ちりむく
DOODLEフロイドと訳あって植物園の仕事を手伝っているシキシキが植物園の中にある池の掃除をしていたらフロイドがやって来て手伝って?くれたのだけどその後事件が…。フロイドは、シキのコトを[ヤドカリちゃん]と呼んで面白がっています。
ちりむく
MEMO妄想小説その1監督生が帰っていった(?)後の話。
ツイステの世界に迷い込んでしまったシキ。妄想小説です。
このお話はフロイドが出てくるシーンのみ抜き出しております。
not監督生 好き勝手に書いていますので何でも許せる方
一部修正しました。「あれ?何かちっちゃいのがいる」
植物園での授業を終えたフロイドは、入り口の横に立っている人影を見つけた。
興味を覚え側まで行くとサバナクロー寮の体操服を来ている。しかし、サイズが合っていないのか大きくて不恰好だ。
「こんな所で何やってんの?うちの学園の体操服着てるみたいだけど…稚魚ちゃんだよね」
話しかけられた相手は、突然自分の目の前に現れた壁に驚いて思わず一歩体を引いた。
「…人と待ち合わせをしているんです。今日からこの植物園で働くことになったので。
体操服は訳あって借りているだけです」
フロイドは逃げ腰ながらも自分の目を見て答える、30センチ以上も背が低い相手に顔を近づけて問いかけた。
「働くって…まだ子供でしょ?」
相手はフロイドを見上げたまま首をすくめた。
「子供かもしれませんが16です」
「まじ〜?オレより1コ下なだけなの?」
さらに顔を近づけるので困った表情で相手もさらに首と体をすくめる。
そんな様子を見てフロイドは可笑しそうに笑った。
「あはっ。身体縮めてヤドカリみたい。ヤドカリちゃんだねー」
「私はシキです」
そうは言ったもののフロイドは聞いてや 878
ちえさん
DONEマレ監を見守る従者たち。※バレンタイン夢ではありませんがチョコレートを楽しく食べているお話。
設定等は捏造。
#マレ監 #ツイステプラス監督生が突然発熱して寝込んだことは、もちろんその恋人であるマレウスの耳に入っていた。慣れないながらに看病をし、つきっきりで彼女の面倒をみてやるその姿にセベクはしきりに感動し、涙を流していた。
その一方で、若様の手を煩わせるなど…と拳を震わせていたが。
症状は、熱だけ。咳や鼻水といった、風邪の症状は全く無い。胃がムカムカするが、食欲が落ちている訳でもないところから消化器官系の症状でも無いと判断して、しばらく考え込んだ後リリアが監督生とマレウスに、こう言った。
―これは、魔力酔いじゃな、と。
とある休日の昼下がり。ディアソムニア寮で、マレウスと監督生のお茶会について議論が行われていた。
『若様がお強いとは言え、我々は護衛を仰せつかっています。茶会の時も護衛をさせていただかなくては。』
リリアに必死に訴えるセベクの隣で、シルバーは欠伸を噛み殺していた。昼下がりは酷く怠く眠たい。
議論の渦中であるマレウスは、嬉々として今日も監督生とのお茶会に出掛けていった。
彼女とのお茶会は彼が率いるディアソムニア寮生公認で、今日の夜は月が見えるなー、と呑気な寮生に言われる始末である。
3888
ちえさん
DONEクル監夢小説鉄板記憶喪失ネタ
#ツイステプラス
#クル監『先生、心理戦はお得意ですか?』
大鍋をかき混ぜながら言う彼女は、魔法が使えないにもかかわらず、群を抜いて魔法薬学の才能に秀でていた。その才能に感心して、自分の監督の下であれば空き時間に自由に魔法薬の調合をしていい、と許可したのはつい先日のこと。
『心理戦?』
