たぬきごはん
PROGRESS今書いてます。ここからどうするか…甘酸っぱいのはスポドリのせいにした「さあ!今年もこの季節がやって来た!運動会!」
黒板の前で学級委員の国木田君が宣言する。それに合わせてクラスメイトも歓声を上げる。
「賑やかな物だねぇ…」
私は行事なんかでは全く盛り上がらないから(世界心中大会とかあったら良いのになぁ)後ろの席で何時もの愛読書を開く。
「太宰今年くらい少しは参加しろよ」
隣の席の中也が睨み付けてくる。去年出るはずだった種目を全て放棄して中也に押し付けた事をまだ念に持っているらしい。
「何でだい?勿論今年も蛞蝓に全て押し付けようと思っていたのに」
「莫迦言うなっ!去年どれだけ大変だったと思ってやがる!6種目連続だぞ?少しは俺の体力考えろ」
「ええっ?中也から体力を取ったら何も残らないじゃないか!」
1152黒板の前で学級委員の国木田君が宣言する。それに合わせてクラスメイトも歓声を上げる。
「賑やかな物だねぇ…」
私は行事なんかでは全く盛り上がらないから(世界心中大会とかあったら良いのになぁ)後ろの席で何時もの愛読書を開く。
「太宰今年くらい少しは参加しろよ」
隣の席の中也が睨み付けてくる。去年出るはずだった種目を全て放棄して中也に押し付けた事をまだ念に持っているらしい。
「何でだい?勿論今年も蛞蝓に全て押し付けようと思っていたのに」
「莫迦言うなっ!去年どれだけ大変だったと思ってやがる!6種目連続だぞ?少しは俺の体力考えろ」
「ええっ?中也から体力を取ったら何も残らないじゃないか!」
RGameonna
DONE【こちらの完成版は支部にあります】幹部の記念館に行って、うわあああ!ってなって作ったお話です。史実、オマージュ、私の太中混ぜ込んだカオス!オリジナル詩人の魂やご家族(ご子孫?)や記念館にご尽力されたすべての人に幸あれ!個人的にはお母さま(故人)を労いたかった…。子孫にあたるモブ子(小学生)がストーリーテラーです。お話の進行のため細かいところは捏造です。何でも許せる方のみどうぞ🤕🎩 15
tutuonlineee
DONE※首领宰×最高干部中※已魔改if线逻辑与剧情
※ABO提及,自行避雷
※全文1.2w,见评
密码太宰治和中原中也生日8位数
是《暗室逢灯》番外一,有一些小细节和伏笔,期待你的反馈 13102
mia_1203_
DONEイベントシリーズ05バレンタインデーから続く、恋人な太中がイベントを楽しむお話のシリーズです。
単品でも読めると思います。
今年は珍しく晴れそうですね🎋
七夕 七夕の夜、中也は仕事を終わらせて自宅に帰ってきた。玄関には、見慣れた靴が一足。普段、中也が履いている靴より大きい革靴だ。恋人の太宰の靴で間違いなかった。「今日は来たのか」と思いつつ、突然の来訪に嬉しく思っていた。太宰はいつも気分に任せて行動するので、絶対外せない用事以外でいつ会えるかどうかは太宰次第だった。探偵社とポートマフィアは一応協力関係にあるので、適当に理由をでっち上げて仕事中に会えなくもない。ただ、この方法を使うのは中也の仕事に対するポリシーに反している。幸い、太宰の方から週に2、3回は中也の家にやって来るので、逢えなくて寂しいと思ったことはなかった。
「中也、おかえり〜」
「ただいま」
リビングには、すっかり部屋の景色に馴染んでいる太宰が、革張りのソファーで寛いでいた。
2426「中也、おかえり〜」
「ただいま」
リビングには、すっかり部屋の景色に馴染んでいる太宰が、革張りのソファーで寛いでいた。
唐云卿
DONE捡到的猫变成人了能当老婆吗*男高宰×猫妖中
*一些小男孩闹腾的同居日常
*全文8k+,有私设
横滨市民论坛>>互助答疑区
《小区里捡到的猫变成人了怎么办?》
1L 楼主
如题,本人晚上回家在小区楼下捡到一只流浪猫,带回去弄干净之后突然变成人了,这下怎么办好?
2L
?哥们你发错区了,都市怪谈在隔壁,别在这编故事。
3L
哪个小区的,我也去捡一只碰碰运气。
4L
不信,无图无真相,除非让我看看怎么变的。
5L
便宜楼主了,这不白捡一个老婆?小猫娘,嘿嘿。
6L
虽然人的xp是自由的,但是楼上你……
……
看着评论区底下各种乱七八糟的回复,太宰治深感心累,关上手机叹了口气,跟面前的猫耳少年大眼瞪小眼。
8737*一些小男孩闹腾的同居日常
*全文8k+,有私设
横滨市民论坛>>互助答疑区
《小区里捡到的猫变成人了怎么办?》
1L 楼主
如题,本人晚上回家在小区楼下捡到一只流浪猫,带回去弄干净之后突然变成人了,这下怎么办好?
