ロビぐだ♂とヘクマンを書きたい
PROGRESS前からちまちま以下略。良いモブも悪いモブも出ます。
ファンタジーパラレルなロビぐだ♂第3話「―――公が来るんだってよ。」
そんな世間話が耳に入ってきたのは、東から紫の[[rb:帳 > とばり]]が街に覆い被さろうとする時間帯だった。
ちょうどロビンは森から街に出てきていた。麻縄や布のような市場でしか手に入りにくい必需品を買い足し、ついでに[[rb:麦酒 > エール]]の一杯でも引っかけて帰る算段である。物資の調達は滞りなく済み、夕方には目論み通り酒場の戸をくぐることが出来た。
徐々に賑わいを増していく店の片隅でジョッキを傾けるロビンの耳に、その話は偶然入り込んできたのである。
「…………」
こういう時に耳をそばだててしまうのはもう習性といって良い。様々な方面に敏くなければ長く旅暮らしはやっていけないのだ。不審に思われない程度に話が聞こえてきた方向へ身体を寄せる。
10591そんな世間話が耳に入ってきたのは、東から紫の[[rb:帳 > とばり]]が街に覆い被さろうとする時間帯だった。
ちょうどロビンは森から街に出てきていた。麻縄や布のような市場でしか手に入りにくい必需品を買い足し、ついでに[[rb:麦酒 > エール]]の一杯でも引っかけて帰る算段である。物資の調達は滞りなく済み、夕方には目論み通り酒場の戸をくぐることが出来た。
徐々に賑わいを増していく店の片隅でジョッキを傾けるロビンの耳に、その話は偶然入り込んできたのである。
「…………」
こういう時に耳をそばだててしまうのはもう習性といって良い。様々な方面に敏くなければ長く旅暮らしはやっていけないのだ。不審に思われない程度に話が聞こえてきた方向へ身体を寄せる。
葵(緒都)
DONEフォロワーさんと行っているセルフワンドロのお話です。お題は「着ぶくれ」を使いました😌
小次ぐだ♀
二人で羽織る「ふぇっ……」
「む」
「ふぇっくし!」
「…」
くしゃみをした瞬間、手に持っていた茶碗からお茶が零れ、あまりの熱さに熱い!と叫ぶ。鼻水もずるずるするし色々と起こりすぎて、何から手をつけるべきなのか分からなくなってくる。
「立香、ほら」
「あ、ありがと…」
鼻を啜ると差し出されたティッシュにキュンとして、まずは溢したお茶をふき取る。まだ手に持っていた茶碗は小次郎が受け取り、ようやく両手が空いたことでこの失態の後始末が出来るようになった。
「…なんか、鼻声じゃない?」
「鼻声だな」
「…風邪ひいたかな」
「それはよくない」
一度こう言ってしまうと人間というものは不思議なもので、別に今まで寒気なんて感じてなかったのに、急に身震いをしたくなる。体の芯から冷えているような気がし、思わず両手で体を抱いて腕をさすれば、見ていた小次郎がおでこに手を当てる。
2005「む」
「ふぇっくし!」
「…」
くしゃみをした瞬間、手に持っていた茶碗からお茶が零れ、あまりの熱さに熱い!と叫ぶ。鼻水もずるずるするし色々と起こりすぎて、何から手をつけるべきなのか分からなくなってくる。
「立香、ほら」
「あ、ありがと…」
鼻を啜ると差し出されたティッシュにキュンとして、まずは溢したお茶をふき取る。まだ手に持っていた茶碗は小次郎が受け取り、ようやく両手が空いたことでこの失態の後始末が出来るようになった。
「…なんか、鼻声じゃない?」
「鼻声だな」
「…風邪ひいたかな」
「それはよくない」
一度こう言ってしまうと人間というものは不思議なもので、別に今まで寒気なんて感じてなかったのに、急に身震いをしたくなる。体の芯から冷えているような気がし、思わず両手で体を抱いて腕をさすれば、見ていた小次郎がおでこに手を当てる。
葵(緒都)
DONE寒空のした月見酒をする小次郎とぐだ子の話小次ぐだ♀
玉響月下「しゃぶい…」
「そうだな。さむいな」
「指が震える…」
「手袋すればいいだろう」
「うぅ…」
「自分から外で晩酌したいと言ったのにまったく…」
はぁ、と呆れてため息をつく小次郎に、月がよく見えるところまで歩んでいた足をぴたりと止め、虚しさのあまり思わずその場でうずくまる。わたしから言い出したのは確かにそうだけれども、もう少し優しくしてくれてもいいのに…。
「立香」
「…」
「…仕方ない」
「え?うわっ!」
片手にお酒の瓶を持っているというのに、彼は一言発するとひょいとわたしを抱き上げる。コートだって着てモコモコで抱えにくいだろうに、そんなこともお構いなしに小次郎はずんずん足を進めだしたのだ。
「こ、」
「抱えにくいな…落としたらすまんな」
3401「そうだな。さむいな」
「指が震える…」
「手袋すればいいだろう」
「うぅ…」
「自分から外で晩酌したいと言ったのにまったく…」
はぁ、と呆れてため息をつく小次郎に、月がよく見えるところまで歩んでいた足をぴたりと止め、虚しさのあまり思わずその場でうずくまる。わたしから言い出したのは確かにそうだけれども、もう少し優しくしてくれてもいいのに…。
「立香」
「…」
「…仕方ない」
「え?うわっ!」
片手にお酒の瓶を持っているというのに、彼は一言発するとひょいとわたしを抱き上げる。コートだって着てモコモコで抱えにくいだろうに、そんなこともお構いなしに小次郎はずんずん足を進めだしたのだ。
「こ、」
「抱えにくいな…落としたらすまんな」
茴香樹
DONEビリー誕がようやく完成したのですがこちらには投げてなかったので…データが重いため分割して投げます。
※史実だとビリーの誕生日は諸説あります。こちらは紙マテの「1859年11月23日生まれ」を基にしています
※絆10以上のイメージで描いています。フィルター厚め 4
すみはる
DONE丑年アスぐだ♀年内に間に合いました!牛耳!
