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    ちりむく

    オリジナルオンリーだったのに昨年末からツイステにハマり中。
    オクタが好きだけど結構雑食です。どちらかと言えば見る専。

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    ちりむく

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    妄想小説その1

    監督生が帰っていった(?)後の話。
    ツイステの世界に迷い込んでしまったシキ。妄想小説です。
    このお話はフロイドが出てくるシーンのみ抜き出しております。
    not監督生 好き勝手に書いていますので何でも許せる方

    一部修正しました。

    #ツイステ夢
    twistyDream
    #夢小説
    dreamNovel
    #フロイド
    floyd
    #not監督生
    notSupervisedStudents
    #ツイステプラス
    twistaplus

    「あれ?何かちっちゃいのがいる」

    植物園での授業を終えたフロイドは、入り口の横に立っている人影を見つけた。
    興味を覚え側まで行くとサバナクロー寮の体操服を来ている。しかし、サイズが合っていないのか大きくて不恰好だ。

    「こんな所で何やってんの?うちの学園の体操服着てるみたいだけど…稚魚ちゃんだよね」

    話しかけられた相手は、突然自分の目の前に現れた壁に驚いて思わず一歩体を引いた。

    「…人と待ち合わせをしているんです。今日からこの植物園で働くことになったので。
    体操服は訳あって借りているだけです」

    フロイドは逃げ腰ながらも自分の目を見て答える、30センチ以上も背が低い相手に顔を近づけて問いかけた。

    「働くって…まだ子供でしょ?」

    相手はフロイドを見上げたまま首をすくめた。

    「子供かもしれませんが16です」
    「まじ〜?オレより1コ下なだけなの?」

    さらに顔を近づけるので困った表情で相手もさらに首と体をすくめる。
    そんな様子を見てフロイドは可笑しそうに笑った。

    「あはっ。身体縮めてヤドカリみたい。ヤドカリちゃんだねー」
    「私はシキです」

    そうは言ったもののフロイドは聞いてやしない。
    それにシキだってフロイドとの身長差とパーソナルスペースを無視して話しかけてくる圧に押されてしまっているからこんな姿勢になっているんだと文句の一つぐらい言いたいのだが両手両足を踏ん張って見上げているのが精一杯であった。そんなシキに気がついてかフロイドは口許に笑みを浮かべた。

    (あーーーちょっとびびってる? ちっちぇのに踏ん張っちゃっておもしれ〜)

    シキの緊張した表情とは対象にフロイドの顔は楽しそうだ。しかし、2人の後ろを生徒達が急ぎ足で駆け抜けていくのを見てフロイドは面倒くさそうにポケットから携帯を取り出した。

    「やべーー。行かなかきゃ。
    じゃあね、ヤドカリちゃん」

    そう言うと何もなかったようにポケットに携帯をしまうと笑顔で行ってしまった。
    残されたシキはあっけにとられていたが声に出して言ってしまった。

    「ヤドカリじゃないし…」
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