pita_819
DONE6/30 放課後ユートピアJB2024にて発行。新刊『うちの虎が世界で一番かわいいだろ!!』のノベルティ折本のWEB掲載です。
新刊をお手に取ってくださった方にのみ公開しますのでお手持ちの本を確認してパスワードを入力してください。
🗝️パスワード🗝️
→ 1番最後の吹き出しのセリフを入力してね!!
⚠︎無断転載/配布/複製/複写/web上へのアップロードは禁止です。 8
rin_rin_goU
DONE6/30 放課後ユートピア JBF2024にて無配としてあげたものになります!📕のちょっとしたアフターストーリーみたいなものになります。
pass→📕の最後のセリフ(句読点あり)
nanatolis_yuni
DONE五悠:魔法のオ○ホ、終わりなき前夜祭の続き/事態はどんどん悪くなる※基本的にしばらくしたらフォロワー限定公開or下記↓パス限となります
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nanatolis_yuni
DONE五悠:魔法のオ○ホ、まだ先生身バレしてない頃。終わりなき前夜祭に丈夫なゆうじくんが音をあげるネタがすき※基本的にしばらくしたらフォロワー限定公開or下記↓パス限となります
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nanatolis_yuni
DONE五悠:魔法のオナホの世界戦のふたり悠長なことはやってられない先生
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nanatolis_yuni
DONE五悠:魔法のオナホの世界戦のふたりで、「注射の時間です」のあとの両想い初夜~💕しょっぱなからずこばこやってるだけのシリーズなのに初夜とは?だけど、いいかんじになった二人のつづきです。ゆうじくん騎乗位挑戦※基本的にしばらくしたらフォロワー限定公開or下記↓パス限となります
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汪莉( ˘ω˘ )
MAIKINGこれも支部の下書きで眠ってたので、こっちにこそっと投げておく( ˘ω˘ )タイトル未定「……ゆーじ、だよね?」
ぱちりと瞬いて、美しい空色の宝石のような六眼で五条が見つめる。薄い桜色と黒いツートンカラーの髪に、べっこうのような琥珀の瞳、その下にある宿儺の目が現れる傷も何もかもが虎杖悠仁と同じ。気配も、呪力も、何もかもが虎杖悠仁だと証明している。五条の特殊な目で見ても、彼が虎杖悠仁だと告げている。
「……ゆーじ、だよね?」
返事がないので、もう一度同じことを口にした。
「そ、そうだけど、え、もしかして悟と傑?」
ぽかんとした顔で確認するように聞いた五条と驚き過ぎて固まっている夏油を見て、虎杖も茫然と聞く。どちらも見知った相手だ。そう、そのはずだ。
「なんで、悟も傑もでっかくなってんの?」
1999ぱちりと瞬いて、美しい空色の宝石のような六眼で五条が見つめる。薄い桜色と黒いツートンカラーの髪に、べっこうのような琥珀の瞳、その下にある宿儺の目が現れる傷も何もかもが虎杖悠仁と同じ。気配も、呪力も、何もかもが虎杖悠仁だと証明している。五条の特殊な目で見ても、彼が虎杖悠仁だと告げている。
「……ゆーじ、だよね?」
返事がないので、もう一度同じことを口にした。
「そ、そうだけど、え、もしかして悟と傑?」
ぽかんとした顔で確認するように聞いた五条と驚き過ぎて固まっている夏油を見て、虎杖も茫然と聞く。どちらも見知った相手だ。そう、そのはずだ。
「なんで、悟も傑もでっかくなってんの?」
汪莉( ˘ω˘ )
DONEなりちゃんこと奥成さん(@okunari0720)の呟きに滾って書いちゃったやつ。こういうこと???!!こういうのもギャップ萌えって言うん?「悠仁」
