はなもち
DOODLE久々とかでついがっついちゃって、途中ふとしたきっかけで我に返って反省し始めちゃうディミトリくんはかわいいなぁ〜〜〜〜〜〜(あと先生が欲求に素直なのも好きだなぁ〜〜〜)のらくがきです※微露出程度 2
淺川 六銭九銭
PROGRESSディミレト転生ディミと竜化レト先生。
ディミトリと結ばれなかったレト先生が、転生したディミトリと結婚するが……
悲恋ベース 人外との交渉示唆あり ED後の世界観捏造注意
翡翠と狐石 その1翡翠と狐石
ふと思い立ち、自叙伝を書いてみることにした。
…………
これは、なかなか難しいな。一行目を書いてから、すでに半刻が経ってしまった。
国王の手記は後世に残るものだ、と気負ったところで、俺自身は二十余年しか生きていないのだから。当然か。
妻のベレトが俺の肩に頭を預けたまま、ずっと手元を覗き込んでいる。埒が明かない。諦めて、手紙の形式をとろうと思う。これは恋文だ。ベレトへの愛と、人生の感謝を述べればいい。
……ここまで書いたところで照れてしまったのか、ベレトは寝台に潜り込み、こちらに背を向けてしまった。
さて、どこから書くべきか。
俺がブレーダッドの末裔として生を受けたのは、救国王と呼ばれたディミトリ王の没後、ちょうど三百年が経過した頃だ。偉大な王に倣い、ディミトリと名付けられた。
3230ふと思い立ち、自叙伝を書いてみることにした。
…………
これは、なかなか難しいな。一行目を書いてから、すでに半刻が経ってしまった。
国王の手記は後世に残るものだ、と気負ったところで、俺自身は二十余年しか生きていないのだから。当然か。
妻のベレトが俺の肩に頭を預けたまま、ずっと手元を覗き込んでいる。埒が明かない。諦めて、手紙の形式をとろうと思う。これは恋文だ。ベレトへの愛と、人生の感謝を述べればいい。
……ここまで書いたところで照れてしまったのか、ベレトは寝台に潜り込み、こちらに背を向けてしまった。
さて、どこから書くべきか。
俺がブレーダッドの末裔として生を受けたのは、救国王と呼ばれたディミトリ王の没後、ちょうど三百年が経過した頃だ。偉大な王に倣い、ディミトリと名付けられた。
淺川 六銭九銭
DONEディミレトR18レト先生にヤリすぎでセッ〇スを拒否られた学生殿下。思い余って……
ギャグエロ。巻き込まれシルヴァンを寄せて。
TimberTimber
「ううっ……あっ!もぅっ、いやぁっ……!」
「せんせいっ、せんせいっ……!」
二人分の体重を支え切れず、簡易なベッドが軋んで悲鳴を上げる。シーツは湿り、身じろぎの度に捲れ上がった。枕は、どこにいったか。先ほどまで先生がしがみついていたのだが。多分、掛布と一緒に床に転がっているのだろう。
先生。俺の先生。
講義の時の、あるいは戦いのときの、冷たく澄んだ表情とは違う。今、俺の体の下に縫い付けられ快楽に耐える先生は、とても愛らしかった。
目元を赤く染め、唇を半ば開き、潤んだ瞳でこちらを見上げている。先生の手が俺の頬のあたりを力なく彷徨った。
大丈夫だ、先生。俺はここにいるよ。キスとも言えないような、噛みつくような口づけをかわす。
5008「ううっ……あっ!もぅっ、いやぁっ……!」
「せんせいっ、せんせいっ……!」
二人分の体重を支え切れず、簡易なベッドが軋んで悲鳴を上げる。シーツは湿り、身じろぎの度に捲れ上がった。枕は、どこにいったか。先ほどまで先生がしがみついていたのだが。多分、掛布と一緒に床に転がっているのだろう。
先生。俺の先生。
講義の時の、あるいは戦いのときの、冷たく澄んだ表情とは違う。今、俺の体の下に縫い付けられ快楽に耐える先生は、とても愛らしかった。
目元を赤く染め、唇を半ば開き、潤んだ瞳でこちらを見上げている。先生の手が俺の頬のあたりを力なく彷徨った。
大丈夫だ、先生。俺はここにいるよ。キスとも言えないような、噛みつくような口づけをかわす。
Rena
TRAININGちょっと前に描いたディミレト現代学パロ。(壁ドンからの…)レト先生の服が制服っぽくなってしまった…
先生っぽい夏用の服上手く描けるようになりたい
