akatubaki0305
MEMO浮気しただざに愛想尽かして別れを告げるちゅやのお話です。(ラストはハピエンです!)メモ書きなので誤字等そのままです💦このお話はモブ♀がかなりでしゃばるので苦手な方はご遠慮下さい💦すみません💦メモ9 これでメモはラストです。
後に編集して支部に投稿します!
懺悔せよ(仮) 買い物を終え、自宅に戻った中也と美香。
「よし!買ってきた物此れで全部?」
「そうだな。と云うか買い食いばっかりしてたから碌に買ってねぇけど」
「へへっ!まぁ良いじゃない!今日は逢引づて事で。買い物はついでだよ」
「そうかよ。んで?その逢引は楽しかったか?」
中也は美香に微笑みながら話す。
「勿論!とても楽しかったわ!」
美香もまた、笑って答えた。
夕食の時間まで各々で過ごし、今日買ってきた食材で仲良く夕食を作り楽しく会話をしながら食事をする。
二人は、今日一日極々普通の恋人らしい休日を過ごした。
その夜、何時もの様に寝室に向かおうとした美香はピタリと足を止めた。
「ん?どした?」
5678「よし!買ってきた物此れで全部?」
「そうだな。と云うか買い食いばっかりしてたから碌に買ってねぇけど」
「へへっ!まぁ良いじゃない!今日は逢引づて事で。買い物はついでだよ」
「そうかよ。んで?その逢引は楽しかったか?」
中也は美香に微笑みながら話す。
「勿論!とても楽しかったわ!」
美香もまた、笑って答えた。
夕食の時間まで各々で過ごし、今日買ってきた食材で仲良く夕食を作り楽しく会話をしながら食事をする。
二人は、今日一日極々普通の恋人らしい休日を過ごした。
その夜、何時もの様に寝室に向かおうとした美香はピタリと足を止めた。
「ん?どした?」
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MEMO浮気しただざに愛想尽かして別れを告げるちゅやのお話です。(ラストはハピエンです!)メモ書きなので誤字等そのままです💦このお話はモブ♀がかなりでしゃばるので苦手な方はご遠慮下さい💦すみません💦メモ8
懺悔せよ(仮)「‥‥元同僚‥ねぇ」
太宰の小さな声だが、怒りを滲ませる呟きに敦は違和感を感じる。
「あれ?太宰さん怒ってます?」
敦の言葉に「いいや?」と笑顔で返す太宰
「気のせいでしたか。其れにしてもお二人ともお似合いでしたね!」
「‥‥そうかな?」
「はい!太宰さんもそう思いませんか?」
「‥‥あのチビには勿体ない人だったね」
「それ中也さんの前で云わないで下さいよ!?絶対喧嘩になりますから!」
太宰の悪態に慌てる敦を尻目に先程の中也の態度を思い返す。
私の事をあまり見てくれなかったな中也。
それどころかちょっとした知り合いみたいな紹介された‥‥何あれ。
‥‥敦君の一言で更に私から心が遠ざかった気がする。いや、私が悪いんだけどね。
1589太宰の小さな声だが、怒りを滲ませる呟きに敦は違和感を感じる。
「あれ?太宰さん怒ってます?」
敦の言葉に「いいや?」と笑顔で返す太宰
「気のせいでしたか。其れにしてもお二人ともお似合いでしたね!」
「‥‥そうかな?」
「はい!太宰さんもそう思いませんか?」
「‥‥あのチビには勿体ない人だったね」
「それ中也さんの前で云わないで下さいよ!?絶対喧嘩になりますから!」
太宰の悪態に慌てる敦を尻目に先程の中也の態度を思い返す。
私の事をあまり見てくれなかったな中也。
それどころかちょっとした知り合いみたいな紹介された‥‥何あれ。
‥‥敦君の一言で更に私から心が遠ざかった気がする。いや、私が悪いんだけどね。
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MEMO浮気しただざに愛想尽かして別れを告げるちゅやのお話です。(ラストはハピエンです!)メモ書きなので誤字等そのままです💦このお話はモブ♀がかなりでしゃばるので苦手な方はご遠慮下さい💦すみません💦メモ7
懺悔せよ(仮)「敦く~ん、まだ買うのかい?私もう疲れて歩けな~い」
何とも情けない声を出す太宰に敦は溜息を吐いた。
「太宰さんは荷物も持ってませんよね?文句ばかり云ってないで働いて下さい。むしろ僕は買い物と太宰さんのお守りと二つの仕事を任されて忙しいんです!」
「敦君も云うようになったねぇ」
「ほら、次行きますよ!」
探偵社の備品買い出しに選ばれた太宰と敦は買った品物を大量に抱え横濱の街を歩いていた。
あと少しで買い物が終わるのいうのに、やれ疲れただの喉が渇いただと騒ぐ太宰に根負けし喫茶店で休むことになった二人。
