kogarashiya
PAST鬼市の夏祭り的な所を散策する権引。推しが何か食べてる所を見たいという煩悩に若干の邪念を混ぜつつ描いたものです。至って平和で健全なほのぼの全年齢向け漫画(自称)ですよ! 2
kogarashiya
CAN’T MAKE鑑引の過去を持つ権引。⚠いわゆる事後というか朝チュンです。ちょいエロ。
寝ぼけてうっかり失言をしてしまい、これから大変な事になる所の師兄。
※追記 Pixivの方にフル版を上げました。
もう揃わない三角関係 昔の夢を見た。
うっすらと目覚めながらも、瞼の裏に残った面影を惜しむような気持ちで目を閉じたままでいると、布団の上に投げ出された手に誰かが触れた。ためらうように、指先で手首の辺りをそっと撫でる感触。
こんなふうに触れられた事もあったな。
夢で会った人物がまだ隣りにいるような気がして、引玉はそっと呟いた。
「……鑑玉?」
その途端に、引玉に触れる指が止まった。
ん? と思っていると、今度はがしっと強く手首を掴まれた。骨が折れそうなほどの馬鹿力に、夢の余韻が一気に吹き飛ぶ。
「師兄」
目を開けると、隣りにいたのはかつての親友ではなく、寝起きで癖っ毛が爆発している権一真だった。
「一真、どうした?」
「……おれのこと、鑑玉だと思ったのか?」
1160うっすらと目覚めながらも、瞼の裏に残った面影を惜しむような気持ちで目を閉じたままでいると、布団の上に投げ出された手に誰かが触れた。ためらうように、指先で手首の辺りをそっと撫でる感触。
こんなふうに触れられた事もあったな。
夢で会った人物がまだ隣りにいるような気がして、引玉はそっと呟いた。
「……鑑玉?」
その途端に、引玉に触れる指が止まった。
ん? と思っていると、今度はがしっと強く手首を掴まれた。骨が折れそうなほどの馬鹿力に、夢の余韻が一気に吹き飛ぶ。
「師兄」
目を開けると、隣りにいたのはかつての親友ではなく、寝起きで癖っ毛が爆発している権一真だった。
「一真、どうした?」
「……おれのこと、鑑玉だと思ったのか?」
pctmochi
DOODLEただひたすら盲目的に右を愛するという点では花城とちーいん殿下は似てると思う。ただ花城は殿下のためなら何が善悪か知ってても気にせず何でもするタイプで、ちーいん殿下は善悪なんかははなから考えないタイプかな、というのが私のイメージ。いえす!脳筋!
kogarashiya
MEMOネタが降ってきたものの、きちんと形にできなさそうなのであらすじ程度にメモした権引。⚠うっすら繁体字版4巻の内容への言及あり、いちおう本編読了前提ですのでご注意下さい。
権一真が消息不明になって動揺する引玉の話 本編終了後のいつか、権一真が任務でとある山に住む妖魔を退治に行ったきり戻らないと聞いて、探しに行く引玉。
麓の村で聞き込みをすると、何日か前に巻き毛の少年を目撃したという証言が。
この山には人食いの化け物が出るから行ってはいけないという忠告を無視した少年が山に入って行った後、この世のものとも思えない恐ろしい咆哮が山々にこだましたので村人は震え上がったが、最後にひときわ大きな声が長々と響いたかと思うとふっつりと途絶え、それきり山は静かになったという。
きっとあの少年は化け物を退治するために天から遣わされた武神様だったんだ〜、ありがたやありがたやと語る村人。
退治には成功したようだが、任務完了の報告も寄越さずどこをほっつき歩いているんだとイラつきながら山へ向かう引玉。
1642麓の村で聞き込みをすると、何日か前に巻き毛の少年を目撃したという証言が。
この山には人食いの化け物が出るから行ってはいけないという忠告を無視した少年が山に入って行った後、この世のものとも思えない恐ろしい咆哮が山々にこだましたので村人は震え上がったが、最後にひときわ大きな声が長々と響いたかと思うとふっつりと途絶え、それきり山は静かになったという。
きっとあの少年は化け物を退治するために天から遣わされた武神様だったんだ〜、ありがたやありがたやと語る村人。
退治には成功したようだが、任務完了の報告も寄越さずどこをほっつき歩いているんだとイラつきながら山へ向かう引玉。