でゅわー
DONE稲妻のハロウィン風のお祭り(捏造設定)でじゃれてる心海と裟羅さんのお話です。薄っすら前作とも繋がっています。
前作 https://poipiku.com/6582541/8877953.html
続・稲妻のハロウィン「いたずらか、それとも菓子か!」
裟羅が離島広場に着くと、屋台がにぎわい、妖怪に扮した人々の掛け声が響いていた。
この祭りは去年八重堂が社奉行と提携して催したものだ。異国の風習を稲妻風にアレンジしたもので、人々は妖怪に仮装し、この掛け声で菓子を交換するのだ。
しかし広場のあちこちで聞こえる掛け声は、裟羅にとっては少し困った思い出でもある。
去年、神子にはめられ仮装させられた裟羅は、その姿を将軍様に見られてしまったのだ。裟羅が祭りに参加していると勘違いした将軍様が裟羅に例の掛け声をしたため、菓子の手持ちがない裟羅は多いに焦ったのだ。
物珍しさに加え、裟羅の仮装と将軍様の参加が噂になったこともあり、次年の開催を求める声が多くあがった。
3594裟羅が離島広場に着くと、屋台がにぎわい、妖怪に扮した人々の掛け声が響いていた。
この祭りは去年八重堂が社奉行と提携して催したものだ。異国の風習を稲妻風にアレンジしたもので、人々は妖怪に仮装し、この掛け声で菓子を交換するのだ。
しかし広場のあちこちで聞こえる掛け声は、裟羅にとっては少し困った思い出でもある。
去年、神子にはめられ仮装させられた裟羅は、その姿を将軍様に見られてしまったのだ。裟羅が祭りに参加していると勘違いした将軍様が裟羅に例の掛け声をしたため、菓子の手持ちがない裟羅は多いに焦ったのだ。
物珍しさに加え、裟羅の仮装と将軍様の参加が噂になったこともあり、次年の開催を求める声が多くあがった。
でゅわー
DONE稲妻の召喚王グランプリ大会後に烏有亭でご飯する、神子と心海と二人に巻き込まれ気味な裟羅さんのお話です。油揚げ、ウシノシタ、頑固頭「おお。裟羅に海祇島の巫女殿、奇遇じゃな」
日暮れ前の鳴神島、烏有亭に入った裟羅と心海はとカウンター席の神子に声をかけられた。
「宮司様もいらしてたのですね。本日は準優勝おめでとうございます。素晴らしい戦いでした」
「八重宮司、本日はありがとうございます」
「うむ」
今日離島では『召喚王グランプリ』という七聖召喚の大会が開催されており、その決勝戦で心海は神子を破り優勝したのだ。
「しかし天領奉行の大将と海祇島の指導者が一緒とは。珍しい組み合わせじゃのう」
「はい。大会の後に珊瑚宮殿と対局の約束をしたのですが、ついでに早めの夕食をと思いまして」
「ふむ、そうか……」
神子はなにやら考え込んだ。
「……妾も巫女殿と七聖召喚の再戦を約束しておるし、せっかくならあちらの座敷席で一緒にどうじゃ」
4465日暮れ前の鳴神島、烏有亭に入った裟羅と心海はとカウンター席の神子に声をかけられた。
「宮司様もいらしてたのですね。本日は準優勝おめでとうございます。素晴らしい戦いでした」
「八重宮司、本日はありがとうございます」
「うむ」
今日離島では『召喚王グランプリ』という七聖召喚の大会が開催されており、その決勝戦で心海は神子を破り優勝したのだ。
「しかし天領奉行の大将と海祇島の指導者が一緒とは。珍しい組み合わせじゃのう」
「はい。大会の後に珊瑚宮殿と対局の約束をしたのですが、ついでに早めの夕食をと思いまして」
「ふむ、そうか……」
神子はなにやら考え込んだ。
「……妾も巫女殿と七聖召喚の再戦を約束しておるし、せっかくならあちらの座敷席で一緒にどうじゃ」