2L
?哥们你发错区了,都市怪谈在隔壁,别在这编故事。
3L
哪个小区的,我也去捡一只碰碰运气。
4L
不信,无图无真相,除非让我看看怎么变的。
5L
便宜楼主了,这不白捡一个老婆?小猫娘,嘿嘿。
6L
虽然人的xp是自由的,但是楼上你……
……
看着评论区底下各种乱七八糟的回复,太宰治深感心累,关上手机叹了口气,跟面前的猫耳少年大眼瞪小眼。
サク。
MEMOpixivの再掲花筺「巫山戯ンなよ……!」
シンクに広がる、血に塗れた花を睨みつけ中也は零した。
突然だった。
帰宅すれば込み上げる吐き気にシンクに突っ伏すようにして嘔吐くと口から花が吐き出された。
その際、喉か口内を傷付けたのか、吐いた花は血に塗れていた。
ようやく吐き気が収まり、中也はその場に崩れるようにへたり込んだ。
花を吐くなんて聞いた事がない。
食中りをしたのなら吐き出すものは胃の内容物だ。
だが、どれだけ吐いても出てくるのは花ばかりだった。
自身の体に何が起きているのかわからず、中也は得体の知れない恐怖に僅かに体を震わせる。
もし、未知の病気に罹っているとしたらこの先どうなるのか。
壁に掛けてある時計を見ると、時刻は深夜だった。
8192シンクに広がる、血に塗れた花を睨みつけ中也は零した。
突然だった。
帰宅すれば込み上げる吐き気にシンクに突っ伏すようにして嘔吐くと口から花が吐き出された。
その際、喉か口内を傷付けたのか、吐いた花は血に塗れていた。
ようやく吐き気が収まり、中也はその場に崩れるようにへたり込んだ。
花を吐くなんて聞いた事がない。
食中りをしたのなら吐き出すものは胃の内容物だ。
だが、どれだけ吐いても出てくるのは花ばかりだった。
自身の体に何が起きているのかわからず、中也は得体の知れない恐怖に僅かに体を震わせる。
もし、未知の病気に罹っているとしたらこの先どうなるのか。
壁に掛けてある時計を見ると、時刻は深夜だった。
サク。
MEMOpixivの再掲“大好きだよ” 太宰には恋仲の相手がいる。
…………らしい。
何処から発生した噂かは知らない。
そして、それは中也の耳にも届いた。
あの人間失格に、恋人?
と、聞いた最初は真に受けなかった。
任務以外は執務室に篭りっきりになり、口を開けば物騒な話ばかりで浮ついた雰囲気は一切無かった。
だが、いつ頃からだろう。
任務が無い日、太宰の執務室を訪ねれば、そこにいつも居るはずの人物の姿は無かった。
ポートマフィア本部の何処かに居るのだろうと尋ね回った。
だがその日、あの幽鬼のような姿を誰も見なかった。
たった一日なら、そういう事もあるだろうと思った。
しかし、数が増えれば偶然では無くなる。
間違いなく、太宰は非番の日、特別な場所に行っている。
9049…………らしい。
何処から発生した噂かは知らない。
そして、それは中也の耳にも届いた。
あの人間失格に、恋人?
