lll_suki
DONEJB2023 無配「極上の1杯を貴女に」東6ホール ぢ33a でお配りした無配です。
夢主ちゃんの友人視点のss。ジューンブライドをお題にした物語。いつか清書したいです。
六月の花嫁 お式に呼ばれた。お葬式とかではなく、結婚式に。
自宅のポストに淡い桜色の封筒が届いたのは、まだ肌寒さが残る春のはじまりだった。
「……てがみ?」
柔らかな色をたたえた封筒の、おもてに並ぶ文字には見覚えがある。中学と高校時代を一緒に過ごした親友の手書き文字だった。見間違えるはずはない、彼女に似た端正な字。ここ数年は流行りの感染症のこともあって、ちっとも会えずにいた友人のひとりだった。
電話番号だってメッセージアプリのアカウントだってお互い知っているのに、わざわざどうして。思いながら封筒をひっくり返してみれば、見知らぬ男性のなまえの隣に、思い描いた女性のなまえが連なっている。
「えっ、結婚するの、あの子!」
9131自宅のポストに淡い桜色の封筒が届いたのは、まだ肌寒さが残る春のはじまりだった。
「……てがみ?」
柔らかな色をたたえた封筒の、おもてに並ぶ文字には見覚えがある。中学と高校時代を一緒に過ごした親友の手書き文字だった。見間違えるはずはない、彼女に似た端正な字。ここ数年は流行りの感染症のこともあって、ちっとも会えずにいた友人のひとりだった。
電話番号だってメッセージアプリのアカウントだってお互い知っているのに、わざわざどうして。思いながら封筒をひっくり返してみれば、見知らぬ男性のなまえの隣に、思い描いた女性のなまえが連なっている。
「えっ、結婚するの、あの子!」
lll_suki
PROGRESS6月25日(日) 東京ビッグサイトにて行われるプチオンリー「極上の1杯を貴女に」で頒布を予定している、名探偵コナン/降谷零 夢小説のサンプルです。本文中、何度か視点が切り替わります。
[あらすじ]
黒ずくめの組織の壊滅まであと少し。
妻を守るために自身の死を偽装し別れた降谷と、彼を亡くした日常のなかで必死に生きようとする妻が、もう一度出会うまでのおはなし。
ハッピーエンド。
拝啓 春へ置き去りにしたあなたへ おしまいはほんとうに突然で、それはよく澄んだ、春のおわりだった。
「ご無沙汰しております」
警察官の夫と、私と、それから子犬のハロ。ふたりと一匹暮らしのマンションに突然訪れたのは、篤実そうな男性だった。
夫の部下だという男性は、『風見』さんと名乗った。彼と顔を合わせるのは確か、これが二度目。高い背丈と、あのひととは正反対に吊り上がった瞳がつよく印象に残っている。
どうぞこちらへ。そう室内へ促した私に、春の空気をまとった彼は、ただ首を横に振った。
「きょうは、こちらをお届けに伺ったんです」
そうして手渡されたのは、真っ白な陶器の蓋物だった。私の両手のひらにちょうどぴったり収まるほどの、つるりと丸くて軽いそれ。薄い生成りで包まれているのに氷みたいに冷たくて、受け取った途端、言いようのない焦燥感が背を駆け抜けた。
8383「ご無沙汰しております」
警察官の夫と、私と、それから子犬のハロ。ふたりと一匹暮らしのマンションに突然訪れたのは、篤実そうな男性だった。
夫の部下だという男性は、『風見』さんと名乗った。彼と顔を合わせるのは確か、これが二度目。高い背丈と、あのひととは正反対に吊り上がった瞳がつよく印象に残っている。
どうぞこちらへ。そう室内へ促した私に、春の空気をまとった彼は、ただ首を横に振った。
「きょうは、こちらをお届けに伺ったんです」
そうして手渡されたのは、真っ白な陶器の蓋物だった。私の両手のひらにちょうどぴったり収まるほどの、つるりと丸くて軽いそれ。薄い生成りで包まれているのに氷みたいに冷たくて、受け取った途端、言いようのない焦燥感が背を駆け抜けた。
yori_framb
DOODLE(22-10.20)今日の推し活。安室さん推しのマスク事情を色々と考えてヘンな拘りが生まれた結果、色は白かグレーで柄なし無地で形はスタンダードで使い捨てでお願いします!…となりました。推しの事考えるのは本当に楽しいw
yori_framb
DOODLE(22-10.18)今日の推し活。トリプルフェイスの誰かわからない長めのエクステつけた推しを描く!が先にきていてダレだとかまったく考えないで描いたので誰かわからないトリプルフェイスのうちの誰か!今日も推し活楽しいー!
yori_framb
DOODLE(22-10.12)今日の推し活。降谷零。ネームしてる合間でやっぱり推しラクガキはしてしまう。ちょっと休憩するか…でお絵描きって休憩になってないけど楽しいからいいかー♪ 推し描くの本当に楽しい。