「何処にしますか?」
「素敵なご婦人がいる喫茶店がいいねぇ」
「‥‥はぁ」
大きな溜息を吐く敦を尻目にキョロキョロと辺りを見渡す太宰の目にとある人物が視界に入った。
1712何とも情けない声を出す太宰に敦は溜息を吐いた。
「太宰さんは荷物も持ってませんよね?文句ばかり云ってないで働いて下さい。むしろ僕は買い物と太宰さんのお守りと二つの仕事を任されて忙しいんです!」
「敦君も云うようになったねぇ」
「ほら、次行きますよ!」
探偵社の備品買い出しに選ばれた太宰と敦は買った品物を大量に抱え横濱の街を歩いていた。
あと少しで買い物が終わるのいうのに、やれ疲れただの喉が渇いただと騒ぐ太宰に根負けし喫茶店で休むことになった二人。
「何処にしますか?」
「素敵なご婦人がいる喫茶店がいいねぇ」
「‥‥はぁ」
大きな溜息を吐く敦を尻目にキョロキョロと辺りを見渡す太宰の目にとある人物が視界に入った。
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MEMO浮気しただざに愛想尽かして別れを告げるちゅやのお話です。(ラストはハピエンです!)メモ書きなので誤字等そのままです💦このお話はモブ♀がかなりでしゃばるので苦手な方はご遠慮下さい💦すみません💦メモ6
懺悔せよ(仮)「ただいま‥‥中也?」
「おう、おかえり」
力なく微笑む中也に美香は近寄り、顔を覗き込む。
「どうかしたの?」
「ん?何でもねぇよ」
「何でもないって顔してない」
「‥‥ちょっと考え事してただけだ」
「本当に?」
「ああ。其れより牛乳買って来れたか?」
「買ってきたよ!って云うか初めてお使いに行った子みたいに云わないでよ!」
笑いながら話す美香。
「‥‥ははっ!そうだな、悪ぃ。本当にお前は面白ぇな。泣きそうな面してるかと思ったら直ぐ笑う」
中也の言葉に美香は目を見開く。
「‥‥気付いてたの?」
「まあな」
「其れでも訊かないでくれてたんだ。優しいね、中也」
「そンなんじゃねぇよ‥‥美香、俺の中でケリがついたから恋人のフリはもう終いでいいぜ。今まで付き合わせて悪かったな、助かった」
1595「おう、おかえり」
力なく微笑む中也に美香は近寄り、顔を覗き込む。
「どうかしたの?」
「ん?何でもねぇよ」
「何でもないって顔してない」
「‥‥ちょっと考え事してただけだ」
「本当に?」
「ああ。其れより牛乳買って来れたか?」
「買ってきたよ!って云うか初めてお使いに行った子みたいに云わないでよ!」
笑いながら話す美香。
「‥‥ははっ!そうだな、悪ぃ。本当にお前は面白ぇな。泣きそうな面してるかと思ったら直ぐ笑う」
中也の言葉に美香は目を見開く。
「‥‥気付いてたの?」
「まあな」
「其れでも訊かないでくれてたんだ。優しいね、中也」
「そンなんじゃねぇよ‥‥美香、俺の中でケリがついたから恋人のフリはもう終いでいいぜ。今まで付き合わせて悪かったな、助かった」
akatubaki0305
MEMO浮気しただざに愛想尽かして別れを告げるちゅやのお話です。(ラストはハピエンです!)メモ書きなので誤字等そのままです💦このお話はモブ♀がかなりでしゃばるので苦手な方はご遠慮下さい💦すみません💦メモ5
懺悔せよ(仮)『すみません太宰さん、僕もその少女の事を詳しくは解りませぬが‥‥』
「何?ハッキリ云って?」
『中也さんの恋人だと聞いております』
端末から聴こえてくる芥川の声が遠ざかっていく。
中也が容易に自分の領域に人を入れるとは思えないし私と別れてまだ一ヶ月そこそこだ。
そんな直ぐに気持ちを切り替えて恋人を作るなんて中也がする筈ない。
だが‥‥先程見た光景は幻でも夢でもなく現実だ。中也の家の鍵を持ち『ただいま』を口にする間柄。
「‥‥‥」
『太宰さん?』
端末から聴こえてくる芥川の声に太宰は思考の波から戻ってきた。
「悪いけどあの少女について調べてくれる?小さな事一つでも取り零さずにね?」
1114「何?ハッキリ云って?」
『中也さんの恋人だと聞いております』
端末から聴こえてくる芥川の声が遠ざかっていく。
中也が容易に自分の領域に人を入れるとは思えないし私と別れてまだ一ヶ月そこそこだ。
そんな直ぐに気持ちを切り替えて恋人を作るなんて中也がする筈ない。
だが‥‥先程見た光景は幻でも夢でもなく現実だ。中也の家の鍵を持ち『ただいま』を口にする間柄。
「‥‥‥」
『太宰さん?』
端末から聴こえてくる芥川の声に太宰は思考の波から戻ってきた。
