げたん/なり氏
PROGRESSめいわ一人アンソロの表紙きまった!裏に使おうと思っていたミニマムは挿絵にするかなぁ描くまで時間なくて落書きでおわってたやつも詰めたいな。余裕合ったら手直ししたいけどどうかなぁ・・・ 18
ige543kan
DONE・目岩twrkカフェの父が妻色のマフラー巻いてるの良すぎーー‼ というとこから生まれた妄想です
雪降る帰り道で「遅くなっちゃたわね」
いつもより仕事が長引いてしまい、壁にかけられた時計を見上げて一人呟く。
制服から私服に着替え、コートを羽織って首にマフラーを巻いて更衣室を後にする。
通用口の扉を開けて外に出ると、冷たい冬の空気が顔に当たって思わず肩をすくめた。辺りを見れば薄っすらと白くなっている。
「雪……どうりで寒いわけね」
納得してそう吐いた息が白くなる。
早く家に帰りましょ、と歩き始めたところで街灯の下に佇む赤い番傘と見慣れた露草色の羽織を纏った人物を見つけて駆け寄った。
「あなた……!」
「ん、おお、お仕事お疲れさまじゃ」
こちらに気づくとそう労いの言葉をかけながら雪に当たらないようにこちらに番傘を傾けてくれる。
733いつもより仕事が長引いてしまい、壁にかけられた時計を見上げて一人呟く。
制服から私服に着替え、コートを羽織って首にマフラーを巻いて更衣室を後にする。
通用口の扉を開けて外に出ると、冷たい冬の空気が顔に当たって思わず肩をすくめた。辺りを見れば薄っすらと白くなっている。
「雪……どうりで寒いわけね」
納得してそう吐いた息が白くなる。
早く家に帰りましょ、と歩き始めたところで街灯の下に佇む赤い番傘と見慣れた露草色の羽織を纏った人物を見つけて駆け寄った。
「あなた……!」
「ん、おお、お仕事お疲れさまじゃ」
こちらに気づくとそう労いの言葉をかけながら雪に当たらないようにこちらに番傘を傾けてくれる。
ige543kan
DONEいい夫婦の日記念目岩お互いの好きなところを言い合う話
いい夫婦「今日はいい夫婦の日なんですって。」
赤く色づいた木の葉も散り始めそうな頃、隣にきた妻が正座してそう言った。何か儀式でも始めるかのように背筋をピンと伸ばして真っ直ぐこちらを見つめる姿に思わず自分も居住まいを正して向かい合う。
「ほう。人間はまた面白い記念日を作るの。」
「ええそうね。ということであなた、私の好きなところを言ってみてくださいな。」
はいどうぞ、と言わんばかりにこちらに手の平を向けてくる妻。え、えぇと……突然何が始まったんじゃろうか。ツッコもうかと思ったが期待の眼差しで見られているのでひとまずそれに応えることにした。
「そ、そうじゃな……まずは優しいところじゃろ。愛情深くて、いつも他者を慈しんでおる姿が好きじゃ……。それから、ワシにいろいろと教えてくれるところ、ワシが何かしたらちゃんと褒めてくれるところも嬉しく思っておる。あと……」
1190赤く色づいた木の葉も散り始めそうな頃、隣にきた妻が正座してそう言った。何か儀式でも始めるかのように背筋をピンと伸ばして真っ直ぐこちらを見つめる姿に思わず自分も居住まいを正して向かい合う。
「ほう。人間はまた面白い記念日を作るの。」
「ええそうね。ということであなた、私の好きなところを言ってみてくださいな。」
はいどうぞ、と言わんばかりにこちらに手の平を向けてくる妻。え、えぇと……突然何が始まったんじゃろうか。ツッコもうかと思ったが期待の眼差しで見られているのでひとまずそれに応えることにした。
「そ、そうじゃな……まずは優しいところじゃろ。愛情深くて、いつも他者を慈しんでおる姿が好きじゃ……。それから、ワシにいろいろと教えてくれるところ、ワシが何かしたらちゃんと褒めてくれるところも嬉しく思っておる。あと……」