普段とは違う、真剣な色味の声で名を呼ばれる。逃げようにも、すでに手遅れ。背中には冷たい教室の壁、体の横には五条の腕、物理的に囚われてしまっては虎杖に逃げ道はない。いや、あったとしても最強を冠する五条から逃げられる未来は見えなかった。
「お前、俺のこと、好きなんだろ?」
そうして、二歳年上の先輩である五条は爆弾を無遠慮に投下する。真ん丸いサングラスの奥で煌めく青空を模した宝石のような瞳がじっと虎杖を見下ろして、白状しろと迫っているように感じた。
「じ、自意識かじょ」
「じゃねえよ。穴が開くほど目で追われて気付かねえほど、俺は鈍くねえ」
自意識過剰なのではないか、と最後まで言わせても貰えずに虎杖は俯く。そんなに五条の背を目が追っていたなんて自覚はなかった。本人が言うのだ、間違はないだろう。
3159普段とは違う、真剣な色味の声で名を呼ばれる。逃げようにも、すでに手遅れ。背中には冷たい教室の壁、体の横には五条の腕、物理的に囚われてしまっては虎杖に逃げ道はない。いや、あったとしても最強を冠する五条から逃げられる未来は見えなかった。
「お前、俺のこと、好きなんだろ?」
そうして、二歳年上の先輩である五条は爆弾を無遠慮に投下する。真ん丸いサングラスの奥で煌めく青空を模した宝石のような瞳がじっと虎杖を見下ろして、白状しろと迫っているように感じた。
「じ、自意識かじょ」
「じゃねえよ。穴が開くほど目で追われて気付かねえほど、俺は鈍くねえ」
自意識過剰なのではないか、と最後まで言わせても貰えずに虎杖は俯く。そんなに五条の背を目が追っていたなんて自覚はなかった。本人が言うのだ、間違はないだろう。
汪莉( ˘ω˘ )
PROGRESS前の開発日記(https://poipiku.com/8174069/10339940.html )の続き!まだえちちにはなりませぬ( ˘ω˘ )ゆじくん開発日記②「開発って、どういうこと……?」
五条の不穏な発言に虎杖は考えながら言葉を発する。どう考えても、自分にとってあまり良い意味ではないとしか思えない。思えないが、何も知らないままというのもそれはそれで恐ろしい気がする。どちらがよりマシかと考えたら、知っている方だろう。
「ん?」
想定外の好意を返されたが、想定外の展開になりつつあるという恐れを顔に張り付けた虎杖の疑問に五条は首を傾げた。
「どういうことって?」
五条としては、とても簡単に、これ以上ないくらい分かりやすく答えたつもりだ。
「開発って、え、俺、何されんの……?」
簡潔だからこそ、虎杖には良く分からない。声は不安げな色が含まれているが、その琥珀の瞳はほんのりと期待を孕んでいた。最後まではしない、という発言はどう考えてもそっちの意味合いだろう。そういう意味での開発ということは、どう考えてもそういうことだ。健全な男子高生である虎杖がほんのりと期待してしまうのも致し方ないだろう。だって、相手は百戦錬磨の大人の男である。期待するなという方が無理だ。
1833五条の不穏な発言に虎杖は考えながら言葉を発する。どう考えても、自分にとってあまり良い意味ではないとしか思えない。思えないが、何も知らないままというのもそれはそれで恐ろしい気がする。どちらがよりマシかと考えたら、知っている方だろう。
「ん?」
想定外の好意を返されたが、想定外の展開になりつつあるという恐れを顔に張り付けた虎杖の疑問に五条は首を傾げた。
「どういうことって?」
五条としては、とても簡単に、これ以上ないくらい分かりやすく答えたつもりだ。
「開発って、え、俺、何されんの……?」
簡潔だからこそ、虎杖には良く分からない。声は不安げな色が含まれているが、その琥珀の瞳はほんのりと期待を孕んでいた。最後まではしない、という発言はどう考えてもそっちの意味合いだろう。そういう意味での開発ということは、どう考えてもそういうことだ。健全な男子高生である虎杖がほんのりと期待してしまうのも致し方ないだろう。だって、相手は百戦錬磨の大人の男である。期待するなという方が無理だ。
