#4 蛇の体温、焦がれる心臓2005年６月某日


打ち付けるような激しい雨に流されて、いつもの印象的な血の匂いはあまり感じなかった。

互いに口を開かないままずぶ濡れになって暫く経つ。彼が限界なことなどずっと前から知っていた。

「……くる…し…ぃ…………」

土砂降りの雨音に紛れる病人のようなか細い声。隻眼の水晶体はどろりと濁って向かい合わせにいるこちらの姿を映さない。隈が酷い。顔色も尋常じゃない。躊躇いながら伸ばされた手は黒革の中、温度を内に閉じ込めているままだった。

その黒い指先が、こちらのネクタイをグイッと雑に緩めて襟を引っ張り、ボタンがぶちぶちと弾け飛ぶ。昔、この男に文字通り齧り付かれ抉られた傷痕がシャツの下に残っている。その色素の沈着した部分に触れ、なぞり、そこで力尽きたように手指はだらんと垂れ下がった。

#4【まこはる】揺蕩い沈むキミの手を、僕は今度こそ離さない。.






「真琴は真琴だろ？…だっけ？」
「いつまで覚えてるんだ、そんなこと」

あのとき、確かに遙はそこにいた。
真琴の言葉に照れ臭そうに眉を下げて、どこまでも穏やかな声音をしているくせに不機嫌を装って視線を反らしたりなんてして。

確かに、遙は真琴の隣にいたのだ。


「………ハル、」


その日の夜。
真琴と一緒に岩鳶の実家へ帰省していた遙が、急に合宿に行くと言ったっきり音信不通になった。
いつの間にか実家にも居なくてどれだけメッセージを送っても既読にもならない、何度掛けても電話にも出てくれない。
ならばと東京へ戻ったその足で遙の部屋を訪れてみても、どうにも人が出入りをしている気配がない。生活の匂いのしない部屋で、ふと気になってクローゼットを開けると、少しの衣服と全ての水着がなくなっていた。

🎆くんかっこかわいいてんこ盛り回。

・突然の方言〜
・ご愛用のアンプはフェンダーぽかった
・ごめん🔧くん…遠距離支援型なのとライブステージがどう繋がるかまったくわかんない… 打ち上げ花火とつながるのはなんとなくわかるけど…
・🎆ママさんの方言がどうしても聞き取れない👂 ので字幕みた 吾孫子さんは方言分からなくてごまかしたのかわかった上で引いてたのか微妙なところ
・ぎゃふー ちび🎆くん〜
・ｼﾝくんもまぁまぁ感覚派だと思っていたが、そんなの目じゃない超感覚派の🎆くん
　これがシンカリオン運転士の条件だったら、🔧くんほぼ目がないと思う🥺
　（でも🗻くんは理屈っぽいキャラなんだよね？）
・ハヤくんさんを彷彿とさせるｼﾝくんのムーブ… だんだんそんな風になっていくんだろか…