とうふ
DOODLE地獄編回想の岩子って80年代アイドルみたいに可愛いのに、不憫過ぎるし、父に一途に惚れてるしで、父が悪い男だったんだろうな……と。父と生きるために貧乏暮らしにも耐え、臨月の体を引きずって父のために病院を探し……で不憫過ぎる。死んだ後も父に恋した罰として地獄で鞭打たれてるし……。
でも、そうまでしても岩子は父と添い遂げたかったし、父の子供を産みたかったんだなぁ……。
やっぱり悪い男だなあ、父……! 2
Sue390
DONEハピハピ時空で数十年ぶりに再開した夫婦。3日間ぐらい初めての男女交際みたいにキャッキャしてるかと思えば夜は親子三人川の字で寝てるっていうから砂さんが「夜の森を案内してはどうか」とそれとなく提案して二人してハ…ッ!となって日が暮れてからやたら静かに散歩に出掛けた後の目岩の漫画。 9s0j1_2
DOODLE描き納めで妻をひん剥いてしまったので、姫初めも描かなくてはいけない気がしたので描いた←
致す前だけど背後注意⚠︎
妻の晴れ着を肴にご機嫌で呑んでたと思うので、このあときっとひどい…🫢🫢🫢 2
s0j1_2
DONE一日一👁🪨⚠︎ifだいぶ貯めてた……っていうか、1枚のらくがきからこんなに話が膨らむとは思ってなかったわ(未完)
※謎妻の呼び方について、🪨と明言させるのは個人的にかなり葛藤があるのですが、話が進まないのでとりあえずこうしています。 9
お惣菜
DONE目岩夫婦がただイチャイチャするお話です。映画のネタバレガッツリ含みますのでご注意下さい。
かくれんぼ酒の勢いで思い出した、遠く儚いあの頃の記憶。儂の妻・岩子は幽霊族でありながら人間を深く愛しておった。人間は恐ろしい。自分達の命、そしてご先祖の命までも奪おうとする傲慢で強欲な生き物。なのに岩子はそれをまるで道端に生えている花や草のように優しく優しく愛でていた。儂には到底分からないこと。夫と妻という関係になってからもそれは変わらなかった。
「ねぇ あなた
今日は雨だそうですよ」
「むう そのようじゃのう」
「ふふ 猫ちゃんが来てくれないのはそんなに寂しい?」
「ふむ ちぃとな」
とつまらなそうに猫じゃらしをヒラヒラさせるゲゲ郎。親指と人差し指で挟めてしまいそうな薄い唇を突き出してシトシト振る雨を見つめ、ついには肘枕をついて完全に暇をもて余していた。大きな体をしているのにどうしてこうも子供らしさが抜けないのだろう、この人は。そんな事を考えながらちゃぶ台にあるせんべいにかぶりつく岩子。するとその音に釣られてゲゲ郎が這いつくばりながら此方へ向かってきて、一体何を食べているのかを問う。おせんべいというのよあなた、と教えてあげると目をくりくりさせて赤い瞳がキラキラ輝いた。岩子はもう一口せんべいを口にして、これかもしれないと確信した。
1872「ねぇ あなた
今日は雨だそうですよ」
「むう そのようじゃのう」
「ふふ 猫ちゃんが来てくれないのはそんなに寂しい?」
「ふむ ちぃとな」
とつまらなそうに猫じゃらしをヒラヒラさせるゲゲ郎。親指と人差し指で挟めてしまいそうな薄い唇を突き出してシトシト振る雨を見つめ、ついには肘枕をついて完全に暇をもて余していた。大きな体をしているのにどうしてこうも子供らしさが抜けないのだろう、この人は。そんな事を考えながらちゃぶ台にあるせんべいにかぶりつく岩子。するとその音に釣られてゲゲ郎が這いつくばりながら此方へ向かってきて、一体何を食べているのかを問う。おせんべいというのよあなた、と教えてあげると目をくりくりさせて赤い瞳がキラキラ輝いた。岩子はもう一口せんべいを口にして、これかもしれないと確信した。