「悪いけどあの少女について調べてくれる?小さな事一つでも取り零さずにね?」
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MEMO浮気しただざに愛想尽かして別れを告げるちゅやのお話です。(ラストはハピエンです!)メモ書きなので誤字等そのままです💦このお話はモブ♀がかなりでしゃばるので苦手な方はご遠慮下さい💦すみません💦メモ4
懺悔せよ(仮)「中也!忘れ物!」
「おぉ悪ぃ!ありがとな」
「今夜はハンバーグ作って待ってるね!」
「‥‥いや、夕食は」
「大丈夫!今度こそちゃんと食べれるの作るから!任せて」
満面の笑顔を向ける美香につられ中也も笑顔になる。
「無理するなよ?食材が泣いちまう」
「五月蝿い!ほら!行ってらっしゃ~い」
あの日、美香と出会ってから二週間経った。こんな家族ごっこみたいな生活にも慣れてきたが、そろそろ太宰が嗅ぎ付けてくるはずだ。それに‥‥美香が時折見せる悲しい顔にもケリをつけさせてやらねぇと。
中也は帽子を深く被り直し、駐車場へと向かった。
───
中也から別れを告げられて1ヶ月。
漸く中也の居所に目星がついた。
まさか、こんなに手こずるとは思わなかった。其れだけ中也も本気で隠れてたのだろうが、もう隠れんぼは終りだ。
1944「おぉ悪ぃ!ありがとな」
「今夜はハンバーグ作って待ってるね!」
「‥‥いや、夕食は」
「大丈夫!今度こそちゃんと食べれるの作るから!任せて」
満面の笑顔を向ける美香につられ中也も笑顔になる。
「無理するなよ?食材が泣いちまう」
「五月蝿い!ほら!行ってらっしゃ~い」
あの日、美香と出会ってから二週間経った。こんな家族ごっこみたいな生活にも慣れてきたが、そろそろ太宰が嗅ぎ付けてくるはずだ。それに‥‥美香が時折見せる悲しい顔にもケリをつけさせてやらねぇと。
中也は帽子を深く被り直し、駐車場へと向かった。
───
中也から別れを告げられて1ヶ月。
漸く中也の居所に目星がついた。
まさか、こんなに手こずるとは思わなかった。其れだけ中也も本気で隠れてたのだろうが、もう隠れんぼは終りだ。
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MEMO浮気しただざに愛想尽かして別れを告げるちゅやのお話です。(ラストはハピエンです!)メモ書きなので誤字等そのままです💦このお話はモブ♀がかなりでしゃばるので苦手な方はご遠慮下さい💦すみません💦メモ3
懺悔せよ(仮)太宰に別れを告げてから二週間になる。
告げたと云っても一方的に伝言を送っただけだが。解ってる。このままで良いわけがねぇ。解ってはいるが‥‥。
別れを告げた時は不覚にも涙何ぞ流してしまったが、時間が経つにつれて怒りの方が強くなってきた。
俺にあれだけ愛してるだの、俺だけだなんて云っておきながら何食わぬ顔で女を抱いてやがったンだ、奴は。
だが其れを赦したのは俺だ。
見て見ぬふりをしたンだ、文句は云えねぇ。
抱いたことは文句云わねぇが、接吻は別だ。接吻は特別だったンだ。
それが唯一、俺と奴が恋人である証みたいなもんだったンだ。
それなのに‥‥クソッ。
このまま太宰に会ったら何も云わずに息の根を止めてしまいそうで会えねぇ。
1789告げたと云っても一方的に伝言を送っただけだが。解ってる。このままで良いわけがねぇ。解ってはいるが‥‥。
別れを告げた時は不覚にも涙何ぞ流してしまったが、時間が経つにつれて怒りの方が強くなってきた。
俺にあれだけ愛してるだの、俺だけだなんて云っておきながら何食わぬ顔で女を抱いてやがったンだ、奴は。
だが其れを赦したのは俺だ。
見て見ぬふりをしたンだ、文句は云えねぇ。
抱いたことは文句云わねぇが、接吻は別だ。接吻は特別だったンだ。
それが唯一、俺と奴が恋人である証みたいなもんだったンだ。
それなのに‥‥クソッ。
このまま太宰に会ったら何も云わずに息の根を止めてしまいそうで会えねぇ。
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MEMO浮気しただざに愛想尽かして別れを告げるちゅやのお話です。メモ書きなので誤字等そのままです💦このお話はモブ♀がかなりでしゃばるので苦手な方はご遠慮下さい💦すみません💦メモ2
懺悔せよ(仮)「‥‥‥」
中也のセーフハウス迄全力で走ってきた太宰の額からは大粒の汗が流れていた。
部屋の中から中也の気配がしない。
中也、まだ帰ってきてないのかな?
