_透_
DONE嗜みの舞台裏休日 暫く続いた秋雨も満足しましたと言わんばかりの快晴に誘われるようにタワーを飛び出した
少し冷たくなった風に背中を押され、サウスの大通りを駆け抜ける
日課のランニングをこなすセイジとハイタッチを交わし、路地裏の猫たちと挨拶がわりに写真を一枚
紅く染まり始めた街路樹を眺めながら顔馴染みのキッチンカーへ向かう
いつもありがとな、とトッピングがサービスされたホットドッグにかぶりつけば高く突き抜ける青空が眩しい
空腹を満たし、さてどうするかと時計を見れば正午を過ぎたばかり
午後はどうしようか とりあえずシャワーでも浴びながら考えようかとタワーへ戻る
ただいまを告げるもさすがに皆出払っている
忙しさも落ち着いてきたとはいえ、揃って休暇を取れるのはもう少しあ先になりそうだ
830少し冷たくなった風に背中を押され、サウスの大通りを駆け抜ける
日課のランニングをこなすセイジとハイタッチを交わし、路地裏の猫たちと挨拶がわりに写真を一枚
紅く染まり始めた街路樹を眺めながら顔馴染みのキッチンカーへ向かう
いつもありがとな、とトッピングがサービスされたホットドッグにかぶりつけば高く突き抜ける青空が眩しい
空腹を満たし、さてどうするかと時計を見れば正午を過ぎたばかり
午後はどうしようか とりあえずシャワーでも浴びながら考えようかとタワーへ戻る
ただいまを告げるもさすがに皆出払っている
忙しさも落ち着いてきたとはいえ、揃って休暇を取れるのはもう少しあ先になりそうだ
きもいさん
DONE6/10〜6/11開催、10difference 3用の展示です!!ジュンブラじゃいー!!
お幸せに!!!!!!!!
永遠を誓いあう、アレ。 ──こんなにも美しい空間なのに、一生で一番、緊張感がある場所になるかも知れない。
そうインタビューで答えたらしい男は、いつも以上にイケメンオーラがパなかった。
「わぁ、すごい……! さすがブラッドさん。格好良いな〜」
真横で同じページを覗き込んでいたウィルが、嬉しそうに微笑む。異論はないがそこまで面白くもないので、あえてノーコメントを貫く。
ブライダル雑誌の撮影をしたらしい我らがメンターリーダー様である。どこかの教会で撮影したらしい。
モデルや俳優でもなく、ヒーローが使って良いのかというほどのページ数を割いてくれている。普段の割合がどうかは知らないが、ブライダル雑誌というものは基本はチャペルやドレス、ジュエリーやケーキといった結婚式のための情報誌だと思うのだが、本当にこんなにも一人の写真で埋めてしまって良いものなのか。それほどになかなかのページ数、そして写真の枚数だった。
6897そうインタビューで答えたらしい男は、いつも以上にイケメンオーラがパなかった。
「わぁ、すごい……! さすがブラッドさん。格好良いな〜」
真横で同じページを覗き込んでいたウィルが、嬉しそうに微笑む。異論はないがそこまで面白くもないので、あえてノーコメントを貫く。
ブライダル雑誌の撮影をしたらしい我らがメンターリーダー様である。どこかの教会で撮影したらしい。
モデルや俳優でもなく、ヒーローが使って良いのかというほどのページ数を割いてくれている。普段の割合がどうかは知らないが、ブライダル雑誌というものは基本はチャペルやドレス、ジュエリーやケーキといった結婚式のための情報誌だと思うのだが、本当にこんなにも一人の写真で埋めてしまって良いものなのか。それほどになかなかのページ数、そして写真の枚数だった。
_透_
MOURNING再録コピー本にオマケで載せてたものです半年経ったので公開
ブラアキ100質 前半戦1 あなたの名前を教えてください
「鳳アキラ」
「ブラッド・ビームス」
2 年齢は?
「18」
「28」
3性別は?
「どっちも男」
4 貴方の性格は?
「ボルテージマックス!」
「効率的、だろうか」
5 相手の性格は?
「真面目、頑固」
「良く言えば、情熱的だな」
6 二人の出会いはいつ?どこで?
「入所式」
7 相手の第一印象は?
「いけすかねーヤツ」
「周りが見えていない独善的、だと」
8 相手のどんなところが好き?
「ちゃんとオレのこと見ててくれるところ…かな」
「行き詰まった時に壁を壊してくれるような所だろうか」
9 相手のどんなところが嫌い?
「すぐ仕事漬けになろうとする所」
「仕方ない部分もあるが…目の届かない時に無茶をする所だろうか」
2559「鳳アキラ」
「ブラッド・ビームス」
2 年齢は?
「18」
「28」
3性別は?
「どっちも男」
4 貴方の性格は?
「ボルテージマックス!」
「効率的、だろうか」
5 相手の性格は?
「真面目、頑固」
「良く言えば、情熱的だな」
6 二人の出会いはいつ?どこで?
「入所式」
7 相手の第一印象は?
「いけすかねーヤツ」
「周りが見えていない独善的、だと」
8 相手のどんなところが好き?
「ちゃんとオレのこと見ててくれるところ…かな」
「行き詰まった時に壁を壊してくれるような所だろうか」
9 相手のどんなところが嫌い?