汪莉( ˘ω˘ )
MEMO恋に恋する自己完結型の片恋ナルシストなゆじくんと恋愛童貞で初恋モンスター(予定)のごじょせんのお話。呟いたネタのひとつ。書きたいってなったので書き出しだけ……。初恋モンスターと片恋ナルシスト「ね、悠仁。僕のこと、好きなんでしょ? 僕も悠仁が好きだから付き合おっか」
その告白は、虎杖悠仁にとって青天の霹靂であった。いや、まさか矢印が自分に向いてしまうだなんて思いもしなかったのだ。勝手に恋をして、勝手に目で追って、勝手に想いを募らせる。それだけで良かった……、いや、違う。それが良かった。
「えーっと、ごめん。五条先生、幻聴が聞こえたんだけど、今なんて?」
奇跡的に何も問題もない自分の耳が聞き間違えたか、季節外れの涼しさにやられた脳がとんでもない誤解をしたのか、そのどちらかだろうと虎杖は五条を見上げる。
「悠仁は僕が好き。僕も悠仁が好き。両想いだから付き合おっか」
だがしかし、虎杖の希望的憶測は優しく微笑む五条に踏み躙られた。ぴっと立てた白く美しい指が最初に虎杖を指し、それから自身である五条に向く。そして、その指先はまたぴっと虎杖を指した。ふたりの間を行き来する指を見下ろして、虎杖は絶望的な気持ちで五条の言葉を聞いてしまう。
2237その告白は、虎杖悠仁にとって青天の霹靂であった。いや、まさか矢印が自分に向いてしまうだなんて思いもしなかったのだ。勝手に恋をして、勝手に目で追って、勝手に想いを募らせる。それだけで良かった……、いや、違う。それが良かった。
「えーっと、ごめん。五条先生、幻聴が聞こえたんだけど、今なんて?」
奇跡的に何も問題もない自分の耳が聞き間違えたか、季節外れの涼しさにやられた脳がとんでもない誤解をしたのか、そのどちらかだろうと虎杖は五条を見上げる。
「悠仁は僕が好き。僕も悠仁が好き。両想いだから付き合おっか」
だがしかし、虎杖の希望的憶測は優しく微笑む五条に踏み躙られた。ぴっと立てた白く美しい指が最初に虎杖を指し、それから自身である五条に向く。そして、その指先はまたぴっと虎杖を指した。ふたりの間を行き来する指を見下ろして、虎杖は絶望的な気持ちで五条の言葉を聞いてしまう。
汪莉( ˘ω˘ )
PROGRESSという書き出しで、ごじょせんによるゆじくん開発日記を……と思ってる。需要があるかは知らん!あたしがあたしのために書くんじゃい!!くらいの勢いです。趣味&性癖の合う方は、ぜひ応援ください。ゆじくん開発日記「せ、先生ッ! 俺、先生のことが好き、なんだけど……」
真っ赤な顔で叫ぶように告げる虎杖の潤んだ琥珀色の瞳に見上げられた五条は、それは嘘偽りではないと肌で実感した。もちろん、罰ゲームの類いでもないだろう。
「そっか、悠仁って僕のことが好きなんだぁ」
にまにまと緩む頬と楽しそうな声を隠しもせず、五条は嬉しそうに呟く。
「じゃあさ、付き合おっか」
こてりと首を傾げて言う五条を告白した側の虎杖が驚いたように見上げた。五条はむふふと笑って、さらに言葉を紡ぐ。
「でも、最後まではしないよ? 悠仁、未成年だから僕が犯罪者になっちゃう」
その言葉に虎杖は、さらにぎょっとしか表情で五条を見上げる。どうせ、断られるとでも思っていたのだろう。残念ながら、五条だって虎杖が好きなのだ。
466真っ赤な顔で叫ぶように告げる虎杖の潤んだ琥珀色の瞳に見上げられた五条は、それは嘘偽りではないと肌で実感した。もちろん、罰ゲームの類いでもないだろう。
「そっか、悠仁って僕のことが好きなんだぁ」
にまにまと緩む頬と楽しそうな声を隠しもせず、五条は嬉しそうに呟く。
「じゃあさ、付き合おっか」
こてりと首を傾げて言う五条を告白した側の虎杖が驚いたように見上げた。五条はむふふと笑って、さらに言葉を紡ぐ。