パタン、と読んでいた本を閉じて大鍋に歩み寄って中身を覗き込み、ほう、と感心する。鍋の中は綺麗な水色に染まっていて、香り高いブランデーのような香りが漂っている。その色と香りは、難易度の高い魔法薬の調合が見事に成功していることを示していた。
『そう、心理戦です。得意そうですよね、ポーカーとか。』
『さぁな。』
ふっ、と微笑んで、もう一度鍋を覗き込み、おや?と今度は首を傾げた。先ほどまで水色に染まっていた薬は、微かに紫色に変色していた。
『…残念だったな仔犬、今回の調合は失敗だ。
香りは変わらないから、ほぼ成功と言えるが。』
『うーん、残念。』
そう言う割には彼女はあまり残念そうではなく、スンスン、とまるで犬のように香りを嗅ぐ。提出用の試験管にそれを入れて、教室の薄暗い灯りにかざした。
『これはこれで、綺麗な色です 8067
ki7nan
DOODLE喧嘩する二人を書きたかったのに全然違うものになりました。💀🌸
ちょっぴり背後注意な部分があります
監督生と僕は所謂『お付き合い』をしていた。
この男子校で、まさかこの僕が、まさか異世界から現れたという三次元の女の子と、お付き合い。
彼女はとても気さくで、こんな僕にでも優しく接してくれて。リアルに免疫のない僕は、簡単に彼女を好きになってしまった。
好きで、好きで。
好きすぎて。
離したくない。
他の奴らと話してほしくない。
君の笑顔を他に見せないで。
君の全ては僕のものだから。
「え?」
だから君が、僕の言った言葉に表情を曇らせたのが、僕には理解できなかった。
「だ、だから……僕の家に来ればいいよって、言ったんだけど……」
「それは……」
「卒業したら君に居場所なんて無いだろ? あのマブたちだって卒業と共に、はいバイバイ、だろうし? 学園長だってそこまで面倒見るつもりは無さそうだし。こんな世界に一人放り出されて生きていける? だって君、今だってあっちこっちの寮を渡り歩いてさ、一人では何もできないじゃん。ど……どうせ他の寮長ともよろしくヤッてんじゃないの? お、おかしいと思ったんだ、拙者みたいな陰キャに構うなんて裏があるに決まってる。で、でも拙者は心が広いですし? そんな尻軽な君を一人放っておいて死なれでもしたらさ、魂がウチに来ちゃうじゃん? 拙者のとこの仕事増えるし、や、厄介じゃんか、異世界の魂とか扱い分かりませんし? それならいっそこっちの世界の者として受け入れて……」
1829この男子校で、まさかこの僕が、まさか異世界から現れたという三次元の女の子と、お付き合い。
彼女はとても気さくで、こんな僕にでも優しく接してくれて。リアルに免疫のない僕は、簡単に彼女を好きになってしまった。
好きで、好きで。
好きすぎて。
離したくない。
他の奴らと話してほしくない。
君の笑顔を他に見せないで。
君の全ては僕のものだから。
「え?」
だから君が、僕の言った言葉に表情を曇らせたのが、僕には理解できなかった。
「だ、だから……僕の家に来ればいいよって、言ったんだけど……」
「それは……」
「卒業したら君に居場所なんて無いだろ? あのマブたちだって卒業と共に、はいバイバイ、だろうし? 学園長だってそこまで面倒見るつもりは無さそうだし。こんな世界に一人放り出されて生きていける? だって君、今だってあっちこっちの寮を渡り歩いてさ、一人では何もできないじゃん。ど……どうせ他の寮長ともよろしくヤッてんじゃないの? お、おかしいと思ったんだ、拙者みたいな陰キャに構うなんて裏があるに決まってる。で、でも拙者は心が広いですし? そんな尻軽な君を一人放っておいて死なれでもしたらさ、魂がウチに来ちゃうじゃん? 拙者のとこの仕事増えるし、や、厄介じゃんか、異世界の魂とか扱い分かりませんし? それならいっそこっちの世界の者として受け入れて……」