suz_under
PAST文庫メーカーのツイートが沈んでるので供養です。ルシフェル語が難しすぎて、ルシフェル語の研究と練習だけで終わってしまった何か。中庭時代は鬼門です。
ルシサンワンライお題「お揃い」より「はい、召し上がれ」
言葉と同時に、ルシフェルがテーブルに置いたトレーからサンダルフォンの前に金縁の、チューリップの花を模したような曲線的で優雅なカップが置かれた。
「有難うございます。……いただきます」
ふわりと空気に溶ける湯気を立ち上らせたその中身を口にすると、芳醇に広がるその豊かな風味に、サンダルフォンは感嘆の息を漏らす。
「美味しい……。やっぱりルシフェル様の淹れて下さる珈琲は格別ですね。遠征の間、俺も何度も自分で淹れてみたんですが…やっぱり全然違う」
「サンダルフォンが珈琲を?」
「はい、以前教えていただいたのを思い出して、ここにある道具で言われた通りにやってみたつもりだったのですが……なんというか、もっとバランスが悪くて……何度か淹れなおしてみましたが、それでも駄目で、それで──」
2798言葉と同時に、ルシフェルがテーブルに置いたトレーからサンダルフォンの前に金縁の、チューリップの花を模したような曲線的で優雅なカップが置かれた。
「有難うございます。……いただきます」
ふわりと空気に溶ける湯気を立ち上らせたその中身を口にすると、芳醇に広がるその豊かな風味に、サンダルフォンは感嘆の息を漏らす。
「美味しい……。やっぱりルシフェル様の淹れて下さる珈琲は格別ですね。遠征の間、俺も何度も自分で淹れてみたんですが…やっぱり全然違う」
「サンダルフォンが珈琲を?」
「はい、以前教えていただいたのを思い出して、ここにある道具で言われた通りにやってみたつもりだったのですが……なんというか、もっとバランスが悪くて……何度か淹れなおしてみましたが、それでも駄目で、それで──」
toyo
DONE2021/8/7に開催されたwebオンリー「約束のミレニアム」で展示物としてUPしてました。最後のお尻ははぁはぁしながら描きました。サンちゃんのお尻は多分ちょっと男の子の割にはふかっとして柔い感じ。小尻だといいけど、ちょっと大きめでも良い。安寧ちゃんは無垢であざとい事も無邪気にしてくる☺️ 3
ルイナ
DONE『おはよう』『おはようございます』
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中庭時代、最終的には拗れちゃうけど、それでも雲行きが怪しくなる前はお互い会える時間を大切に幸せに過ごしてたら良いなー、と楽園崩壊で思ってですね。あれから大分時間あいちゃったけど。
そしてルシサンwebオンリー参加できなかった民なのでイベントの外からでも何か一緒にお祝いしたかった。開催おめでとうございます!🎉 2
akdew_rs
MOURNING転生現パロ。なんでもサンダノレフォンの初めてをもらいたいルシフェルと、よく分からないけどルシフェル様が楽しそうで何よりだと思ってるサンダノレフォンのルシサン。
食前酒の次は食後酒、そうしてそれ以外の色んな嗜好品を楽しんでいくふたりは可愛いと思っています。ルシフェル様と同居して初めて知ったことのひとつに、彼が酒類も嗜まれることがある。
とはいえ、別に珈琲の毎日飲まれるわけではなく。
ふたりでゆっくり食事を取れる時や、車で出掛けなかった時の外食でたまにといったぐらいで。
恐らく、あくまで気が向いたらというぐらいのものなのだろう。
それでも慣れた様子でアルコールを頼む様子に、彼は今生でも自分よりずっと経験豊かなのだと察せられた。
「お酒は苦手だったかな?」
「その善し悪しも分らないというのが正直なところです。……少し前まで、未成年でしたから」
20才の誕生日に彼と共に飲んだワインはお世辞ではなく、本当においしかった。