(一枚目の背景は素材をお借りしましたm(_ _)m) 2
k_kuraya
PROGRESSベレトの眷属にならなかったディミレトの幸せについて考えた、二人の約束についてのお話です。転生を含みます。【約束の果てに 2】かつてアドラステア帝国、ファーガス神聖王国、レスター諸侯同盟領、セイロス聖教会の四大勢力によって保たれていた均衡は、フォドラを呑み尽くさんとした大戦火の末に瓦解した。四勢力は国を廃し領と改め区分され、それらを統合して一国とし、フォドラ統一国と名を定めた。
戦火の爪痕は凄まじく、傷を負ったのは目に見えるものばかりではなかった。二度と戻らない命を嘆く人々の慟哭は、フォドラの大地を空を震わせた。彼らは涙に暮れ、身を寄せ合い、何度眠れない夜を過ごしただろう。
そんな彼らの肩を叩いたのは、傲慢磊落なアドラステア皇帝を打倒したまさにその人である。ファーガス神聖王国国王ディミトリは人々から解放王と呼び讃えられ、戦場で縦横無尽に槍を振るったその辣腕を今度は復興と泰平のために奮ったのである。戦争を共に越えた仲間たちも彼らの王を力の限り支え、新しい世のために骨身を惜しまず力を尽くした。
そして、王と足並みを揃え、未来への道を共に作る人がガルグ=マクにもあった。それはフォドラ解放の立役者であり、セイロス教会大司教の座を託されたベレトである。国を引率するものたちのかつての師でも 9041
k_kuraya
DONEベレトの眷属にならなかったディミレトの幸せについて考えた、二人の約束についてのお話です。転生を含みます。【約束の果てに 1−2/2】肌を刺すような冷気に意識を呼び起こされ、ディミトリは酷く重い瞼をとろとろと持ち上げた。次の節に跨がる夜更けのことである。まだ夢心地であるような、霞がかる天井を暫く見上げ、はたはたと音がする方へと目を向ける。はたはたと、青いカーテンが靡いている。窓が――開いている。そこから満点の星空が見え――しかし綿雪が降る不思議な夜だった。窓から入り込んだ雪が床に白く積もっていた。
いつからそうしていたのだろう。開け放たれた窓の前に佇むベレトは静かに夜空を見上げている。
雪明かりに照らされて滑らかな輪郭は陶磁器のように白く、髪の一筋一筋が、エメラルドの瞳がまるで星を孕んだようにキラキラと煌めいている。いつもは黒揃えの衣装を好んで身に着けているが、今夜は雪のような白衣である。群青の裏打ちと金色の刺繍が施された外套は、ディミトリが誂えさせたものだった。
白衣の衣装はニルヴァーナで陣頭指揮を執っていた頃の――大司教として大聖堂に佇んでいた頃の姿を思い起こさせる。ディミトリは彼が時折見せる神秘的な美しさにたびたび目を奪われることがあった。聖書やステンドグラスに描かれた神 6061
k_kuraya
DONEベレトの眷属にならなかったディミレトの幸せについて考えた、二人の約束についてのお話です。転生を含みます。【約束の果てに 1−1/2】澄み渡る青空に白い花が舞うのを、ディミトリはベッドボードに背中を預けながら眺めていた。今年も降雪の季節がやってきた。あの花弁は一枚一枚がとても冷たく、明朝には降り積もってフェルディアを白銀に染めるだろう。
居室の窓は大きな造りで、ベッドの上からでも外の景色がよく見える。暖炉の中の薪がパチパチと乾いた音を立てており、室内はまどろむような温かさがあった。桟に僅かに積もった雪が室温に温められて溶けていく。
冬季が長いファーガスでは毎年早い時期からの冬支度に余念がないが、春の訪れを待たずに凍えて死ぬものも、餓えて死ぬものも、今はいない。民には豪雪でも耐え抜く強固で温かい家があり、温暖な季節の蓄えも十分にある。雪が深く積もれば生活の不自由さは享受しなければならないが、それでもかつてのように貧しさゆえの辛酸を舐めることはもうないのだ。
ディミトリは雪が舞うのをただ静かに見つめている。
ファーガスは元来、王を戴き女神を信仰する騎士の国である。勤勉で清廉、信心深く辛抱強い国民性は、この雪とともに育まれたように思う。だからだろうか、ディミトリは真っ白な雪を見ると 5258