の春→夏のお話です。このお話は前編(全年齢対象)で、続く後編はR-18になりました。
マリィ視点(全年齢)→マリィ視点(R-18)+ 御影先生視点(R-18)で、初恋三部作になります❤️
初恋 本当は分かっているの
多分、私の気持ちは先生を困らせてしまうだけだ
でもこの気持ちの消しかたなんて、知らない
初めての、大切な気持ち
なかったことになんてできないよ──
「マリィ、顔色が悪いわ、どうしたの?」
「マリィが元気ないのヤだよ~」
そんなことないよ、元気元気、と笑顔を作る。無理に作った笑顔なのは、きっと二人にはバレちゃってる。
それでも、
無理はしちゃダメよ、と
話したくなったらいつでも聴くよ、と言ってくれる親友たちの優しい言葉に泣いてしまいそうになる。
みちるちゃんやひかるちゃんにも言えずにいる思い
大切な気持ち──
□ □ □
私は、多分勘違いをしていた。
自分は特別なんじゃないかって。
4264多分、私の気持ちは先生を困らせてしまうだけだ
でもこの気持ちの消しかたなんて、知らない
初めての、大切な気持ち
なかったことになんてできないよ──
「マリィ、顔色が悪いわ、どうしたの?」
「マリィが元気ないのヤだよ~」
そんなことないよ、元気元気、と笑顔を作る。無理に作った笑顔なのは、きっと二人にはバレちゃってる。
それでも、
無理はしちゃダメよ、と
話したくなったらいつでも聴くよ、と言ってくれる親友たちの優しい言葉に泣いてしまいそうになる。
みちるちゃんやひかるちゃんにも言えずにいる思い
大切な気持ち──
□ □ □
私は、多分勘違いをしていた。
自分は特別なんじゃないかって。