「すぐ仕事漬けになろうとする所」
「仕方ない部分もあるが…目の届かない時に無茶をする所だろうか」
きもいさん
DONE書いてる途中で今年のアキラ誕きて公式がウワァァァァやったけどそのまま終わらせました…。この後うっかり口を滑らせて結局サウス全員で〜ってなったら公式に繋がる!わたし天才!!すごない!?ってことでおk??😇👍
アキラ誕!!/ブラアキ「高っっかいプレゼントとか、別にいらねぇからな」
ミーティング後、全員帰ったとばかり思っていた室内にそんな声が響いた。
声の方へ振り向けば、入口にはムスッとした顔で目を据わらせているアキラがいる。打ちかけていた急ぎの返信を終わらせ、タブレットを手にそちらへ向かう。
「何の話だ」
「オレの誕生日の話だよ。オスカーを使って欲しいもんリサーチすんな。バレバレだっつーの」
不機嫌そうな顔でも照れくささを隠しきれていないところに、口許が緩む。その僅かな変化にも気付かれてしまったようで、翡翠色の瞳がさらに瞼で半分隠れる。
「誤解だな。オスカーはおそらく、ウィルとの共犯だろう」
「え、そうなのか!?」
「俺は俺で用意しているから安心しろ」
3217ミーティング後、全員帰ったとばかり思っていた室内にそんな声が響いた。
声の方へ振り向けば、入口にはムスッとした顔で目を据わらせているアキラがいる。打ちかけていた急ぎの返信を終わらせ、タブレットを手にそちらへ向かう。
「何の話だ」
「オレの誕生日の話だよ。オスカーを使って欲しいもんリサーチすんな。バレバレだっつーの」
不機嫌そうな顔でも照れくささを隠しきれていないところに、口許が緩む。その僅かな変化にも気付かれてしまったようで、翡翠色の瞳がさらに瞼で半分隠れる。
「誤解だな。オスカーはおそらく、ウィルとの共犯だろう」
「え、そうなのか!?」
「俺は俺で用意しているから安心しろ」
_透_
DONE7/23のオンリーにて配布していました無配です祭りに行った話「お祭り行きたい」
アキラらしい、次のデートのリクエスト
準備は万端だと、実家から送って貰ったという浴衣を笑顔で見せてくる
二人揃って着付けを済まし、夕暮れの街に繰り出した
早く早くと呼ぶように遠くから聞こえるお囃子に急かされるように、カラコロと下駄の音を響かせるアキラの後を追う
フランクフルトにかき氷、フライドポテトにリンゴ飴
屋台の立ち並ぶ大通りで、ニコニコ顔のアキラは次々と屋台の品々を買い、手にしてゆく
「食う?」
差し出されたかき氷をひと匙、ふた匙頬張れば
「お揃い」
と、着色料で染まった舌を見せて笑う
愛おしい、触れたい、と心のままに目についた暗がりに引き込む
「!? 〜〜ん! っぁ…ブラッド…」
顔を赤く染めたアキラが息絶え絶えに抗議の目線を寄越す
465アキラらしい、次のデートのリクエスト
準備は万端だと、実家から送って貰ったという浴衣を笑顔で見せてくる
二人揃って着付けを済まし、夕暮れの街に繰り出した
早く早くと呼ぶように遠くから聞こえるお囃子に急かされるように、カラコロと下駄の音を響かせるアキラの後を追う
フランクフルトにかき氷、フライドポテトにリンゴ飴
屋台の立ち並ぶ大通りで、ニコニコ顔のアキラは次々と屋台の品々を買い、手にしてゆく
「食う?」
差し出されたかき氷をひと匙、ふた匙頬張れば
「お揃い」
と、着色料で染まった舌を見せて笑う
愛おしい、触れたい、と心のままに目についた暗がりに引き込む
「!? 〜〜ん! っぁ…ブラッド…」
顔を赤く染めたアキラが息絶え絶えに抗議の目線を寄越す
きもいさん
DONE付き合ってるブラアキ。展示用です!、お好きなように。 好きなようにしろ。そう提案してみると、つり目がちな緑色の瞳が真ん丸になった。
鳩が豆鉄砲を食らった顔とは、こういう顔の事を言うのだろう。つい吹き出しそうになるのを堪え、平静を装う。
窓から斜めに射し込む光はオレンジ色に近くなっている。昼まで会議が入っていると今日の予定を告げていたが、帰ってきてからさほど時間は経っていないのにも関わらず、すでに部屋の中も薄暗くなってきていた。
サウスセクターの共用部のソファには、ブラッドとアキラの二人だけだった。ウィルとオスカーは植物で造形した動物たちで作った動物園、というコンセプトの展示があるとかで、開催記念に併設されたコラボカフェの抽選にも当たったのだと、二人で揃って出掛ける旨は聞いていた。
4792鳩が豆鉄砲を食らった顔とは、こういう顔の事を言うのだろう。つい吹き出しそうになるのを堪え、平静を装う。
窓から斜めに射し込む光はオレンジ色に近くなっている。昼まで会議が入っていると今日の予定を告げていたが、帰ってきてからさほど時間は経っていないのにも関わらず、すでに部屋の中も薄暗くなってきていた。
サウスセクターの共用部のソファには、ブラッドとアキラの二人だけだった。ウィルとオスカーは植物で造形した動物たちで作った動物園、というコンセプトの展示があるとかで、開催記念に併設されたコラボカフェの抽選にも当たったのだと、二人で揃って出掛ける旨は聞いていた。