「でも、最後まではしないよ? 悠仁、未成年だから僕が犯罪者になっちゃう」
その言葉に虎杖は、さらにぎょっとしか表情で五条を見上げる。どうせ、断られるとでも思っていたのだろう。残念ながら、五条だって虎杖が好きなのだ。
汪莉( ˘ω˘ )
MAIKING呪専入学直前のα五×呪専卒業直後のΩ虎から呪専入学後のα五×呪専新任教師のα虎になる話。運命の番。よし、世界を滅ぼそう。 よし、世界を滅ぼそう。
この感想は虎杖悠仁が、恐らく、いや、間違いなく、自分の番であろうαの美しい男と再会した時に思ったことだ。きらきらと窓から差し込む太陽に照らされて煌めく雪のように白い髪、サングラス越しでも分かる澄み渡る青空を模した宝石のような双眸、それらに負けない美しい尊顔。そのどれもが、きゅうっという音を立てて驚いた表情でこちらを見ている。その大きく見開かれた瞳に映るのは、相手以上に驚いた表情をしている自分だ。
それをぱちぱちと瞬いて、見つめながら悠仁は心の中で同じセリフを繰り返す。
よし、世界を滅ぼそう。
虎杖悠仁。その名は、呪術界では有名なもの。『宿儺の器』とイコールで結ばれるものとして。しかし、有名なのは、名前だけであり、またその肩書だけだった。多くの呪術師は、悠仁の姿などは知らない。
3235この感想は虎杖悠仁が、恐らく、いや、間違いなく、自分の番であろうαの美しい男と再会した時に思ったことだ。きらきらと窓から差し込む太陽に照らされて煌めく雪のように白い髪、サングラス越しでも分かる澄み渡る青空を模した宝石のような双眸、それらに負けない美しい尊顔。そのどれもが、きゅうっという音を立てて驚いた表情でこちらを見ている。その大きく見開かれた瞳に映るのは、相手以上に驚いた表情をしている自分だ。
それをぱちぱちと瞬いて、見つめながら悠仁は心の中で同じセリフを繰り返す。
よし、世界を滅ぼそう。
虎杖悠仁。その名は、呪術界では有名なもの。『宿儺の器』とイコールで結ばれるものとして。しかし、有名なのは、名前だけであり、またその肩書だけだった。多くの呪術師は、悠仁の姿などは知らない。
pan___tabetai
DONE昨年12月のオンイベで途中まで公開した先生のお誕生日漫画です。ふふ…もう梅雨ですね…やっとできました泣
(時間かかりスギィ)
遅くなって申し訳ありません!
前回続きを楽しみにしていますと言ってくださった方々、ありがとうございます。LOVE
ページ数とか考えずに描いていたら30ページ超えてしまいました。チューを描けたから満足!
一部内容修正したところもあります。
少しでもお楽しみ頂けますと幸いです 33
とらとら
DOODLE五悠/goyuu⚠️893パロ、グロ、暴力、性的表現、モブ多数、🐯母捏造🐜
今後キャプション描き切れないほど色々な
ことが起きますが大丈夫な方のみよろしくお願いいたします🙇🏻♀️
パスワードは私の誕生日です🎂
(今後もし表現について苦言等ございましたら
リス限に変更させて頂こうとおもいますので
ご了承ください。)
2024/5/17現在リス限解除中 47
eyeaifukamaki
SPUR MEずっと前からぼちぼち書いてる五悠タイトル未定だけど、とりあえず
悠仁が妊娠する話①
なかなかえちが書けないので尻叩き用
PASS18↑?(yes/no)
おそらくこれを書いたら五悠はもう書かない
これはR-18にしなくていいかなと思ったけど、ごじょ先生がやたらと悠仁をエロい目で見てるので一応 1687
kiiiho1206
INFO6/30開催のJUNE BRIDE FES 放課後ユートピアJB2024で発行予定の新刊サンプル(ツイートログ本)です。『Spring has come!』(全年齢)
収録数(予定):総ページ数:84ページ、会場販売価格:600円(未定) サイズ:A5
部数アンケートご協力お願いします!
