Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    #ココマ

    cocoa

    ponzu_ra_yu

    DONE一緒に毒食材を捕獲しに行くココマ。両片思いでふんわりとしたカプ色。どっちもお互いが好きで尊敬している。全年齢。
    #ココマ
    フグ鯨ではなくフグを例に出しましたが、フグ鯨は毒のある生き物を食べて蓄積するのではなく老廃物が圧縮して毒になったので現実世界のフグをイメージしてください。
    食材を捕獲しに行くココマ「小松くん、くれぐれも気をつけて」

    ココと小松は毒生物がとりわけ多いエリアに来ていた。その目的は毒があるがうまいとされている食材の捕獲、そして無毒化。無毒化まではできる範囲でいいとのことだが、一番の目的は捕獲。危険なため捕獲した食材全てをIGOに提出することになっている。
    トリコも毒に対する耐性がないわけではないが、毒には毒を。元はココ1人だけへの依頼のはずだったが話を聞いた小松が勢いよく名乗り出た。
    薬膳餅の簡略化以降、小松は毒食材に興味が出ていた。元からその片鱗はあった。ココと初めて出会ったフグ鯨に始まり、グルメカジノで出回っていた有毒な違法食材、そして患いの雨と薬膳餅が決定打となる。
    毒を治し癒すこと。更にはその先の毒を含んだ食材を美味しく調理する方法を知りたい。そう強く思っていた矢先、この話が舞い込んできた。
    1678

    tobiuo_tobisaru

    TRAININGちょっとずつ更新。途中でr18になるのでパスワード製になります。
    胸焼けするほどココマ。
    お家でテント1「今日は一日、ここでテントになって下さい」
    「は?」

    長く連なった熱帯夜が開け、翌朝扉を開けたら、晩秋の風が身をすり抜け部屋の温度を下げる。暖炉に火を入れるにはまだ早いけど、温かい飲み物のおいしさを思い出したそんな日に。
    いきなり小松くんが訪ねてきて、開口一番宣言した。
    「テント?」
    「テントです。」
    ボクを押し除けるように家に入ると、いつもの大きなリュックをヨイショと床に下ろした。
    「ハントじゃなく?」
    「テントですって」
    あちこちを見渡して、ソファの前、長めのラグがあるあたりに移動する小松くんに、雛鳥のようについていく。なんだろう、よく分からないが楽しい電磁波が家の中に広がっていく。
    ボクが見守る前で、小松君はソファに置いてたクッションを下ろし、床に並べた。その付近に荷物を広げ出す。大きなふかふかの毛布二枚、ランタン、文庫本、ラジオ、携帯用ガスバーナーに小さな網と小さいやかん。別で左右に下げてきたグルメケースには、食料が詰まっていた。この間ハントに出かけたおすそ分け、ってふうでもなさそうだ。
    2180