また、2021/11/06(土) 10:00~22:00
pictSQUAREで開催される
「らぶりつ!右ぐだ♀webオンリー Love Order for 立香♀」にて
このイラストをネップリ頒布致します。
会場内サークルスペース【き 2】のお品書きに番号を記載予定です。
#らぶりつ1106 4
もん@ジャンルごちゃ混ぜ
SPUR MEマンぐだ♀の吃逆ネタの雑ネーム。現パロでもそもそとネームまではかけたけども、なんかうまくぐだお君描けなくて放置してる。汚い上に読めないからネーム自体を描き直さねば・・・・🤔 6shiopansakusaku
DONETwitterでも上げていましたオベぐだ♀です。ティターニア大好きな妖精王が振り回されるお話。
【お礼】
Twitterでご反応をいただいていたみなさん、本当にありがとうございます!
とても嬉しかったです!
これからも精進していきたいと思いますのでよければお付き合いいただけますよう、よろしくお願いします~!! 7
葵(緒都)
DONE0721の日に合わせて書いた小次ぐだ♀…なんだけどちょっと0721感薄いです。あと気分が落ち込んでるときに書いたのでちょっと暗い。そのうち明るいいちゃラブ0721の日リベンジしたいな…。 10063
葵(緒都)
PASTpixivにアップしているぐだシャルの話本日はお日柄もよくとある日、なんてことない日。俺はガチガチに固まってこぶしを膝の上で握りしめていた。
(こういうときって何から話しかければいいんだ…?今日の服可愛いね…とか…?いや…いつも同じ服だから意味ないな…。髪型…も同じだから意味がないし…)
ベッドに座る隣に同じく緊張したお面持ちで腰かけて、小さな手をぎゅっと握りしめている 彼女。恥ずかしながらマスターとサーヴァントという関係性でありながら、それ以上でも ある。ここは格好良くリードしてあげたいところなのに…こういう場面になるといつも情けなくなってしまう。
(コルデーも緊張しちゃうよな…これだと…)
「マスター、」
「コルデー!あのさ…」
「えっ はいっ…な、なんでしょう…?」
2760(こういうときって何から話しかければいいんだ…?今日の服可愛いね…とか…?いや…いつも同じ服だから意味ないな…。髪型…も同じだから意味がないし…)
ベッドに座る隣に同じく緊張したお面持ちで腰かけて、小さな手をぎゅっと握りしめている 彼女。恥ずかしながらマスターとサーヴァントという関係性でありながら、それ以上でも ある。ここは格好良くリードしてあげたいところなのに…こういう場面になるといつも情けなくなってしまう。
(コルデーも緊張しちゃうよな…これだと…)
「マスター、」
「コルデー!あのさ…」
「えっ はいっ…な、なんでしょう…?」
葵(緒都)
PASTpixivにもアップしている少し前の小次郎ぐだ♀の話礼装のせいでパンツが消えるなんてそんなことあってたまるか「小次郎!後ろ!」
「ん」
わたしが叫んだ言葉に被るように肉を斬り裂く音が聞こえて、獣の断末魔が響く。耳が痛くなるほどの声に少し顔を歪ませると、彼は跳ね返った血を拭って大丈夫か?と優しく声をかけてくれる。
「うん。…大丈夫」
「そうか」
一息ついて答えた返事に彼は素直にうなずいて刀を鞘にしまうと、なにやら妙にこちらをじっと見つめてくる。あまりに痛い視線に首を傾げて見つめ返すと、ちょうど良く使えているみたいだな?と笑いかけてくれた。
「新しい礼装のこと?」
「もちろん」
「そうだね。新しいからうまく使えるか心配だったけど…他のサーヴァントともなじみがいいみたいだし、能力も噛み合ってて何とか大丈夫そう」
紺色のセーラー服のスカートの裾を払って、改めて自分の体を見る。最初は短いスカートにソックスって言うのに少し抵抗があったけど…あんまり動かなければ心配はないみたいだし、能力も問題なく使えている。試しに周回で着てみて良かった。
5922「ん」
わたしが叫んだ言葉に被るように肉を斬り裂く音が聞こえて、獣の断末魔が響く。耳が痛くなるほどの声に少し顔を歪ませると、彼は跳ね返った血を拭って大丈夫か?と優しく声をかけてくれる。
「うん。…大丈夫」
「そうか」
一息ついて答えた返事に彼は素直にうなずいて刀を鞘にしまうと、なにやら妙にこちらをじっと見つめてくる。あまりに痛い視線に首を傾げて見つめ返すと、ちょうど良く使えているみたいだな?と笑いかけてくれた。
「新しい礼装のこと?」
「もちろん」
「そうだね。新しいからうまく使えるか心配だったけど…他のサーヴァントともなじみがいいみたいだし、能力も噛み合ってて何とか大丈夫そう」
紺色のセーラー服のスカートの裾を払って、改めて自分の体を見る。最初は短いスカートにソックスって言うのに少し抵抗があったけど…あんまり動かなければ心配はないみたいだし、能力も問題なく使えている。試しに周回で着てみて良かった。