https://forms.gle/7KoqKSoF2VB5HKGM8 12
とらとら
PAST五悠/goyuu⚠️野外プレイ,🔞,Web再録,リス限🐜
年末年始の浮かれポンチな頭で
勢いのまま描いたものでして
色々と拙い作品になりますが
少しでも楽しんで頂けますと
嬉しいです。
内容的にがっつりしているのと今回、転売対策のため早期WEB公開なので、ご購入頂きました方々に申し訳ないので本当に読みたい方にお読み頂きたいのでリス限にさせて頂きました。 24
pekodoria
PROGRESSゲイの悠仁とバイの悟の話をこんな感じで書いてます。ちょっと長めの話になりそうなので、こんな雰囲気の五悠だよってことで置いておきます。興味持ってくれる人がいたらうれしいな ざあざあと雨が降る夜だった。新宿の街はネオンが光り、水たまりの反射で煌びやかに彩る。あちらこちらで男女の艶やかな声が聞こえる。夜は始まったばかりで、昼間とは違う喧騒で埋め尽くされていた。
その中にその男の子はいた。雨の中傘もささずに。キャップを被り顔は見えないが少年と青年の間の年ごろだろう。向かい合っている男がその子に何かを叫ぶ。この街じゃよくあるセリフ。お互いのマッチングが合わなかった結果。その鬱憤を男は目の前で立ち尽くす少年に吐き出しているのだ。
(あーあ、かわいそうに)
僕はその光景を傘の合間から横目にし、そしてすぐ興味をなくした。
(こんなの毎日どこかで起こってる。今日は君たちってだけ)
僕は目的地に近くを通りかかっただけ。野次馬になる気はないし、ただちょっと気になっただけ。キャップの横から見えたピンク色の髪の少年が。ネオンに反射するその色は、ちょっとだけ綺麗だなって思っただけ。それだけなんだ。だから歩き出した瞬間に、もう頭からは消える。僕にとってそんな存在だった。はずだった。
3420その中にその男の子はいた。雨の中傘もささずに。キャップを被り顔は見えないが少年と青年の間の年ごろだろう。向かい合っている男がその子に何かを叫ぶ。この街じゃよくあるセリフ。お互いのマッチングが合わなかった結果。その鬱憤を男は目の前で立ち尽くす少年に吐き出しているのだ。
(あーあ、かわいそうに)
僕はその光景を傘の合間から横目にし、そしてすぐ興味をなくした。
(こんなの毎日どこかで起こってる。今日は君たちってだけ)
僕は目的地に近くを通りかかっただけ。野次馬になる気はないし、ただちょっと気になっただけ。キャップの横から見えたピンク色の髪の少年が。ネオンに反射するその色は、ちょっとだけ綺麗だなって思っただけ。それだけなんだ。だから歩き出した瞬間に、もう頭からは消える。僕にとってそんな存在だった。はずだった。
9s0z9
MOURNING他人が座ってた椅子ってあ生暖かいよねって話。 ソファでぐうたれていると悠仁が来た。顔を見ただけでも僕のHPは回復を始めたのに、二、三言葉を交わした所で電話が鳴る。
仕方なく部屋をあとにする時、僕の座っていたソファに入れ替わり悠仁が座った。
「せんせー温かいね」
抜け殻のぬくもりに身を寄せて笑う君。
はー可愛い。
「またね、ゆーじ」
「応! 気を付けてね」
◇
楽しそうな声の方へ足を向ける。覗く教室には僕の受け持つ生徒たち。
「オツカレサマンサ~」
僕を見て嬉しそうに返事をしてくれるのは一人だけ。
「せんせーおかえり」
立ち上がりハイタッチ。なんならハグしても……そう思い両手を伸ばしたが、悠仁は気付かず流れるように出口へ。丁度次の授業への移動のようだ。
682仕方なく部屋をあとにする時、僕の座っていたソファに入れ替わり悠仁が座った。
「せんせー温かいね」
抜け殻のぬくもりに身を寄せて笑う君。
はー可愛い。
「またね、ゆーじ」
「応! 気を付けてね」
◇
楽しそうな声の方へ足を向ける。覗く教室には僕の受け持つ生徒たち。
「オツカレサマンサ~」
僕を見て嬉しそうに返事をしてくれるのは一人だけ。
「せんせーおかえり」
立ち上がりハイタッチ。なんならハグしても……そう思い両手を伸ばしたが、悠仁は気付かず流れるように出口へ。丁度次の授業への移動のようだ。