konohako*
MOURNING『丘を下りたら』のあの世での最終話、エレンとミカサを合わせるか、エレンとは会えないパターンにするか迷いました。その時の下書きが出てきたので、ここで供養します。
丘を下りたら 最終話の別バージョン***別バージョン***
「あの、兵士長」
「なんだ」
「えぇと、リアクションに困るのですが」
正直この後どうしたらいいものか分からない。
「なら、さっさと済ますか。ミカサ、エレンはいない」
先ほどまでの穏やかな表情とは違い、真剣そのもの、調査兵団の「リヴァイ兵士長」そのものの顔。どきどきと音を立てていた心臓が一気に停止した。エレンがいない、とは…?
「誰もエレンの姿を見ていないらしい。だが、俺とお前はあの丘でエレンを感じていた。推測に過ぎないが、エレンはあの丘か、またはまだあの世界にいるんじゃないか」
「じゃあ、エレンにはもう二度と」
「分からねぇ。俺やお前と違って、あいつは『普通』の状態で死んだわけじゃない。何が起こっているのか、何が起こっていても、おかしくはねぇ」
1501「あの、兵士長」
「なんだ」
「えぇと、リアクションに困るのですが」
正直この後どうしたらいいものか分からない。
「なら、さっさと済ますか。ミカサ、エレンはいない」
先ほどまでの穏やかな表情とは違い、真剣そのもの、調査兵団の「リヴァイ兵士長」そのものの顔。どきどきと音を立てていた心臓が一気に停止した。エレンがいない、とは…?
「誰もエレンの姿を見ていないらしい。だが、俺とお前はあの丘でエレンを感じていた。推測に過ぎないが、エレンはあの丘か、またはまだあの世界にいるんじゃないか」
「じゃあ、エレンにはもう二度と」
「分からねぇ。俺やお前と違って、あいつは『普通』の状態で死んだわけじゃない。何が起こっているのか、何が起こっていても、おかしくはねぇ」
千瞑(senbei)
MOURNING進撃の巨人ライナー夢を書く前に考えてたリヴァイ夢。ボツになったので供養。リヴァイ夢暗殺者クロガネ。団長直属の影。団長が変わるたびに契約を結ぶ。謎の部分が多く気配や痕跡を残さない。調査兵団にいながら調査兵団ではない。名簿に名前が載っていない。
白夜---------------
エレンに渡すその瞬間
エルヴィン
腹がえぐれて内臓まで損傷。
アルミンかエルヴィンか
この注射はエルヴィンに打つ。
人類を救えるほうを生かす
エレン、おまえ何を言っているかわかるか?
エルヴィンを調査兵団団長を見殺しにしろと言っているんだぞ
全員ここから離れろ!
おい、聞いているのか?お前もだ。
聞いているよ。
でも、私はその命令に従う必要がない。
は?何言ってやがる
どっちに打つかはリヴァイが決めなよ。
私は部外者だからそもそも決定権がない。
1797白夜---------------
エレンに渡すその瞬間
エルヴィン
腹がえぐれて内臓まで損傷。
アルミンかエルヴィンか
この注射はエルヴィンに打つ。
人類を救えるほうを生かす
エレン、おまえ何を言っているかわかるか?
エルヴィンを調査兵団団長を見殺しにしろと言っているんだぞ
全員ここから離れろ!
おい、聞いているのか?お前もだ。
聞いているよ。
でも、私はその命令に従う必要がない。
は?何言ってやがる
どっちに打つかはリヴァイが決めなよ。
私は部外者だからそもそも決定権がない。
千瞑(senbei)
DOODLE進撃の巨人 リヴァイ夢医務室勤務の夢主。兵士ではない。
リヴァイ視点シガンシナ区での勝利後
調査兵団の生き残りは俺を含めて9人しかいなかった。
目の前の女は仲間の死を悲しみ、俺の代わりに涙を流す。
この女に「泣くな」と言う言葉は意味をなさない。
出会ったときからそうだった。
次から次へと湧き水のように流れ続ける涙をぬぐおうと触れようとすると「もう大丈夫だから」と泣き止んで俺から離れていく。
いつもならそうだった。
だが、今日はそうならなかった。
「〇〇…」
名を呼んで涙を指ですくうと、大粒の涙をこぼしながら俺を見つめる。
何も言わないのをいいことに女の腕をそのまま引いて、胸に押し付ける。
「落ち着くまで貸しといてやる」
289調査兵団の生き残りは俺を含めて9人しかいなかった。
目の前の女は仲間の死を悲しみ、俺の代わりに涙を流す。
この女に「泣くな」と言う言葉は意味をなさない。
出会ったときからそうだった。
次から次へと湧き水のように流れ続ける涙をぬぐおうと触れようとすると「もう大丈夫だから」と泣き止んで俺から離れていく。
いつもならそうだった。
だが、今日はそうならなかった。
「〇〇…」
名を呼んで涙を指ですくうと、大粒の涙をこぼしながら俺を見つめる。
何も言わないのをいいことに女の腕をそのまま引いて、胸に押し付ける。
「落ち着くまで貸しといてやる」