太宰はゆっくり深呼吸をすると、鍵を鍵穴に差した──だが、
「‥‥‥は?」
鍵穴が何かで塞がれていて鍵を差せなくなっている。何か?否、此れは。
扉の隙間を見つけると太宰は静かに目を閉じた。何かで塞いでるのではない。重力操作で鍵穴を捻曲げているのだ。
露骨に入るなと云っている。
この部屋を解約すると云っていた。恐らくもう戻ってくるつもりはないから扉を壊したのだろう。
何とかなる。
中也なら赦してくれる。
そんな甘えの様な考えをした自分を殴ってやりたい。私はどうしようもない莫迦野郎だ、中也の本気を感じて初めて事の重大さに気付くなんて。
1061中也のセーフハウス迄全力で走ってきた太宰の額からは大粒の汗が流れていた。
部屋の中から中也の気配がしない。
中也、まだ帰ってきてないのかな?
太宰はゆっくり深呼吸をすると、鍵を鍵穴に差した──だが、
「‥‥‥は?」
鍵穴が何かで塞がれていて鍵を差せなくなっている。何か?否、此れは。
扉の隙間を見つけると太宰は静かに目を閉じた。何かで塞いでるのではない。重力操作で鍵穴を捻曲げているのだ。
露骨に入るなと云っている。
この部屋を解約すると云っていた。恐らくもう戻ってくるつもりはないから扉を壊したのだろう。
何とかなる。
中也なら赦してくれる。
そんな甘えの様な考えをした自分を殴ってやりたい。私はどうしようもない莫迦野郎だ、中也の本気を感じて初めて事の重大さに気付くなんて。
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MEMO浮気しただざに愛想尽かして別れを告げるちゅやのお話です。メモ書きなので誤字等そのままです💦このお話はモブ♀がかなりでしゃばるので苦手な方はご遠慮下さい💦すみません💦
メモ1
懺悔せよ(仮)ああ、解ってたよ。
奴がどうしようもねぇ屑だってことは。
解ってて恋人になった。
じゃあ何を今更?
今更だからだよ。
奴が女の腰に手を回そうが、心中に誘おうが赦してきた。何故かって?
俺が誰よりも太宰に愛されていたからだ。
女に囁く甘い言葉は一晩相手をしてもらいてぇから。
ただそれだけだからだ。
‥‥‥だがどうだ。
今、俺の目線の先には男女が抱き合い‥‥接吻をしてやがる。
太宰、その女とする接吻は気持ちいいか?
なぁ、手前云ったよな?
接吻は惚れた奴にしかしねぇって。
その女は惚れた女だって云いてぇのか?
‥‥だったらその女に手前を呉れてやる。
もう‥‥‥限界だ。
太宰がどんなに女と遊ぼうと、太宰が惚れているのは俺だけだ、そう自分に云い聞かせて何でもない素振りを見せた。
1530奴がどうしようもねぇ屑だってことは。
解ってて恋人になった。
じゃあ何を今更?
今更だからだよ。
奴が女の腰に手を回そうが、心中に誘おうが赦してきた。何故かって?
俺が誰よりも太宰に愛されていたからだ。
女に囁く甘い言葉は一晩相手をしてもらいてぇから。
ただそれだけだからだ。
‥‥‥だがどうだ。
今、俺の目線の先には男女が抱き合い‥‥接吻をしてやがる。
太宰、その女とする接吻は気持ちいいか?
なぁ、手前云ったよな?
接吻は惚れた奴にしかしねぇって。
その女は惚れた女だって云いてぇのか?
‥‥だったらその女に手前を呉れてやる。
もう‥‥‥限界だ。
太宰がどんなに女と遊ぼうと、太宰が惚れているのは俺だけだ、そう自分に云い聞かせて何でもない素振りを見せた。