と、聞いた最初は真に受けなかった。
任務以外は執務室に篭りっきりになり、口を開けば物騒な話ばかりで浮ついた雰囲気は一切無かった。
だが、いつ頃からだろう。
任務が無い日、太宰の執務室を訪ねれば、そこにいつも居るはずの人物の姿は無かった。
ポートマフィア本部の何処かに居るのだろうと尋ね回った。
だがその日、あの幽鬼のような姿を誰も見なかった。
たった一日なら、そういう事もあるだろうと思った。
しかし、数が増えれば偶然では無くなる。
間違いなく、太宰は非番の日、特別な場所に行っている。
サク。
MEMOpixivの再掲此処に居る理由「はぁい、こちら太宰……」
『何処で油を売ってる! この唐変木!!』
鼓膜を突き破る勢いの国木田の怒声を想定していた太宰は、携帯端末を腕いっぱいに耳から遠ざける。
遠ざけたはずだが、一字一句はっきりと聞こえた。
怒声が止んだ事を確認し、太宰は端末を通常の距離に戻す。
『こっちは仕事が山積みだ、さっさと戻って来い、この包帯無駄遣い装置!!』
自身の言葉に再び怒りが再熱し出したのか、国木田の声が荒くなっていく。
「落ち着き給えよ国木田くん。私は常に探偵社員とはどうあるべきか熟慮している。だからこそ、今、行動すべきだと思ったしだいなのだよ」
『何をわけのわからん事を、貴様のどうでもいい熟慮など要らん、必要なのは人手だ!』
6327『何処で油を売ってる! この唐変木!!』
鼓膜を突き破る勢いの国木田の怒声を想定していた太宰は、携帯端末を腕いっぱいに耳から遠ざける。
遠ざけたはずだが、一字一句はっきりと聞こえた。
怒声が止んだ事を確認し、太宰は端末を通常の距離に戻す。
『こっちは仕事が山積みだ、さっさと戻って来い、この包帯無駄遣い装置!!』
自身の言葉に再び怒りが再熱し出したのか、国木田の声が荒くなっていく。
「落ち着き給えよ国木田くん。私は常に探偵社員とはどうあるべきか熟慮している。だからこそ、今、行動すべきだと思ったしだいなのだよ」
『何をわけのわからん事を、貴様のどうでもいい熟慮など要らん、必要なのは人手だ!』
サク。
MEMOpixivの再掲最期のサヨナラを。 …………。
……何でもいい。
些細な事で構わない。
奴になら、必ず届く。
中也は一度、込み上げる不快感に血を吐いた。
安直な行動だったと後悔しても遅い。
霞む視界の中、力が入らなくなった手で懐から携帯端末を取り出す。
自身から溢れる血で本体の半分が汚れた端末を滑り落とさないように握り締め、薄れそうになる意識の中、浮かんだ番号を押す。
呼び出し音を聞きながら、迷わずその番号を押した事に何の疑問も抱かなかった。
もどかしく、数回の呼び出し音の後、
『……はぁい?』
呑気にもとれる太宰の声がした。
その一言以外は何の音もしない。
何処に居るのか知らないが、これなら中也の声も聞こえるだろう。
応答した事に無意識に安堵し、中也は荒い呼吸に阻害されながらも声を絞り出す。
15694……何でもいい。
些細な事で構わない。
奴になら、必ず届く。
中也は一度、込み上げる不快感に血を吐いた。
安直な行動だったと後悔しても遅い。
霞む視界の中、力が入らなくなった手で懐から携帯端末を取り出す。
自身から溢れる血で本体の半分が汚れた端末を滑り落とさないように握り締め、薄れそうになる意識の中、浮かんだ番号を押す。
呼び出し音を聞きながら、迷わずその番号を押した事に何の疑問も抱かなかった。
もどかしく、数回の呼び出し音の後、
『……はぁい?』
呑気にもとれる太宰の声がした。
その一言以外は何の音もしない。
何処に居るのか知らないが、これなら中也の声も聞こえるだろう。
応答した事に無意識に安堵し、中也は荒い呼吸に阻害されながらも声を絞り出す。
サク。
MEMOpixivの再掲君ヲ思フDAY.1
一目見た時から特別だった。
声も、仕草も、口癖も、髪型も、痩躯も、顔も、……暗い瞳も。
全てが気に入らなくて、全てが特別だった。
同年代の人間は周囲に沢山居た。
皆、自身を慕い、敬い、畏怖した。
だが、奴だけは違った。
奴は対等だった。
慕いもしないし、敬いもしないし、畏怖もない。
どこまでも対等で、どこまでも同等だった。
だから、奴に対するこの気持ちが特別なのは、奴が特別ではなかったから、なのかもしれない。
挨拶代わりに喧嘩し、共に任務をすれば喧嘩し、何をするにも喧嘩をした。
喧嘩など、羊に居る時にした記憶はない。
そして、いつからだろうか。
特別じゃないから特別だった奴の、特別になりたいと思ってしまったのは。
17201一目見た時から特別だった。
声も、仕草も、口癖も、髪型も、痩躯も、顔も、……暗い瞳も。
全てが気に入らなくて、全てが特別だった。
同年代の人間は周囲に沢山居た。
皆、自身を慕い、敬い、畏怖した。
だが、奴だけは違った。
奴は対等だった。
