Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    hanten102

    @hanten102

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 47

    hanten102

    ☆quiet follow

    ガンダムSEED(キラカガ)LOVE編*キラフレ要素があります。
    フレイとの事を知って、自分も知りたい!とするカガリの話。両片思い。一応雰囲気エロなのでワンクッション。
    〇本日の再掲祭り
    キラカガ44作品目。2021/11/13/

    #キラカガ

    ガンダムSEED(キラカガ)ドキドキした。凄く凄くドキドキした。
    自分の身の周りで、そんな話聞かなかったから。
    キラと情熱的な赤髪の少女が・・そういう関係だと知って。
    砂漠の夜は熱くて・・・初めて「異性」だと意識した。


    ベッドに座り込んでむっとした顔で睨みつける。相手はたじたじと言った顔だった。
    「・・・ダメか?」
    「僕らはそもそも姉弟だし・・こういうことは恋人同士がする事だからね?」
    「私はキラが好きだ!!それだけじゃ足りないか?」
    「僕もカガリが好きだよ・・でもカガリの好きと僕の好き、本当に同じなのかな?」
    優しくカガリの肩に脱ぎ散らかした上着をかける。カガリは服を脱いで下着姿でキラを見上げていたのだ。
    カガリに部屋に誘われた。ついて来たら、急に服を脱ぎだしたからキラは驚くばかりだった。
    キラの首に腕が回されて、ぎゅうっと抱きしめられた。
    「・・・好きじゃなくてもいい。抱いてくれないか?」
    「カガリ・・・」
    「お前が好きだ。キラが好きだ。お前を感じたい。・・・いけない事か?」
    どうしたら伝わるのだろう?これは恋なのだろうか欲情なのか?ただひたすらにキラが欲しいのだ。この身に、全身に、キラを浴びたい。
    ベッドに横になって抱きついた形で誘惑する。
    ねえどんな風に彼女を抱いたの?
    どんな感じがしたの?
    (私にも与えて欲しい・・・知りたい)
    キラは困った風に眉ねを寄せていたが、意を決したようにカガリの唇に唇を重ねた。
    ドクンと心臓が跳ねて、まるで急激に生き返ったかのようだった。ドクドクと速まって行きカガリは全身が火照り出すのを感じた。
    求めるように口づけが深くなると頭の中がパニック状態になった。
    おかしい・・・望んでいた筈なのに。
    途端に恥ずかしくて堪らなくなって来る。
    口づけが解けて、目の前のキラは自分の顔を見てニッコリと微笑んだ。
    「まだ、僕らには早かったみたいだね」
    「ううううう・・」
    上着を急いでかけると前を慌てて合わせる。キラに見られていると鼓動が弾けてしまいそうだ。
    「あ、でも・・カガリの好きが、僕の好きと一緒だったみたいで嬉しかったな」
    「・・そうなのか?」
    「僕もカガリにドキドキするし、キスしたいし抱きたいと思ってるよ。・・だからその、ちょっと今回みたいなのは、軽率にして欲しくない・・・」
    顔が赤くなりすぎて、湯気が出てきそうなカガリは、キラが照れたように告白するのをただ聞いていた。ビックリして声を荒げる。
    「両想いだったのか?!」
    「結果的にはそうだね。・・でも、今日はもうこれ以上は進まない方が良さそう」
    「・・・・・」
    「準備がいるでしょ?僕も、カガリも?」
    コクコクと頷いた。いっそ欲情だけだったらどれだけ良かったか。好きなのだ。どうしようもなく。
    無自覚だった。軽はずみだった。その事をつくづくと恥じた。
    だから・・・
    「「次は・・・ちゃんと」」
    瞳がかち合う。声も合わさって、二人でふふっと笑った。
    果たして自分はキラを受け入れられるだろうか・・こんなに恋をしていて。
    少女のまま裸足で走った。君の元へと。今度は受け止めて欲しい。


    すぐ大人になるから待ってて
    お題配布元「確かに恋だった」(創作向けお題bot)@utislove様より。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works