酸味や苦味が少なく、まるで上等なぶどうジュースみたいな味なのに徐々に体が火照る。恐らくアルコールを飲んだことがない自分でも飲みやすい様配慮してくれていらのだろう。
だからこそ、その翌日に行われたグランたちによるお誕生日会兼酒宴で飲まされたアルコール類の苦さにどれだけ驚かされたものか。
普段珈琲をブラックで飲んでるのにと笑われたが、そもそも苦いものが好物というわけではない。
――あくまで珈琲が特別なだけで。
決してトラウマに 8918
onetouch0407
DONEルシサン版ワンドロワンライ100回目記念の【100日後にお付き合いを始めるルシサン】に投稿させていただきました
お題:まだ付き合っていないルシサン
※女装
※るっ!パロディ
※ギャグ
※いやらしさ000 4
akdew_rs
MAIKING愛しているものがあったら、自由にしてあげなさい。もし帰ってくればあなたのもの。
帰ってこなければ、はじめからあなたのものではなかったのだ。
ルシフェルは自由にさせようとして実は出来ず、サンダルフォンは自由に出来るけど帰ってこないと思い込んでいる。そんな恋愛話を書きたかったのですが長くなったので、とりあえず《前編》空の世界は、島ごとに独自の文化を持つ。
それは進化を見守っていたルシフェルも勿論知っている。そして、彼の心を惹くもののひとつであった。サンダルフォンをはじめ、多くの人々の尽力によって復活を果たした当初、その好奇心は役割の為にプログラムされたものかと思っていたものだが。どうやらそれは、ルシフェル自身が持つ気質の一つであると今は理解していた。
知らないもの、新しいものを知りたい、体験したいという欲。
特異点に誘われれば二つ返事でついていき。独特な文化や経験をしていたと聞いた団員にはルシフェル自ら話を聞きに行く。
サンダルフォンに対しての情とは異なるけれども、自発的に行動をとるほどにはその感情は大きい。まるで幼子のようですよ、と。いつだったかサンダルフォンが楽しげに笑ったものだが、正直相違ないだろうとルシフェル自身、思っている。
再顕現を果たしてからというもの、何もかもが目映く、新鮮だった。
特にサンダルフォンとふたりで何かをするという経験は、珈琲を一緒に楽しむことに匹敵するぐらいに、心が躍る。
だからこそ、今回補給の為に降り立った島で戯曲が特に栄えているのだと団員のひ 4647
akdew_rs
MOURNINGワンドロにするには時間がかかりすぎた、お題:宝箱のルシサン。ツイートの誤字脱字程度しか直していません、ほぼ同じなので走り書きメモぐらいの感覚でどうぞ。
パンドラの底には希望が残されていましたそれをサンダルフォンが見たのは、まだ稼働してからさほど経っていない時だった。
「空の民が高硬度の石の加工技術を会得した結果、最近ではこの様な工芸品が流行っているようだ」
珈琲と共にガーデンテーブルに載せられたのは、ルシフェルの両手でも少し余る大きめの箱。陽光を受けてキラキラと輝く箱に、サンダルフォンは不思議そうに首を傾げる。
「これは道具、なのですよね?」
思わずそう尋ねてしまうほどに、その箱は使われるための物にはみえなかった。
底面以外の全てに大小の貴石が豪華に埋め込まれ、守るより存在そのものを主張するような在り方は、同じく道具として生まれたサンダルフォンにはどうにも奇異に感じてしまう。
物とは使われるために在るもの。
プリインストールされているプログラム故に、その箱の存在の仕方がうまく理解できない。珈琲を啜りながらうんうんと唸るサンダルフォンに、ルシフェルは小さく笑声をもらした。
「この外見自体に意味があるのだ、サンダルフォン。この様に装飾を施されたものを空の民は宝箱と称し、特に大切なものをいれる」
「大切なものを」
「うん。ちなみにこれは、側面の花弁のひとつが鍵穴にな 7857