慕いもしないし、敬いもしないし、畏怖もない。
どこまでも対等で、どこまでも同等だった。
だから、奴に対するこの気持ちが特別なのは、奴が特別ではなかったから、なのかもしれない。
挨拶代わりに喧嘩し、共に任務をすれば喧嘩し、何をするにも喧嘩をした。
喧嘩など、羊に居る時にした記憶はない。
そして、いつからだろうか。
特別じゃないから特別だった奴の、特別になりたいと思ってしまったのは。
サク。
MEMOpixivの再掲GIFT ぼたぼたと地面に血溜まりを作っていく赤を、中也は凝視していた。
焼けつくような痛みに脂汗が浮き、その場に倒れそうになる。
自分がどうなっているのかわからない。
ただ、痛い。
痛くて痛くて、痛くて痛くて、片側が欠けた、遠近感が失われた地面を睨みつけていた。
「中也ッ!!」
太宰が焦りの混じった声で名を呼ぶ。
地面に増えていく血溜まりに、中也は奥歯を噛み締める。
痛みを訴え続ける片側の目がどうなっているかなど、考えたくもなかった。
真っ赤に塗りつぶされた視界が揺れ、意識が遠退く感覚が襲う。
「だ、ざい……」
ふらつきそうになる頭を持ち上げ、残った片側の視界でその姿を探す。
「中也ッ!! この莫迦!!」
7380焼けつくような痛みに脂汗が浮き、その場に倒れそうになる。
自分がどうなっているのかわからない。
ただ、痛い。
痛くて痛くて、痛くて痛くて、片側が欠けた、遠近感が失われた地面を睨みつけていた。
「中也ッ!!」
太宰が焦りの混じった声で名を呼ぶ。
地面に増えていく血溜まりに、中也は奥歯を噛み締める。
痛みを訴え続ける片側の目がどうなっているかなど、考えたくもなかった。
真っ赤に塗りつぶされた視界が揺れ、意識が遠退く感覚が襲う。
「だ、ざい……」
ふらつきそうになる頭を持ち上げ、残った片側の視界でその姿を探す。
「中也ッ!! この莫迦!!」
サク。
MEMOpixivの再掲それが運命だと云うのなら 目の前に差し出された紙を、中也は震える手で受け取った。
もし、βなら態々森は執務室に中也を呼び出す事はなかったはずだった。
それはαでも同じだった。
呼び出されたという事は、中也は。
受け取った紙を見る事なく、中也はぐしゃりと握り潰す。
森はそれを落ち着いた瞳で一瞥し、執務机に静かに紙袋を置いた。
何の変哲もない、ありふれた紙袋を中也は睨みつける。
その中身に、何か、中也の全てを否定する物証でも封じ込めてあるかのように。
中也の視線に気付いても、森の表情にも態度にも特別な変化はない。
闇医者をしていた経験上、目を覆いたくなるような光景や耳を塞ぎたくなる話など、腐る程あったのだろう。
「君用に処方してある」
11791もし、βなら態々森は執務室に中也を呼び出す事はなかったはずだった。
それはαでも同じだった。
呼び出されたという事は、中也は。
受け取った紙を見る事なく、中也はぐしゃりと握り潰す。
森はそれを落ち着いた瞳で一瞥し、執務机に静かに紙袋を置いた。
何の変哲もない、ありふれた紙袋を中也は睨みつける。
その中身に、何か、中也の全てを否定する物証でも封じ込めてあるかのように。
中也の視線に気付いても、森の表情にも態度にも特別な変化はない。
闇医者をしていた経験上、目を覆いたくなるような光景や耳を塞ぎたくなる話など、腐る程あったのだろう。
「君用に処方してある」
サク。
MEMOpixivの再掲今更、戻れはしないけれど 中也の携帯に着信があった。
番号を知る人間など限られる為、画面を確認する事なく応答する。
「はい、此方中原……」
何故か妙な予感がして、そこで言葉を切った。
耳元に集中し、スピーカーから何か音がしないか待っていると、
「ゴホッ、ゴホッ……」
咳き込む声に芥川かと思ったが、向こうから連絡して名乗らないはずが無い。
「誰か知らねぇが、要件が無いようなら切るぞ」
通話を切ろうとした時、
「……ちゅう、や……?」
聞き間違いかと思ってしまうほどにか細くて小さい声がした。
「太宰?」
確かに太宰の声には違いない。
だが、その声は掠れていて、いつもいつも場を弁えずに喋る威勢のいい声とは程遠い。
「手前……どういうつもりだ」
7656番号を知る人間など限られる為、画面を確認する事なく応答する。
「はい、此方中原……」
何故か妙な予感がして、そこで言葉を切った。
耳元に集中し、スピーカーから何か音がしないか待っていると、
「ゴホッ、ゴホッ……」
咳き込む声に芥川かと思ったが、向こうから連絡して名乗らないはずが無い。
「誰か知らねぇが、要件が無いようなら切るぞ」
通話を切ろうとした時、
「……ちゅう、や……?」
聞き間違いかと思ってしまうほどにか細くて小さい声がした。
「太宰?」
確かに太宰の声には違いない。
だが、その声は掠れていて、いつもいつも場を弁えずに喋る威勢のいい声とは程遠い。
「手前……どういうつもりだ」